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フランスの核実験に対する抗議文(1995年11月22日)

ページ番号:0000009355 更新日:2019年10月21日更新 印刷ページ表示

駐日フランス共和国大使館
特命全権大使
ジャン・ベルナール・ウーブリュ 閣下

抗議文

国際司法裁判所で核兵器の違法性が審理されている最中に、また、先日の国連総会第一委員会において核実験停止決議が採択された直後に、4回目の核実験を強行した貴国に厳重に抗議する。

貴国の行為は、包括的核実験禁止条約(CTBT)締結まで核実験を自制すると約束した国際的な合意を踏みにじり、国際社会の信頼を裏切るものである。

貴国が、核廃絶を求める国際世論を真摯に受けとめ、核実験を即時に中止し、核保有国の責務である核軍縮を誠実に進めることを要求する。

1995年11月22日

広島市長 平岡 敬