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ソビエトの核実験に対する抗議文(1987年12月27日)

ページ番号:0000009379 更新日:2019年10月21日更新 印刷ページ表示

駐日ソビエト大使館 特命全権大使
ニコライ・ニコラエビッチ・ソロビヨフ閣下

抗議文

核兵器廃絶が、人類の生存にとって、最優先課題であることは、今や世界の共通認識である。

貴国と米国の間で中短距離核廃棄条約が調印され、世界の良識は、核兵器廃絶に向けての歴史的第一歩と高く評価し、次の目標である戦略核兵器の削減に向けて大きな期待をもって注目しているなか、それを無視し貴国が十二月十三日、二十日に引き続き、またしても核実験を強行したことは、その切実な期待を踏みにじる暴挙であり、強い憤りを覚える。

ここに世界最初の被爆地広島の市民を代表して、度重なる核実験に対し、重ねて厳重に抗議する。

貴国は、核兵器のない、真の国際平和の実現を求める国際世論を、真摯に受けとめ、直ちに核実験を停止するとともに、明年予定されているソ米首脳会談において、戦略核兵器の廃絶等、残された課題の解決に向けて全力を傾注されるよう強く要請する。

1987年12月27日

広島市長 荒木 武