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ページ番号:0100000260更新日:2019年10月21日更新印刷ページ表示

感染症情報/水痘(みずぼうそう)

水痘(みずぼうそう)とは(届出基準と届出様式

 水痘帯状疱疹ウイルスによって起こる病気で、発熱と水疱を主な症状とします。その感染力は麻しんよりは弱いが、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)や風しんよりは強いとされています。一般的には軽症で、発熱も38度前後の熱が2~3日続く程度ですが、まれに合併症を起こすことがあります。

感染経路

 感染した人のせきやくしゃみによって、唾液などの飛まつとともに放出されたウイルスを、吸い込むことによって感染します(飛まつ感染)。また、患者の水疱の内容物から接触感染することが考えられます。

症状・流行時期・好発年齢

症状

 潜伏期間は2週間程度(10~21日)で、子どもの場合、通常赤い発しんで始まり、その後水疱になり、最後にかさぶた状になって治っていきます。急性期には、全身にこれらの発しんが混在するのが特徴で、かゆみを伴います。

 発熱は通常38℃前後が2~3日続き、倦怠感を伴いますが、一般的には軽症の病気です。
 まれに、皮膚の二次性細菌感染、脱水、肺炎、無菌性髄膜炎、脳炎などの合併症を起こす場合があります。合併症は子どもに比べて成人の方が起こす割合が高く、重症化しやすい傾向にあります。

 水痘帯状疱疹ウイルスは一度感染すると、水痘が治っても体内の神経節に潜伏する性質があります。このため、将来免疫力が低下したときに帯状疱疹(体の片側に帯状のかゆみや痛みをともなう赤い発しん、水ぶくれができる病気)を発症することがあります。

流行時期

 年間を通じて発生がみられます。特に12月~1月にかけて多く発生し、2~3月はやや少なくなりますが、4~5月に再び増加する傾向にあります。7月~10月頃は最も発生が少ない時期です。

広島市の報告状況

好発年齢

 年齢階層別では、乳幼児の占める割合が高く、0歳児を除けば年齢が低くなるほど報告数が多くなっています。広島市の感染症発生動向調査における過去5年間(2009年~2013年)の集計によると、5歳以下の患者が占める割合は87%となっています。

治療方法

 抗ウイルス剤(ウイルスの増殖を抑える薬)であるアシクロビルがよく効きますが、医師の処方箋が必要です。水疱に対しては、カチリなどの湿疹用外用薬が使われます。

 解熱剤については、アスピリンなど子どもが使用してはいけないものがありますので、かかりつけの医師によく相談されることをお勧めします。

予防方法

 患者との接触をできるだけ避けることが大切です。

 また、予防接種を受けることが効果的です。これまでは任意接種(有料)でしたが、平成26年10月1日から、水痘の定期予防接種が開始され、接種対象年齢のお子さんは予防接種法に基づく定期予防接種として水痘ワクチンの接種を無料で受けることができます。接種対象年齢になったら、なるべく早くワクチンを接種しましょう。

登校登園について

 学校保健安全法では、第二種感染症に指定されており、すべての発しんが痂皮化(かさぶたになること)まで出席停止となります。(ただし、医師によって病状により感染のおそれがないと認められた場合はこの限りではありません。)

参考

  • 水痘<外部リンク>(厚生労働省)
  • 水痘とは<外部リンク>(国立感染症研究所)
  • 水痘とは<外部リンク>(広島県感染症・疾病管理センター)

関連情報(全数把握疾患:水痘(入院例に限る。))