ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

ページ番号:0000000183更新日:2016年12月14日更新印刷ページ表示

平成27年度 学会発表

学会発表一覧

 学会発表は、行った調査・研究の目的や結果を多くの専門家の前で公表することにより客観的な評価を受けることができ、調査・研究をさらに充実したものにするために極めて重要です。

題目 内容 所属
食中毒事例から分離されたカンピロバクターの分子疫学解析  平成26年5~8月に発生した集団食中毒事例から分離されたCampylobacter jejuniについて血清型別及びパルスフィールドゲル電気泳動による分子疫学解析を行った。 生物科学部
同一事例で検出されたノロウイルスG2/4のN/S領域における塩基配列差についての検討  二枚貝喫食事例では、同一の遺伝子型のノロウイルスが検出されても、塩基配列の微妙に異なる複数のウイルスが混合感染している可能性が高いと考えられた。  生物科学部
食中毒事例から分離されたカンピロバクター菌株の疫学検討  平成26年5月~8月にかけて発生したカンピロバクターを原因とする集団食中毒事例等から分離されたCampylobacter jejuni菌株について血清型別及び遺伝子型別(パルスフィールドゲル電気泳動法、flaAのPCR-RFLP法)による疫学的検討を行った。 生物科学部
微小粒子状物質(PM2.5)と有害大気汚染物質との関連性について  平成24年~平成26年に広島市で実施したPM2.5常時監視と有害大気汚染物質モニタリングの測定結果を基に、両物質の関連性について調査を行った。 環境科学部
結核菌VNTR型別解析について  広島市内で分離された結核菌株のVNTR型別と系統分類について検討した。 生物科学部
平成27年度アレルギー食品検査について  平成27年度、特定原材料「そば」について16食品の検査を実施したので、その結果について報告する。 生活科学部
ダイオキシン類分析データの活用事例  当所で蓄積しているダイオキシン類分析データを活用して、他課からの依頼への相談に対応した事例を紹介する。 環境科学部

学会発表 詳細 27_01 

学会名 第61回中国地区公衆衛生学会
日時 平成27年8月28日
場所 広島市
発表者 井澤 麻由
演題名 食中毒事例から分離されたカンピロバクターの分子疫学検討
内容  市内のカンピロバクターを原因とする食中毒は最も頻度の高い細菌性食中毒となっており、散発、集団共に多く発生している。
 平成26年度はカンピロバクターを原因とする集団食中毒事例が例年に比べ多く発生した。そこで分離された菌株間の詳細な比較を行うため、パルスフィールドゲル電気泳動による分子疫学解析を行った。
 その結果、解析した38株において事例内で患者、鶏肉由来株の遺伝子型が一致したことから鶏肉が何らかの形で原因に関与したことが示唆された。また異なる事例の株でも遺伝子型が一致する株が多数存在したことから、同一の汚染源が由来である可能性が示唆された。
説明資料 講演要旨 [PDFファイル/424KB]

学会発表 詳細 27_02

学会名 第61回中国地区公衆衛生学会
日時 平成27年8月28日
場所 広島市
発表者 藤井 慶樹
演題名 同一事例で検出されたノロウイルスG2/4のN/S領域における塩基配列差についての検討
内容  ノロウイルスG2/4 Sydney 2012亜型を対象として、N/S領域における塩基配列を比較した結果、調理従事者からウイルスが検出された食中毒事例に比べて、二枚貝を喫食している食中毒・有症苦情事例では,同一事例内の患者間で同領域の塩基配列に1~2塩基程度の差が認められることが多い傾向にあった。
 これらのN/S領域における1~2塩基配列差は、遺伝子的な多様性に富むP2ドメイン領域の解析結果から、患者体内でのウイルスの変異によって生じたものではなく、遺伝子型は同じノロウイルスG2/4 Sydney 2012亜型でありなが、塩基配列を微妙に異にする複数のウイルスの混合感染が関与している可能性が高いことが分かった。
説明資料 講演要旨 [PDFファイル/233KB]

