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本市では、高齢者人口が年々増加しており、とりわけ団塊の世代が全て75歳以上となる2025年以降は、介護が必要な高齢者への支援に対するニーズが増加する一方で、支え手となる人が大幅に不足する見込みです。
こうした中、介護が必要な方が安心して生活できるよう、地域の中でこうした方のサポートを行っていただく担い手を増やしていくことが必要です。
そこで、介護が必要な方の特性を理解し、基礎的な知識と技術を学ぶことで、日常生活や職場の中で介護の必要な方やその家族のサポートができる「ひろしま介護サポーター」を養成する講座を開催します。
講座の講師は、福祉の現場で働く「介護のプロ」が務めます。
受講された方には、介護が必要な方の「支え手(サポーター)」になっていただくとともに、介護施設で働いたりボランティア活動を行うなど介護の仕事に携わる人の「応援者(サポーター)」になっていただくことも期待しています。
1回あたり6時間の講座です。
介護施設・事業所に勤務する経験豊富な介護福祉士や、「ひろしま介護マイスター」として活躍する職員が務めます。
【主なカリキュラム】
9時00分~12時00分 講義・演習(介護に関する基本的理解)
12時00分~13時00分 休憩
13時00分~14時00分 演習(コミュニケーションの基本)
14時00分~16時00分 実技(車いすなどを使った移動介助方法等)
市内在住の方、市内の事業所や学校等に勤務・通学する方で、原則5人以上のグループでお申込ください。
(1回当たりの上限20名程度)
地域の人たちで |
町内会、老人クラブ、子ども会、防災・防犯会、女性会、ボランティア団体、 |
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地域の企業・団体で |
商工会議所、商工会、同業者組合、金融機関、スーパーマーケット、 |
学校で |
高等学校、大学、教職員、PTA など |
講座を修了した方には、修了証を交付します。
※「高齢者いきいき活動ポイント」の対象になります。
市民グループや町内会などの地域団体、学校による受講の場合は、無料です。
企業による受講の場合は、1回当たり2万8千円をご負担いただきます。
※企業による受講であっても、退職予定者を対象として実施する場合は無料です。
原則、受講者が用意した会場に講師を派遣します。
介護実技ができるスペースが必要です。
※詳細は、広島市老人福祉施設連盟にお問い合わせ、ご相談ください。
(業務委託先)公益社団法人広島市老人福祉施設連盟<外部リンク>
〒732-0822 広島市南区松原町5-1 広島市総合福祉センター内
電話:(082)207-0567 ファックス:(082)207-0576
※申し込みは、講座開催日の概ね30日前までにお願いします。