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ページ番号:0000011016更新日:2019年10月21日更新印刷ページ表示

陳情第19号

聴覚障害者認定検査の正常化について

(要旨)

要旨
 広島市における聴覚障害者認定検査は、身体障害者福祉法別表及び聴覚障害者認定基準によらず、市独自か、または医師独自の方針と思われる方法で実施されているが、それは法の主旨から逸脱しており、聴覚障害者(感音性難聴者)の実態にそぐわない方法であり、障害者救済にならないので、定められた方法で検査するよう再三市担当課に申し入れた。しかし市担当課は現行方法に固執して改めようとはせず、ゆがんだ福祉行政が行われているので、市議会の良識によって聴覚検査が正常に行われるよう陳情する。

理由
 私は89歳であるが70歳台後半から夫婦間の会話が少なくなり、現在は補聴器なしでは会話不能である。相手の声質、発音の良否にもよるが、声は聞こえても何と言っているのかほとんど分からない。高価な補聴器を使っても2・3割しか理解できない。テレビの音声も34レベルではほとんど聞こえず、専ら字幕かヘッドホンに頼っている。

1 平成24年、相手の言うことが理解できないことが多くなり、もしかしたら聴覚障害者に該当するかもしれないと思い、身体障害者福祉法を調べた。別表二の3は「両耳による普通話声の最良の語音明瞭度が50パーセント以下のもの」となっており、平たく言えば「両耳に補聴器もヘッドホンも付けないで、普通の会話音声がはっきり理解できる割合が50パーセント以下のもの」ということであるから私はそれに該当すると思い、安佐北区役所高陽出張所で申請用紙をもらい指定医の検査を受けた。
2 しかし語音検査も純音検査に使用したオージオメータで片耳ごとに検査するので「耳に何もつけないで、一度に両耳の検査をしてください」と申すと「そんな設備はない」と言って断られた。
3 それから広島市役所の障害福祉課とのやり取りになるが、私の言い分は無視され、あくまでも現行方法に固執して改めようとはしない。私があきれたのは「身体障害者認定基準(聴覚機能障害)でも、語音による検査は『検査に当たっては、通常の会話音の強さでマイク又は録音機により発声し、その音量を適度に調節し、被検査者に最も適した状態で行う』となっているではないか」と申すと、担当者は「オージオメータを使ってはいけないと書いてないので間違いではない」と言うのである。広島市役所ではこういうへ理屈が通用するのであろうか。
4 私は障害福祉課とのやり取りに限界を感じ、厚生労働省の障害認定係長に広島市の聴覚障害者認定の検査方法を改めるよう指導してほしい旨依頼した。すると「機器の指定はないので適当なものを選んで使用するように」と連絡があったことを障害福祉課は認めたが現行方法を変えようとはしない。
5 私の難聴も進んだので他の指定医3人の聴覚検査を受けたが3人とも語音検査はしていなかった。このようなずさんな聴覚検査の実態を障害福祉課に伝えたが無視された。
6 固定観念に凝り固まった障害福祉課を相手にしていたのではらちが明かず、個人の力の限界を感じたので、公明正大で市政のお目付け役である市議会にお願いするほかはないと思い、平成26年12月に本件と同じ件名で陳情書を提出したが、翌年4月議員改選で審議未了になった。
7 私は残念に思ったが、このまま引き下がれば感音性難聴で困っている人々が永久に法の保護を受けられないと思い、再度、最初に検査を受けた医院に行った。そこで目にしたのは私が提出し、審議未了になった陳情書である。先生が「聴覚検査は予約制になった。検査は3回する。語音検査は一番後にする。それより広島市民病院に決定権を持つ先生がおられるので、紹介状を書くから広島市民病院で検査を受けた方が早い」と言われたので、紹介状を持って広島市民病院へ行った。検査3回とは明らかに嫌がらせであり、差別だと思う。また、市議会に提出した陳情書がなぜ検査現場にあるのか不審に思った。
8 広島市民病院の先生は私と顔を合わせるといきなり「検査方法に文句があるらしいが」と言われたので「法令にのっとった検査を要望しているのです」と申すと、何やらぶつぶつ言っておられたが、何と言われたのか私には分からない。続いて先生は「検査は3回する。費用が掛かってもよいか」と言われたので「構いません」と言って検査を受けた。最初は純音検査かと思っていたら語音検査である。終わって検査資料をもらったが、安佐市民病院もそうであったように、普通の会話音と言われる60dbの検査を省いて65dbからオージオメータによる片耳ごとの検査であった。60dbの検査値が良くなかったから隠したと勘繰られても仕方ないと思う。それまでの検査を含めて検査数値は下表のとおりである。

  Y医院 安佐市民病院 広島市民病院
db
100       60    
95     65     60
90       65    
85     75   60 65
80 65 45   65    
75     80   80 60
70 50 30   25    
65     40   50  
60 35 10        
検査日 2014.1.18 2014.10.30 2015.7.13

 (注)dbの目安
 60db 〜 普通の会話音
 70db 〜 掃除機・騒々しい事務所
 80db 〜 地下鉄の窓を開けた車内・ピアノ
 90db 〜 大声による独唱・騒々しい工場内
 100db 〜 電車が通るときのガード下
 Y院の検査方法には異論があるが数値は納得できる。安佐市民病院・広島市民病院はなぜ60dbの検査を省いたのであろうか。なぜ同レベルで両耳検査をしないのであろうか。
9 聴覚検査を受ける際「詐病に注意している」と言われたが、それは当然のこととしても被検査者に言うべきことではないと思う。さらに、障害福祉課は「障害者が増えれば社会保障費が増える」と言ったが、私は障害福祉課の本音はそこにあると思う。現行検査方法の効果か、広島市の聴覚障害者はネットによると、平成23年から平成29年までに増加するどころか5人も減少している。減少の原因は違法検査以外に考えられない。障害福祉課長は「森岡さんは100dbで検査するのが適当と思います」とも言った。100dbと言えば電車が通る高架下の音である。100dbで検査をすれば聴覚障害者はいなくなるはずである。
10 私は骨髄異形成症候群の貧血と、昨年七月に終えた悪性リンパ腫の化学療法による副作用又は後遺症によって体調が極めて悪く、余生も長くないと思っている。私が障害者に認定されるか否かは別として、私の言い分が正しいのか、それとも間違っているのか、それを確認して人生を終えたいと思っている。
11 本陳情書は3回目の提出になる。内容は前の2回とほぼ同じであるが、前2回の審議期間約30か月とはいささか長過ぎはしないであろうか。せめて令和元年中に結論を出していただくよう陳情する。なお、私は日本人で日本国民であると思うが、この頃本件に関わって、私の正論(だと確信している)がなかなか理解されないので、私は広島市民ではないのかと思うようになった。

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