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ページ番号:0000123567更新日:2020年2月21日更新印刷ページ表示

請願第8号

会計年度任用職員制度導入に伴う公立保育園の正規職員削減計画の撤回を求めることについて

(要旨)
 
 広島市は2020年度より、非正規職員を「会計年度任用職員」とする制度を導入し、保育士や給食調理員について、正規職員を削減し、非正規職員で対応することを計画している。
 公立保育園には経験豊富な職員が多く、その経験に基づく質の高い保育に、保護者は厚い信頼を寄せている。今回の計画は、保育園における職員の割合について、正規職員を削減し非正規職員で補うというものであり、子どもの受ける保育にも大きく関わるものと受け止めている。
 正規職員よりも低い待遇で働く非正規職員は、総務省の「会計年度任用職員制度の導入等に向けた事務処理マニュアル」にも、「長期にわたって継続して勤務できるといった誤解を招かないよう」に留意することとされ、期間限定の職員という位置付けである。保育園で培われてきた先生方の経験を引き継ぐという考え方を持たない職員なのである。私たち保護者は、経験豊富な職員が減少し、保育の質が損なわれることを強く危惧している。また、残った正規職員の責任はますます重くなり、定年まで勤めることなく退職する職員が増加することも心配している。
 今でも年度途中の正規職員の退職や休業を正規職員で賄うことができておらず、非正規職員が正規職員の代わりを果たしている実態がある。保育園の現場で、正規職員と非正規職員の業務を明確に区別することは困難で、保育士不足が深刻な現状では、業務内容に見合った待遇でなければ、職員の確保ができないために待機児を受け入れられない状況が拡大することになってしまう。
 保育士資格を持っていても仕事に就くことを選択しない原因が、働く環境と給与にあることは、既に社会的に認知されていることである。会計年度任用職員制度が導入されても、働き続けられる環境になるわけではない。「同一労働・同一賃金」の考え方に基づく整備が進めば、正規職員の負担は更に増すのではないだろうか。現場を無視した計画を押し付けるのでは、保育士になりたいという人が増えるはずがない。
 保育園の職員は、子どもを育み、子育て家庭の支援を担っている。在園児だけでなく、地域の子育て家庭も支援する重要な役割を背負っているのである。知識・経験・スキルアップができる就労環境は、広島市の子育て支援を更に充実させることにつながる。また、災害が多発する広島市で、公立保育園は重要な役割を果たしてきた。非正規職員ばかりになった公立保育園で、その非正規職員に災害時の大変な業務と責任を負わせるつもりなのであろうか、子どもの安全は確保できるのであろうか。
 私たちは、以上のことから、公立保育園において、正規職員を中心とした雇用の実現、非正規職員の待遇改善によって、職員が働き続けられる環境を整備することが重要と考え、下記の事項について請願する。

1 広島市公立保育園において、会計年度任用職員制度導入に伴う正規職員の削減計画を撤回すること。
2 広島市公立保育園における非正規職員の割合を、これ以上、増やさないこと。

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