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震災から3年を迎えて(市長メッセージ)

ページ番号:0000001713 更新日:2021年4月1日更新 印刷ページ表示

平成23年(2011年)3月11日の東日本大震災の発生から本日で丸3年を迎えることとなりました。改めまして、犠牲になられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族や被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。

被災地では、ふるさとの復興・再生に向けた懸命な努力が続けられていますが、今なお、多くの方が避難生活を余儀なくされており、広島市へも、原発事故の影響が色濃く残る福島を始め、被災地から多くの方が避難しておられます。

広島市は、69年前、原子爆弾により一瞬にして焼け野原と化し、当時は「70年あるいは75年は草木も生えない」と言われました。しかし、先人たちのたゆまぬ努力と、国内外からいただいた御支援により、見事に復興を果たすことができました。

復興の困難を体験した広島市は、東日本大震災の被災地における復興・再生が少しでも早く進むよう、被災地の方々の気持ちに寄り添って、引き続き応援したいと考えています。このため、被災地復興に取り組む自治体への職員派遣や、被災地から本市へ避難しておられる方々への支援に引き続き取り組んでいくとともに、震災や被災地への関心が薄れることのないよう市民への情報発信に努め、市民と一体となった支援の環が広がって行くよう取り組んでまいります。

市民の皆様には、被災地の復興や避難されている方々への温かい御支援を賜っておりますことを感謝申し上げますとともに、今後とも、こうした取組への御支援、御協力を賜りますよう、改めてお願い申し上げます。

平成26年(2014年)3月11日 広島市長 松井 一實