学会発表 詳細 27_03 

学会名 第36回日本食品微生物学会
日時 平成27年11月13日
場所 川崎市
発表者 京塚 明美
演題名 食中毒事例から分離されたカンピロバクター菌株の疫学検討
内容  広島市では平成26年5~8月にかけて、カンピロバクターを原因とする集団食中毒事例等が例年に比べ多く発生したため、分離されたCampylobacter jejuni菌株(患者・食品・環境由来等)について血清型別及び遺伝子型別(パルスフィールドゲル電気泳動法、flaA-RFLP法)による疫学的検討を行った。
 その結果、異なる事例からの分離株の多くがPennerO群あるいはUTを示すとともに、類似する2種類の遺伝子型に分類された。一連の集団食中毒事例等が同一又は近縁のPennerO群C.j.により惹起されたことが強く示唆された。
 また保健所の疫学調査で、食中毒原因施設の多くで同一食鳥処理場からの鶏肉の仕入れが認められたため発生予防の観点からの行政対応が行われた。 
説明資料 講演要旨 [PDFファイル/104KB]

学会発表 詳細 27_04

学会名 第42回環境保全・公害防止研究発表会
日時 平成27年12月1日~2日
場所 東京都
発表者 神田 康弘
演題名 微小粒子状物質(PM2.5)と有害大気汚染物質との関連性について
内容  本市では、平成9年度より有害大気汚染物質のモニタリングを、平成23年度より自動測定器による微小粒子状物質(PM2.5)の常時監視を行っている。
 今回、両調査を行っている井口小学校及び比治山測定局の過去3年間(平成24年~平成26年)の調査結果を基に、PM2.5と有害大気汚染物質との関連性について調査を行った。
 その結果、PM2.5と有害大気汚染物質には、調査地点や項目の違いによって相関係数に違いが見られた。また、同一日に両調査を実施した結果を比較したところ、PM2.5の濃度は井口小学校の平成24年5月で特に高い値であり、有害大気汚染物質の多くの項目も濃度が高かった。
説明資料 講演要旨 [PDFファイル/217KB]

学会発表 詳細 27_05

学会名 第18回地域保健研究会(第1分科会)
日時 平成28年2月1日
場所 広島市
発表者 田内 敦子
演題名 結核菌VNTR型別解析について
内容  平成26年以降市内医療機関において本市在住の結核患者から分離同定された結核菌53株を対象にVNTR型別解析を実施した。 
 解析した18領域のVNTRパターンが完全に一致し、同一のクラスターを形成したものは53株中2株のみであった。この2株は同一事業所に勤務する患者から分離されたものであり、VNTR解析が実地疫学調査を補完し、集団感染事例であることを示した例となった。
 VNTRパターンによる系統推定では、非北京株が17株(32.1%)、祖先型北京株が26株(49.1%)、新興型北京株が10株(18.9%)となり,国内の他地域の傾向と同様であった。年齢階級別に系統分布をみると、若年層では感染伝播性、発病性の高い新興型北京株の割合が比較的高い傾向にあり、今後の動向を注視する必要があると考えられる。
説明資料 講演要旨 [PDFファイル/233KB]

学会発表 詳細 27_06

学会名 第29回生活衛生関係業績発表会(兼地域保健研究会第二分科会)
日時 平成28年3月18日
場所 広島市
発表者 田坂 葉子
演題名 平成27年度アレルギー食品検査について
内容  平成13年4月、食物アレルギーを惹起する食品として、特定原材料が定められ、容器包装への原材料表示が義務化された。広島市では特定原材料について年に一品目ずつ収去検査している。平成27年度は「そば」について16食品の検査を実施した。
 検査方法は通知に従い、2社のキット製品を使用し、エライザ法で実施し、全て陰性(10μg/g未満)であった。参考として5μg/gを陽性判定とするイムノクロマト法による検査もあわせて実施したが陰性であった。
 現行の通知法では、擬陽性蛋白とアレルゲン蛋白が併存する場合、目的とするアレルゲン蛋白量がはっきりとしないなど、問題点も多い。また、数μg/gのアレルゲン蛋白のコンタミでも食物アレルギーの発症の可能性は否定できない。今後、基準値未満のアレルゲン蛋白の取扱いについて検討していく予定である。

学会発表 詳細 27_07

学会名 第29回生活衛生関係業績発表会(兼地域保健研究会第二分科会)
日時 平成28年3月18日
場所 広島市
発表者 村野 勢津子
演題名 ダイオキシン類分析データの活用事例
内容  当所では、平成13年度よりダイオキシン類分析を実施しており、これまでに土壌、水質、底質及び大気質についての分析データを蓄積している。
 この蓄積したデータを活用して、これまでに環境保全課をはじめ他課からの相談に20件以上対応してきた。この相談事例の一部を紹介する。
説明資料 講演要旨 [PDFファイル/272KB]

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)