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ページ番号:0000106380更新日:2020年1月16日更新印刷ページ表示

平成30年度以降 学会発表

 学会発表は、行った調査・研究の目的や結果を多くの専門家の前で公表することにより客観的な評価を受けることができ、調査・研究をさらに充実したものにするために極めて重要です。

平成30(2018)年度

平成30(2018)年度

生活科学部

学会名 第32回生活衛生関係業績発表会(兼地域保健研究会第二分科会)
日時 平成31(2019)年2月8日
場所 広島市
発表者 生活科学部 山本泰子
演題名 災害時の井戸水検査に伴う一考察
内容  平成30年西日本豪雨災害で被災した地域,安佐北区,東区および安芸区から搬入された検体69件について11項目の試験を行った。あわせて,災害時と平成29年度平常時,それぞれの検査結果を比較した。災害時,一般細菌を検出する検体が増え,平常時6%の水質基準不適割合が21%に増えた。大腸菌の検出割合は,平常時13%,災害時17%だった。災害時に,TOCは1件,pH値は3件,不適検体があった。味,臭気,色度は,災害時,平常時ともに,不適検体はなかった。濁度は災害時平常時ともに,不適検体は,1件であった。塩化物イオン,硝酸態窒素については,平常時と比較して数値が高いものが多く見受けられた。
 災害時の濁度と大腸菌の関係を調べた。濁度0.1度未満では検出率7%,濁度0.1度以上では検出率39%で,そのうち濁度0.5度以上では検出率50%であった。濁度が上がると,大腸菌の検出率も上がった。

 

生物科学部

学会名 広島市における風しんの発生状況
日時 平成31(2019)年2月4日
場所 広島市
発表者 生物科学部 兼重泰弘
演題名 第21回地域保健研究会(第1分科会)
内容  2018年4月から12月10日までの間に風しん又は麻しんと診断された患者(疑いを含む。)の検体を用いて,風しんウイルスの遺伝子検査及び解析を実施した。11名の患者から風しんウイルスが検出され,うち6名が40~50代の男性であった。また,遺伝子型の分類を行った株のうち,海外輸入例と推察される株を除き,他の株はすべて1Eに分類され,国内で主に報告されている型と一致した。なお,適期とされる期間に採取した検体でもウイルスが検出されないものもあり,検査の精度を上げるためには,咽頭拭い液,尿,血液の3種類の検体で検査を行うことが,非常に重要であると考える。

 

学会名 第21回地域保健研究会(第1分科会)
日時 平成31(2019)年2月4日
場所 広島市
発表者 生物科学部 則常浩太
演題名 急性脳炎・急性弛緩性麻痺及び呼吸器疾患患者からのエンテロウイルスD68型の検出
内容  エンテロウイルスD68型(以下,EV-D68)は主に呼吸器症状を呈する患者から検出されるが,急性弛緩性麻痺(以下,AFP)等の神経症状を呈する患者からの検出も報告されている。当市において,2018年9月に急性脳炎及びAFPの届出があり,両症例から,EV-D68が検出された。また,同時期に呼吸器症状を呈する患者の検体の多くからEV-D68が検出された。VP1領域遺伝子の系統樹解析を行ったところ,2015年以降に当所で検出された株は全てlinege2に属した。また,2018年検出株は系統群A~Cに大別され,急性脳炎及びAFP患者から検出された株は系統群Cに属した。

 

学会名 第32回生活衛生関係業績発表会(兼地域保健研究会第二分科会)
日時 平成31(2019)年2月8日
場所 広島市
発表者 生物科学部 京塚明美
演題名 2018年に食中毒等で分離されたサルモネラ4:i:-菌株の解析
内容  2018年5月散発下痢症患者分離1株,6月集団食中毒事例分離8株,6月散発下痢症患者分離1株のサルモネラ4:i:-について薬剤感受性試験,PFGE法及び非定型ST確認遺伝子検査を行った。その結果,集団食中毒事例分離全株と6月散発下痢症患者分離1株は,同一由来であることが示唆されたが,5月散発患者分離株は,これらとは関連性が低いと考えられた。また,全ての株が,Salmonella thiphimuriumのH抗原の2相が欠落した非定型STと推定された。

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