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平成25年第13回教育委員会議(12月定例会)会議録

平成25年第13回広島市教育委員会議会議録

 平成25年12月25日(水曜日)、平成25年第13回教育委員会議(定例会)を教育委員室において開催した。

1 開会及び閉会に関する事項

  • 開会 午後2時
  • 閉会 午後3時25分

2 出席委員

  • 委員(委員長) 井内 康輝
  • 委員 溝部 ちづ子
  • 委員 藤本 圭子
  • 委員 栗栖 長典
  • 委員 鈴木 由美子
  • 委員(教育長) 尾形 完治

3 事務局等の出席者

  • 教育次長 川添 泰宏
  • 青少年育成部長 児玉 尚志
  • 学校教育部長 隅田 一成
  • 指導担当部長 湧田 耕辰
  • 教育センター所長 生田 一正
  • 総務課長 橋場 忠陽
  • 施設課計画担当課長 和田 広
  • 育成課長 松田 裕子
  • 育成課非行防止・自立支援担当課長 山根 善行
  • 教職員課長 梶田 英之
  • 教職員課調整担当課長 石井 一司
  • 教職員課服務・健康管理担当課長 野間 泰臣
  • 健康教育課長 長谷 冨美
  • 指導第一課長 市川 昭彦

4 傍聴者等

 2名

5 議事日程

  • 議題1 平成26年広島市成人祭の開催について(報告)
  • 議題2 平成25年度「えべっさん」における暴走族等の状況について(報告)
  • 議題3 学校欠席者情報収集システムの導入について(報告)
  • 議題4 教職員の人事について(代決報告)
  • 議題5 広島市立古市幼稚園及び同口田幼稚園の廃止について(議案)
  • 議題6 教職員の人事について(議案)【非公開】

6 議事の大要

井内委員長

 ただ今から、教育委員会議定例会を開催します。
 本日は、傍聴の方もお見えになっておられますが、お手元にお渡ししております注意事項をよくお読みいただき、静粛に傍聴していただきますようお願いします。
 本日の議事録署名者は、栗栖委員と鈴木委員にお願いします。
 それでは、議事に移ります。
 本日の議題は、お手元の議事日程のとおりですが、本日審議予定の議題6につきましては、広島市教育委員会会議規則第7条の規定に該当することから、審議を非公開としたいと思いますが、御異議ありませんか。
 (異議なし)
 それでは異議なしと認め、議題6については、非公開と決定しました。
 それでは、議題に入ります。
 議題1「平成26年広島市成人祭の開催について」を議題といたします。
 本件は報告案件でございます。内容につきまして、育成課長から報告を受けます。

