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フランスの核実験に対する抗議文(1995年9月6日)

ページ番号:0000009359 更新日:2019年10月21日更新 印刷ページ表示

駐日フランス共和国大使館
特命全権大使
ジャン・ベルナール・ウーブリュ 閣下

抗議文

この度、貴国が核実験中止を求める国際社会の強い願いを無視し、南太平洋の非核地帯の中で、核実験を強行したことは、人類への背信行為であり、許されない暴挙である。

核保有国の責務である核軍縮努力を怠り、東西冷戦体制終結後の今なお核抑止力を信奉し続ける貴国に対して、世界最初の被爆都市広島の市民を代表し厳重に抗議する。あわせて核実験の即時全面禁止を求める。

1995年9月6日

広島市長 平岡 敬