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インフルエンザ流行状況(2019/20シーズン)

ページ番号:0000184447 更新日:2020年9月28日更新 印刷ページ表示

※2019/2020シーズンは、2019年第36週(9/2-9/8)~2020年第35週(8/24-8/30)です。
 週と対応する期間の日付との関係については、国立感染症研究所ホームページ「報告週対応表<外部リンク>」を参照してください。

※インフルエンザは、広島市内37か所のインフルエンザ定点医療機関から毎週報告されています。
 「定点当たり報告数」とは、定点医療機関からの報告数を定点数(37)で割った値のことで、1医療機関当たりのインフルエンザ報告数を表しています。

流行の推移

 2019/20シーズンは、2019年第45週(11月4日~11月10日)に定点当たり1.59人の報告があり、流行開始の目安とされる定点当たり1.00人を超えました。

 その後、報告数は増加し、第49週(12月2日~12月8日)に定点当たり13.4人と注意報レベル(定点当たり10.0人)を超え、第51週(12月16日~12月22日)には定点当たり22.2人と流行のピークとなりました。

 第52週(12月23日~12月29日)以降は減少傾向となり、2020年第12週(3月16日~3月22日)には定点当たり0.42人と定点当たり1.00人を下回り、ほぼ終息状態となりました。 

【グラフ】

【表】

年齢階層別報告数

 5歳間隔の年齢階層別構成比は、5~9歳(38%)、4歳以下(21%)、10~14歳(18%)の順に多く、15歳未満が77%を占めていました。

【グラフ】

インフルエンザウイルス検出情報

 広島市衛生研究所では、 2019/20シーズン(9月以降)に、感染症発生動向調査等の検査で延べ48人の患者からインフルエンザウイルスを検出しました(*)。型別内訳は、インフルエンザウイルスA(H1N1)2009型が43件、 インフルエンザウイルスA香港型が1件、インフルエンザウイルスB型(ビクトリア系統)が4件でした。

 また、基幹病院2か所による迅速診断キット検査結果では、インフルエンザウイルスが3,809人から検出されました。型別内訳は、A型陽性が3,447人、B型陽性が362で、A型陽性が90%でした。

(*)ウイルスの検査結果は、感染症発生動向調査における病原体定点医療機関においてランダムに採取された検体の他、インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等の患者から採取された検体を検査した結果も含んでいます。

【グラフ】

【表】

インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等(集団かぜ)の状況

 広島市では、10月31日(第44週)に2019/20シーズン初めてのインフルエンザ様疾患による学級閉鎖等が報告されました。

 その後も新たな発生が続き、流行のピークとなった第51週(12月16日~12月22日)には1週当たり29件の報告がありました。

 1~2月は1週当たり10件程度の報告がありましたが、第10週(3月2日~3月8日)以降、報告はなくなりました。

 2019/20シーズンの累計は174件で、昨シーズンの累計221件と比べて減少しました。

【表】