育成課長

 資料の2ページをお開きください。「平成26年広島市成人祭の開催について」でございます。
 1の「目的」でございますが、成人としての自覚を持って自ら生き抜こうとする新成人を祝福し激励することを目的としております。
 2の「日時」でございますが、平成26年1月13日(月曜日)の11時30分から14時の間で開催いたします。
 去年より30分、開会時間を遅らせております。女性の着付け等で時間が大変かかるということと、また、リハーサル等を事前に行いますが、それが直前までかかるということでございまして、去年、リハーサルが終わる時間と開会時間が同時になって、混乱したということがありますので、30分遅らせております。
 開場は11時です。
 3の「場所」でございますが、例年どおり広島サンプラザで行います。
 5の「企画」でございますが、平成26年広島市成人祭実行委員会ということで、例年どおり若者たちが実行委員になって、企画運営を全て行っております。
 6の「対象」でございますが、平成5年4月2日から平成6年4月1日までに生まれた広島市民ということでございまして、対象は11,801人になっております。
 7の「テーマ」でございますが、実行委員会の若者たちが考えて、「飛翔~夢に向かって~」というテーマとしております。
 8の「内容」です。
 (1)の「ホール内の催し」ですが、11時に開場いたしまして、11時30分からアトラクションということで、広島工業大学の鼓遊会というグループが、太鼓のパフォーマンスをしてくれます。
 引き続き、広島出身のケイマトビという二人のグループの歌手が、音楽ライブをやってくれます。路上ライブから始まったということで、若者の中では人気のあるグループだそうです。
 12時30分から式典ということで、国歌斉唱、これは広島文化学園の大学生と会場の新成人全員でということで思っております。
 記念品の贈呈は、広島市長が行いますが、今年は広島市立大学の芸術学部が作成してくれたクリアファイル3枚を、贈呈する予定にしております。
 式辞は広島市長、祝辞は広島市議会議長です。
 参列者については、例年紹介をしてこなかったのですが、今年は、新成人たちに、こんなにたくさんの人たちがお祝いに来てくださっているということを知ってもらうのも一つの想い出になるのではないかということで、来賓を含めて、御紹介をさせていただこうと思います。新しい試みでございます。
 新成人宣誓、これは新成人、男女一人ずつが行います。
 最後の「一本締め」は例年どおりですが、今年度は、太鼓パフォーマンスを行った学生や音楽ライブを行ったケイマトビとか、実行委員会など携わった人たちが壇上に出て、運営を手伝ってくれた会場のボランティアの紹介もしながら、こんなにたくさんの人が関わって成人式をしましたということを紹介して、最後に一本締めということにさせていただこうかと考えています。
 学生たちが考えたコンセプトは、アトラクションの楽しい部分と、式典の厳粛さをメリハリをつけてやりたいということと、新成人と同世代の若者による手作り感あふれる成人祭にしたいという二つの思いがございます。
 (2)の「その他の催し」ですが、例年どおり、二十歳になって選挙権がございますので、選挙管理委員会が模擬投票体験コーナーを設けます。
 成人祭手提げ袋引換コーナーでは、案内はがきと引き換えに記念品等を配布します。
 同窓会コーナー、これが若者たちの一番人気でございますが、成人式の終了後に、会場西側公園にて、中学校ごとにプラカードを設置していますので、そこにみんなが集まるということで、例年どおりですが、中学校の卒業年次の担任だった恩師からのメッセージを掲示するようにしております。
 新成人祝福・激励着付け直しコーナーを、ボランティアでやっていただくようになっております。
 9の「記念品」ですが、先ほど御紹介したオリジナルクリアファイル3枚セットを渡すようにしています。
 以上でございます。

井内委員長

 ただ今の報告について、御質問等はございませんか。
 同窓会コーナーは、いつも混雑して大変ですよね。通り抜けるだけでも大変ですが、熱気があっていいなと思います。うまくいくようにと思っています。
 では次に、議題2「平成25年度『えべっさん』における暴走族等の状況について」を議題といたします。
 本件は報告案件でございます。内容につきまして、育成課非行防止・自立支援担当課長から報告を受けます。

育成課非行防止・自立支援担当課長

 議題2「平成25年度『えべっさん』における暴走族等の状況について」御説明します。
 「えべっさん」の開催期間中、市民局と共同で「えべっさん暴走族対策本部」を設置し、延べ91人の市職員が対応に当たりました。
 1の「期間中の状況」を御覧ください。
 3日間を通じて、アリスガーデン及びその付近一帯で監視及び街頭補導活動を行いましたが、特異な動向はありませんでした。
 2日目は、アリスガーデン内でダンスパフォーマンス、中央通りで神楽などのイベントが行われていたこともあり、初日、3日目に比べて祭り客が多い状況でした。
 2の「当課における街頭補導活動」として、職員及び相談員は、期間中、アリスガーデンや本通り商店街などにおいて、喫煙、服装や髪型が目立ったものなどの少年62人に対し、声かけ活動を実施しております。活動人数や声かけをした少年の内訳は、資料に記載のとおりです。
 次に、中学校と連携し実施したものとして、近隣6中学校の教職員、PTA等が自主的に実施した街頭補導活動に当課職員が同行し、アリスガーデンや本通り商店街などにおいて、合同で見守りや声かけ活動などを実施しております。
 3の「総括」ですが、開催期間中、県警からアリスガーデン付近において、面倒見や暴走族OBが姿を現しているという情報がありましたが、集会などの状況はなく、また特攻服や統一ジャンパーを着用した者の出没も見られず、3日間を通じて広島市暴走族追放条例に基づく中止命令を適用する事案の発生はありませんでした。
 期間中に警察と合同で行った清掃活動は、ゴミの散乱を防止するとともに、アリスガーデン内の滞留者の移動を促し、特異事案の防止につながっています。
 また、警察の発表によりますと、祭りの期間中、主なものとして喫煙、深夜徘徊などで、延べ58人の少年が補導されており、昨年に比べて25人の増加となっております。
 以上が、「えべっさん」における暴走族等の状況についての説明でございます。

