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フランスの核実験に対する抗議文(1995年10月28日)

ページ番号:0000009356 更新日:2019年10月21日更新 印刷ページ表示

駐日フランス共和国大使館
特命全権大使
ジャン・ベルナール・ウーブリュ 閣下

抗議文

国際世論の強い非難を無視して、また、伊藤長崎市長とともに先般貴国外務省を訪ね、核実験の中止を要請したにもかかわらず、貴国が三たび南太平洋で核実験を強行したことに対し、怒りを込めて厳重に抗議する。

核保有国の責務である核軍縮努力を怠り、核の力の増強を図るため、繰り返し核実験を実施する貴国の行為は、国際社会の信頼を裏切る暴挙である。

世界最初の被爆都市広島の市民を代表し、核実験の即時全面中止を求める。

1995年10月28日

広島市長 平岡 敬