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待機児童解消に向けた緊急的な対応と保育士等の処遇改善を求める意見書案(28年6月16日)
意見書案第10号
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣 あて
総務大臣
財務大臣
文部科学大臣
厚生労働大臣
少子化対策担当大臣
広島市議会議長名
待機児童解消に向けた緊急的な対応と保育士等の処遇改善を求める意見書案
政府は、平成25年度から平成29年度まで、「待機児童解消加速化プラン」に基づき、保育園等の受入児童数の拡大や保育士の処遇改善などに取り組んでいますが、平成27年4月1日現在、全国の待機児童は依然として2万人を超えています。
こうした中、政府は、本年6月2日に「ニッポン一億総活躍プラン」を閣議決定し、保育の受け皿整備や保育士等の処遇改善など、同プランに関する施策については、財源を確保し、優先して実施していくこととされています。
待機児童解消を実現するためには、受け皿の整備や保育人材を確保するための処遇改善などの総合的な支援策を早急に進めていく必要があります。
よって、国会及び政府におかれては、下記の措置を速やかに講じられるよう強く要請します。
記
1 待機児童を解消し、地域の子ども・子育て支援を拡充するため、認可保育園等の整備、保育士等の処遇改善などに必要な財源を十分に確保すること。
2 保育の質を良好なものとするよう職員配置基準を引き上げるとともに、賃金引上げやキャリアアップ支援など、保育士等の更なる処遇改善を検討すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。
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