井内委員長

 ただ今の報告について、御質問等はございませんか。

鈴木委員

 3の「総括」の⑶で、補導した不良行為少年の人数が、昨年と比べて25人増えていますが、原因について検討はされていますか。

育成課非行防止・自立支援担当課長

 増加原因ですが、平日で祭り客は少なかったのですが、警察や行政が行う補導の対象者が増えたということです。

鈴木委員

 例えば中学生が増えたとか、高校生が増えたとかいうことですか。

育成課非行防止・自立支援担当課長

 補導する対象が、昨年より増えたということです。補導は、あらゆるところを回り、その度に発見しますので、全体的に増えているということです。

鈴木委員

 補導する場所が広がったということですか。それとも、該当の人が増えたり、集結する傾向が出てきたのですか。

教育次長

 少年の集まってくる数が、例年より多かったということです。

育成課非行防止・自立支援担当課長

 祭り客は少なかったですが、補導の対象となる少年は増えています。

井内委員長

 ほとんどがタバコですよね。タバコを吸っているのが次々と補導されたということなんでしょうけど。タバコを止めようというキャンペーンは、一生懸命やっているつもりだけども、なかなか減らない。むしろこういう所に来て吸うのかなということで驚いたりするわけです。
 別次元の問題ですが、「えべっさん」だからということではなくて、中学生の喫煙率が上がっているのかなと心配になります。

藤本委員

 2の(1)のイの「状況」の中に、「小学生5人」とあるんですが、形態としては、小学生だけで出るのですか、それとも中学生や学年が上の子と一緒になって出るのですか。

育成課非行防止・自立支援担当課長

 一緒になって出ます。

藤本委員

 補導した子については、小学校を聞いて、小学校に情報を伝えたりするのですか。

育成課非行防止・自立支援担当課長

 学校名などが分かれば、言います。
 しかし、補導される子どもは、偽証する子が多く、本名をなかなか言いません。

藤本委員

 情報が分かる子については、学校に情報提供しているということですね。

井内委員長

 一時期に比べれば、暴走族等の関与がなくて、平穏でいいんですが、そうなると他に気になることが出て、いたちごっこかと思いますが、これからも監視を続けましょう。
 では次に、議題3「学校欠席者情報収集システムの導入について」を議題といたします。
 本件は報告案件でございます。内容につきまして、健康教育課長から報告を受けます。

健康教育課長

 議題3「学校欠席者情報収集システムの導入について」御報告します。
 資料の4ページをお開きください。
 1の「導入の目的」にありますように、感染症対策においては、感染症の発生を事前に探知し、対応することが極めて重要でございます。
 そこで、本市におきましては、保育園、学校、幼稚園、園医・校医及び行政の関係者が、日々の欠席者情報や市内の感染症の発生動向をリアルタイムに把握し、感染症等への早期対応を行うため、国が開発したシステムである「学校欠席者情報収集システム(学校欠席者サーベイランス)」を、健康福祉局、こども未来局、教育委員会及び市域の医師会が連携して導入しました。
 2の「概要」の一つ目の白丸にありますように、このシステムそのものは平成21年度から運用開始され、平成25年7月現在、全国の40%の学校で導入しています。
 次に2つ目の白丸にありますように、本市では、平成25年12月2日から、広島市立の全ての保育園・学校・幼稚園で運用を開始しております。
 3つ目と4つ目の白丸は、システムの主な機能に関するものですが、まず、各学校等が、インターネット回線を利用して、パソコンでシステムにアクセスします。毎日、健康観察の結果を入力することで、日々の感染症等の状況がシステムに反映されます。そして、保育園、学校、幼稚園、園医・校医及び行政の関係者は、システムにパソコンでアクセスすることで、広島市内の各学校、各区の感染症等の状況はもとより、市域全体や県、全国の状況等についてもリアルタイムで把握することができます。
 資料の5ページを御覧ください。
 上半分に従来の感染症の報告の流れ、下半分にこのシステムを導入した後の流れを示しております。
 まず上半分を御覧ください。従来は、インフルエンザ等の感染症で欠席の連絡を受けた学校は、その情報を学校の台帳に記録しまして、それをFax等で教育委員会に報告するとともに、学校医にも別途状況を電話等で説明し、相談していました。また、教育委員会を通しまして、学校の状況を保健所に報告するというような流れにしておりました。
 これが、本システムを導入したことにより下の図のようになったわけですが、学校がパソコンに欠席者の情報を入力しさえすれば、教育委員会、保健所、学校医などの関係機関・関係者がリアルタイムで同時に情報を共有することができるようになりました。
 6ページをお開きください。
 上の画面1が、各学校のシステム上の入力画面です。このように、クラスごとに、欠席者の症状ごとの人数、出席停止者の感染症ごとの人数を、各学校の方で入力いたします。
 そういたしますと、学校単位の反映画面になりますが、このように、広島市内の全ての学校・園の表示がされます。この図では、中区の小学校が表示されていますが、パソコン上では市内全ての学校・園の状況を確認することができます。
 このようにパソコンでシステムにアクセスしてこの画面を見ることによりまして、学校、学校医、教育委員会等の関係機関が、全市的な状況についての情報共有が容易にできます。
 7ページをお開きください。
 画面3が区単位の反映画面、画面4が全市の反映画面になっておりまして、区単位、市単位の状況も確認できます。
 感染者の数が増えると黄色、もっと増えるとオレンジ色、もっと増えると赤色が表示されるなど、自動的にカラー表示がされますので、直観的に把握しやすい工夫がされております。
 4ページにお戻りください。
 4の「導入前の取組」ですが、健康福祉局と連携し、平成25年8月と10月に、管理職及び主に養護教諭などの担当者への研修を実施いたしました。
 また、健康福祉局が、平成25年11月に学校医への説明及び周知を実施しております。
 5の「今後の予定」ですが、今後、インフルエンザやノロウィルス等の流行期を迎えることから、本システムの活用により、関係者間の迅速かつ適切な情報共有を図り、早期把握と早期対応に努めてまいりたいと思います。
 報告は以上でございます。

