本文
広島市監査公表第5号
令和3年2月10日
広島市監査委員 谷本 睦志
同 井戸 陽子
同 八條 範彦
同 大野 耕平
広島市長から監査の意見に対する対応結果について通知があったので,当該通知に係る事項を別紙のとおり公表する。
(別紙)
1 監査意見公表年月日
平成23年2月7日(広島市監査公表第7号)
2 包括外部監査人
赤羽 克秀
3 監査意見に対する対応結果通知年月日
令和3年2月2日(広業一第38号)
4 監査のテーマ
市有財産の有効活用について
5 監査の意見及び対応の内容
未利用地について(船越焼却場,瀬野焼却場)
(所管課:環境局業務部業務第一課)
監査の意見 |
対応の内容 |
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船越焼却場及び瀬野焼却場は,昭和63年にごみ処理施設として稼働を停止し,現在のところ両施設ともに未利用であり,今後の利用計画もないにもかかわらず長期間にわたり行政財産のままとなっている。行政財産の用途廃止を行い,普通財産とする必要がある。 両施設ともダイオキシン類の問題等で建物を解体するには多額な解体費用を要し,また,解体の必要性も当面ないことから建物等がそのまま放置されている。 しかし,このままずっと解体しないで放置しておいてよいかと言うと,いつかは広島市の責任で解体する必要があるはずである。特に船越焼却場は市街地にあるため,町の美観という観点からもお金をかけて町をきれいにするという考え方が必要である。 |
監査の意見を受け,船越焼却場及び瀬野焼却場について,平成23年3月に行政財産の用途廃止を行い,普通財産とした。 なお,両施設については,施設を解体した後その跡地を売却することとしており,これまで解体に向けた検討を進めてきたが,解体まで時間を要することから,利用可能な部分について,当面,廃棄物処理業者の駐車場用地としてその一部を貸し付け,利活用を図ることとする。 |