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ページ番号:0000000185更新日:2018年12月26日更新印刷ページ表示

平成29年度 学会発表

学会発表一覧

 学会発表は、行った調査・研究の目的や結果を多くの専門家の前で公表することにより客観的な評価を受けることができ、調査・研究をさらに充実したものにするために極めて重要です。

題目 内容 所属
ダニ媒介感染症の後方視的解析  2012年から2015年までの期間に広島市及びその近郊で発生した重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、日本紅斑熱、つつが虫病の特徴についてまとめた。 生物科学部
2013~2017年に広島市で分離された腸管出血性大腸菌O26:H11(VT1産生)株の分子疫学的解析  2013~2017年に分離された腸管出血性大腸菌O26:H11(VT1産生)株22事例32株について分子疫学的解析を実施し疫学調査との関係性について報告した。 生物科学部
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌の検査状況について(2017年)  2017年に検査を実施したカルバペネム耐性腸内細菌科細菌の検査結果と、それら菌株のカルバペネム耐性に関与すると推定される遺伝子型について発表した。 生物科学部

学会発表 詳細 29_01

学会名 第63回中国地区公衆衛生学会
日時 2017年8月22日
場所 松江市
発表者 藤井慶樹
演題名 ダニ媒介感染症の後方視的解析
内容  2012年から2015年までの期間に当所で検査を行った重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、日本紅斑熱、つつが虫病等のダニ媒介感染症疑い事例について、患者調査票等を参考にして疫学情報を整理するとともに、患者から検出された病原体の遺伝子解析を行った。SFTS、日本紅斑熱は春から秋にかけて患者が発生しており,マダニの活動が活発な時期と一致していた。一方、つつが虫病は秋から初冬にかけて集中的に患者が発生していた。
 市内における発生状況や侵淫している病原体の解析を今後も継続し、適切な情報提供と予防啓発を行うことが重要である。

学会発表 詳細 29_02

学会名 第20回地域保健研究会(第1分科会)
日時 2018年2月5日
場所 広島市
発表者 千神彩香
演題名 2013~2017年に広島市で分離された腸管出血性大腸菌O26:H11(VT1産生)株の分子疫学的解析
内容  2013~2017年に分離された腸管出血性大腸菌O26:H11(VT1産生)株22事例32株について、PFGE法及びMLVA法(7座位)を用いて分子疫学的解析を実施した。複数の事例間でPFGE法、MLVA法共に一致したものの中には、疫学調査による関連性が不明なものもあったが、2017年に発生した2事例に関しては、疫学的関連性の可能性が認められた。分子疫学的解析結果は、疫学情報と照らし合わせて総合的に解釈することが重要であると言える。

学会発表 詳細 29_03

学会名 第20回地域保健研究会(第1分科会)
日時 2018年2月5日
場所 広島市
発表者 青田達明
演題名 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌の検査状況について(2017年)
内容  2017年4月以降、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)感染症届出基準に合致し、収集が可能であったCRE菌株2菌種5株について、カルバペネム耐性遺伝子の検出及びそのシークエンス解析を実施した。菌種の内訳は、Escherichia coliが4株、Enterobacter cloacaeが1株であった。PCR法による耐性遺伝子検出試験の結果、これら5株はいずれもIMP型メタロ-β-ラクタマーゼ(MBL)遺伝子を保有していることが判明した。検出したIMP型MBL遺伝子について詳細なシークエンス解析を実施した。その結果、5株が保有しているIMP型MBL遺伝子は、全てIMP-6 MBL遺伝子であることが明らかとなった。