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震災から2年を迎えて(市長メッセージ)

ページ番号:0000001711 更新日:2021年4月1日更新 印刷ページ表示

 平成23年(2011年)3月11日に発生した東日本大震災から2年が経過しました。改めまして、不幸にして亡くなられた皆様の御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族の皆様、また、被災された皆様に衷心よりお見舞い申し上げます。

 御存知のとおり、東日本大震災は、地震と津波による直接の被害が甚大であったことに加え、深刻な原子力発電所の事故が重なり、未曾有(みぞう)の大災害となりました。被災地では、今もなお復興に向けた懸命な取組が進められています。

 広島市としましては、震災発生直後から被災地に職員を派遣し、救助活動や医療・保健活動、震災復興業務などに従事させるとともに、市民の皆様には、被災地へお届けする支援物資や義援金を募り、また、被災地から本市に避難されてきた方々には、各区役所を通じて様々な生活支援を行うなど、これまで本市として出来得る限りの支援を行うよう努めてまいりました。

 広島市は、戦後、灰じんに帰したにもかかわらず、先人たちの努力と、日本国内にとどまらず、全世界から御支援を頂いたことにより、驚くほどの早さで復興を果たすことができました。

 被災地の復興が一刻も早く進むよう、本市としましても、被災地における復興に向けた取組への支援や、被災地から本市に避難しておられる方々へのきめ細かな支援などに引き続き取り組んでいくとともに、今後も、震災や被災地への関心が薄れることのないよう、積極的な情報発信などに努めてまいりたいと考えています。

 市民の皆様にも、こうした取組に対しまして、これまでと同様に、温かい御支援、御協力を賜りますよう、改めてお願い申し上げます。

平成25年(2013年)3月11日 広島市長 松井 一實