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ページ番号:0000199532更新日:2020年12月25日更新印刷ページ表示
陳情第127号
安心して子どもを生み育てられるように広島市の保育予算を増やし保育行政の充実を求めることについて
(要旨)
広島市では、いまだに待機児童が解消されていないにもかかわらず、「広島市幼児教育・保育ビジョン」では、公立保育園の定員削減・統廃合の方針が示された。これは保育の公的責任の放棄とも言える。近年、豪雨や災害が頻発しており、さらに新型コロナウイルスの感染拡大が進み、これまでにない不安な状況になっている。こうした中でも保育所は原則開所しており、社会の中で保育所の果たす役割と使命の大きさが改めて浮き彫りになった。
安全・安心な保育を保障するために人員配置基準・面積基準の大幅な引上げを求める。
これからも市町村の保育実施責任を果たし、広島市の保育を全国に誇れるものにしていくために、下記の事項について連署をもって陳情する。
記
1 広島市の責任で、非常事態・災害状況でも子どもの安全を確保し、発達を保障する質の高い保育を格差なく実現するために、保育園の基準を抜本的に引き上げること。
(1) 施設条件などの保育環境に関わる基準を引き上げること。
(2) 職員の配置基準を改善し、増員を図ること。
2 保育園で働く職員の賃金を、専門職にふさわしく改善すること。
3 全ての子どもが等しく質の高い保育を無償で受けられるようにすること。
4 認可保育所等を整備し、待機児童を解消すること。
5 公立保育園を減らさないこと。定員削減もしないこと。また、公立保育園の正規職員も減らさないこと。
6 認可保育園等での3歳以上児の給食は主食を含めた完全給食にすること。