ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

ページ番号:0000000182更新日:2015年12月10日更新印刷ページ表示

平成26年度 学会発表

学会発表一覧

 学会発表は、行った調査・研究の目的や結果を多くの専門家の前で公表することにより客観的な評価を受けることができ、調査・研究をさらに充実したものにするために極めて重要です。

題目 内容 所属
感染症発生動向調査事業における呼吸器感染症患者からのウイルス検出状況(2012~2013年)   感染症発生動向調査事業において、2012~2013年の2年間にわたり、呼吸器感染症患者から検出された9種類のウイルスの調査結果について報告した。 生物科学部
広島市で検出されたA型肝炎ウイルスの分子疫学的解析  2012年1月~2014年5月に広島市において検出されたA型肝炎ウイルスについて解析し、疫学的関連性を報告した。 生物科学部
広島市東部地域における環境大気中ダイオキシン類調査について  広島市で実施している環境大気中のダイオキシン類の常時調査結果及び高濃度地域である広島市東部地域での追加調査結果をとりまとめた。 環境科学部
食中毒事例から分離されたカンピロバクターの分子疫学解析  平成26年度に発生した集団食中毒事例から分離されたカンピロバクターについて、パルスフィールドゲル電気泳動による分子疫学解析を行った。 生物科学部
同一事例で検出されたノロウイルスG2/4のN/S領域における塩基配列差についての検討  二枚貝喫食事例では、同一の遺伝子型のノロウイルスが検出されても、塩基配列の微妙に異なる複数のウイルスが混合感染している可能性が高いと考えられた。 生物科学部
微小粒子状物質(PM2.5)と有害大気汚染物質との関連性について  平成24年~平成26年に広島市で実施したPM2.5常時監視と有害大気汚染物質モニタリングの測定結果を基に、両物質の関連性について調査を行った。 環境科学部

学会発表 詳細 26_01

学会名 第60回中国地区公衆衛生学会
日時 平成26年8月20日
場所 岡山市
発表者 藤井 慶樹
演題名 感染症発生動向調査事業における呼吸器感染症患者からのウイルス検出状況(2012~2013年)
内容  2012~2013年の2年間にわたり、感染症発生動向調査事業で搬入された呼吸器感染症患者由来の検体からのウイルス検出状況を調べた。検索対象ウイルスはRSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、アデノウイルス、エンテロウイルス、ライノウイルス、ヒトボカウイルス、パラインフルエンザウイルス1、2、3型の計9種類とした。
 調査の結果、各ウイルスの季節的な流行状況、年齢別の検出状況、臨床症状の比較等を詳細に解析することができた。さらに、呼吸器感染症ではウイルスの単独感染だけでなく、複数のウイルスが検出される重複感染例が約2割の症例で認められることが明らかになったが、単独感染と重複感染により、臨床症状に差があるかどうかは不明であった。また、重複感染例において、どのウイルスが真の起因病原体であるかを究明することはできなかった。

学会発表 詳細 26_02 

学会名 第62回日本ウイルス学会
日時 平成26年11月10日~12日
場所 横浜市
発表者 山本 美和子
演題名 広島市で検出されたA型肝炎ウイルスの分子疫学的解析
内容  2012年1月~2014年5月に検出されたA型肝炎ウイルス(HAV)24検体を、既存及び新たに設計した3種類のプライマー組を用いてVP1コード領域全長を含む領域について解析し、塩基配列を決定した。2014年3月に検出された8検体は2014年1A(広域型)であり、そのうち7検体の塩基配列は100%一致した。また、過去の同一感染が推定されたHAVの塩基配列も、それぞれの事例間で100%一致した。これらの結果から、2014年3月に検出された8検体は、疫学的に関連する可能性が高いことが考えられた。

学会発表 詳細 26_03 

学会名 第41回環境保全・公害防止研究発表会
日時 平成26年12月10日~11日
場所 神戸市
発表者 村野 勢津子
演題名 広島市東部地域における環境大気中ダイオキシン類調査について
内容  本市では、平成10年度から環境大気中ダイオキシン類の常時調査を実施している。これまでに環境基準を超えた地点はなかったが、市域の東部に位置する1地点は調査当初から継続して高濃度となっている。
 そこで、原因究明のために、平成20年度及び平成25年度に広島市の東部地域で追加調査を実施した。
 今回、常時調査をとりまとめた結果と追加調査結果を比較検討した。その結果、広島市の東部地域ではPCDD及びPCDF濃度の合計が他の地点よりも高く、DL-PCB濃度については地点間の差はあまりなかった。
説明資料 講演要旨 [PDFファイル/357KB]

学会発表 詳細 26_04

学会名 第28回生活衛生関係業績発表会(兼地域保健研究会第二分科会)
日時 平成27年3月18日
場所 広島市
発表者 鈴木 康仁
演題名 食中毒事例から分離されたカンピロバクターの分子疫学解析
内容  市内のカンピロバクターを原因とする食中毒は最も頻度の高い細菌性食中毒となっており、散発、集団共に発生している。平成26年度はカンピロバクターを原因とする集団食中毒事例が例年に比べ多く発生した。そこで分離された菌株間の詳細な比較を行うため、パルスフィールドゲル電気泳動による分子疫学解析を行った。その結果、解析した38株において事例内で患者、鶏肉由来株の遺伝子型が一致したことから鶏肉が何らかの形で原因に関与したことが示唆された。また異なる事例の株でも遺伝子型が一致する株が多数存在したことから、同一の汚染源が由来である可能性が示唆された。

学会発表 詳細 26_05 

学会名 第28回生活衛生関係業績発表会(兼地域保健研究会第二分科会)
日時 平成27年3月18日
場所 広島市
発表者 藤井 慶樹
演題名 同一事例で検出されたノロウイルスG2/4のN/S領域における塩基配列差についての検討
内容  ノロウイルスG2/4 Sydney 2012亜型を対象として、N/S領域における塩基配列を比較した結果、調理従事者からウイルスが検出された食中毒事例に比べて、二枚貝を喫食している食中毒・有症苦情事例では、同一事例内の患者間で同領域の塩基配列に1~2塩基程度の差が認められることが多い傾向にあった。
 これらのN/S領域における1~2塩基配列差は、遺伝子的な多様性に富むP2ドメイン領域の解析結果から、患者体内でのウイルスの変異によって生じたものではなく、遺伝子型は同じノロウイルスG2/4 Sydney 2012亜型でありながら、塩基配列を微妙に異にする複数のウイルスの混合感染が関与している可能性が高いことが分かった。

学会発表 詳細 26_06

学会名 第28回生活衛生関係業績発表会(兼地域保健研究会第二分科会)
日時 平成27年3月18日
場所 広島市
発表者 神田 康弘
演題名 微小粒子状物質(PM2.5)と有害大気汚染物質との関連性について
内容  本市では、平成9年度より有害大気汚染物質のモニタリングを、平成23年度より自動測定器による微小粒子状物質(PM2.5)の常時監視を行っている。
 今回、両調査を行っている井口小学校及び比治山測定局の過去3年間(平成24年~平成26年)の調査結果を基に、PM2.5と有害大気汚染物質との関連性について調査を行った。その結果、PM2.5と有害大気汚染物質には、調査地点や項目の違いによって相関係数に違いが見られた。
 また、同一日に両調査を実施した結果を比較したところ、PM2.5の濃度は井口小学校の平成24年5月で特に高い値であり、有害大気汚染物質の多くの項目も濃度が高かった。

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)