井内委員長

 ただ今の報告について、御質問等はございませんか。

鈴木委員

 学校の状況と、市の状況と、全国の状況が分かるということですが、市でノロウィルスが流行りつつあるという情報は、市のホームページなどで公開されているのでしょうか。

健康教育課長

 市のホームページにも掲載されますが、このシステムの1番上に、保健所からの注意事項が出てくるようになっておりますので、システムにアクセスすると、必ず目に触れることになります。

鈴木委員

 それは教育委員会のホームページですか、それとも学校ごとのホームページですか。

健康教育課長

 市(保健所)のホームページです。

溝部委員

 とても素晴らしいシステムだと思います。
 質問ですが、1つ目は、試行的に運用しているということですが、どのような状況ですか。
 2つ目は、近隣の学校の状況が全て把握できないと、あまり効果がないかなと思います。県全体も同じようなシステムを導入していますか。また、私立の方はどうなっていますか。
 3つ目は、保護者はこのシステムそのものは見れないことになっているんだと思うんですが、今こういうことが流行りつつあって、このような欠席状況であると、保護者が区単位の情報が見れるような何かがあればいいのかなと思いますが、どうでしょうか。

健康教育課長

 1点目の現在の状況でございますが、導入前は、入力の負担が増えるのではないかとか、日々の入力が円滑にいくのか、操作がうまくできるかという不安がありましたが、研修等の成果もございまして、今のところ大きな混乱はございません。
 操作上の問合せは若干ありますが、全てマニュアルを見ていただいたら解決できるようなレベルのものばかりでございました。
 今現在は、インフルエンザの大きな流行はやってきておりませんので、流行期に入ったときにどうかというのは、今後状況を把握していきたいと思っております。
 2点目の県の状況でございますが、今、県の中で共有している市町は、広島市以外は、呉市、尾道市、福山市、東広島市であり、広島市を含めまして5つの市であると確認しております。
 県の方も、導入について検討しているということは伺っております。
 私立につきましては、広島市では健康福祉局が所管になっております。私立においても、導入を研究・検討している状況であると伺っております。
 3点目の保護者も見られるようにということにつきましては、これは国のシステムでして、見るために、関係者にパスワードの発行がされています。したがって、保護者が今見るという状況にはないのですが、グラフ等の視覚的なもので解析できるようになっています。そういったものをうまく活用して、学校だよりや保健だより等により御紹介することも、学校の方に勧めています。

栗栖委員

 導入のメリットとして「早期対応(学級閉鎖及び学校閉鎖の決定)」と書いてあるんですが、決定する根拠として、システム上アラームが出るようになっているのですか。
 それとも、情報が早く開示されて、個別の判断をするようになっているのですか。

