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広島市監査公表第39号
平成26年10月30日
広島市監査委員 佐伯 克彦
同 井上 周子
同 沖宗 正明
同 渡辺 好造
広島市長から監査の意見に対する対応結果について通知があったので、当該通知に係る事項を別紙のとおり公表する。
(別紙)
監査の意見の要旨 |
対応の内容 |
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一般財団法人広島市学校給食会(以下「市学校給食会」という。)と広島市の間には、明示された契約関係は存在していない。いわば、慣習的に業務の分担を行っている。献立作成は学校の設置者すなわち広島市が責任を持って実施すべきであり、その献立に従って食材を購入するのは市学校給食会である。市学校給食会には広島市から運営費の補助金が支払われる。また保護者等から収受する学校給食費は、学校を通して市学校給食会へ入金される。一見、市学校給食会と保護者の間に広島市は介在しないようにみえるが、その学校給食費を事実上決定するのは広島市である。このように関係が相互に絡み合っているにもかかわらず、これまで明確な取決めはなされていない。他の政令指定都市でも同様ということであり、当事者は現状で何も不都合はないかもしれないが、外部からみると極めてわかりにくい関係であるのも事実である。 |
広島市と市学校給食会との間で、次の事項を主な取決め内容とする、「学校給食用物資調達等に関する協定書」を平成26年3月31日付けで取り交わすことにより、広島市と市学校給食会との学校給食用物資の調達等に係る関係の明確化を図った。
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