健康教育課長

 学級閉鎖や学校閉鎖の方針を決定するのは校長になっておりまして、「学級閉鎖をしてください。」といった直接的なアラームが出ることはありませんが、自校や近隣の学校の状況等が早く分かります。判断材料が早く、たくさん入ります。そのため、決定が早くなります。

井内委員長

 みなさんが同時に情報を持ったときに、いろいろなところから様々な指示が出て、現場が混乱しないかと思うのですが、その点は大丈夫ですか。今までだと、上から下へ、また、下から上へと一つの流れで決定が通知されるのだろうと思うのですが。

健康教育課長

 学級閉鎖や学校閉鎖の方針の決定につきましては、今までと同じで、学校が責任をもって行いますので、いろいろなところから指示が出てくるという状況はございません。
 保健所等から指示を出したいときも、基本的に教育委員会を通してということになっておりますので、今までのルートを大きく変えるということはなく、的確かつ迅速に把握ができるということでございます。

井内委員長

 情報が広く共有されるのはいいことなのですけど、情報があり過ぎて混乱しないのかなと思いました。
 それと5ページの下の図では、県教育委員会も関与するようになっているのですけど、このシステムを使っている5つの市以外からは、従来どおりのやり方で、県教育委員会には情報がいくということでよろしいですか。

健康教育課長

 はい。

井内委員長

 では次に、議題4「教職員の人事について」(代決報告第18号)を議題といたします。
 本件は代決報告案件でございます。内容につきまして、教職員課調整担当課長から報告を受けます。

教職員課調整担当課長

 8ページをお開きください。
 議題4「教職員の人事について」(代決報告第18号)についてでございます。
 このページの中ほどにも書いてありますが、教職員の人事異動につきまして、教育長代決により実施いたしましたので、報告させていただきます。
 9ページをお開きください。
 御承知のとおり、平成25年12月1日に広島市立広島中等教育学校を設置いたしました。
 このため、安佐北高等学校長が広島中等教育学校長を兼職することにつきましては、先月開催された教育委員会議において御承認いただいたところでございます。校長のもと、教職員が一体となり広島中等教育学校の入学試験等の業務に携わる必要性があることから、安佐北高等学校事務長 寺西弘文に、平成25年12月1日付けで、教育長代決により、広島中等教育学校事務長の兼務発令をいたしましたので、御報告申し上げます。
 また、他の教職員につきましても、平成25年12月1日付けで、兼職、兼務発令を行っております。
 以上でございます。

井内委員長

 ただ今の報告について、御質問等はございませんか。
 校長と事務長と教職員の方とで、頑張っていただくということですね。
 次に、議題5「広島市立古市幼稚園及び同口田幼稚園の廃止について」(議案第45号)を議題といたします。
 本件は審議案件でございます。内容につきまして、施設課計画担当課長から報告を受けます。

施設課計画担当課長

 議題5の「広島市立古市幼稚園及び同口田幼稚園の廃止について」(議案第45号)お諮りいたします。
 資料の10ページを御覧ください。
 本日、御審議していただきます内容につきまして、お手元の資料に沿って、御説明させていただきます。
 資料上段の「1 要旨」及び「2 幼稚園廃止に係る広島市立学校条例の一部改正施行期日」を御覧ください。
 この件につきましては、本年10月の教育委員会議で「平成26年度広島市立幼稚園の募集定員について」の報告の中で御説明させていたただきましたように、本市では、市立幼稚園の園児数が減少する一方で、保育園の入園希望者は増加し、待機児童が発生しております。
 こうした状況を踏まえまして、教育委員会では、次世代の子どもたちを心身ともに健やかに育む就学前教育・保育や子育て支援の充実を図るため、平成22年3月に市立幼稚園の今後の方向性について取りまとめを行いました。
 この中で、当時の市立幼稚園27園を、園児の募集区分を基本としたエリアに分けまして、各エリアには少なくとも1園を存続させることとし、施設定員の充足率や施設規模、立地条件などを考慮した上で、平成24年度末をもって5園、平成25年度末をもって2園の計7園を廃止することといたしました。
 この計画に基づきまして、古市幼稚園及び口田幼稚園の2園につきましては、平成24年度から4歳児の募集を停止しておりまして、園児が卒園する平成26年3月31日をもって廃止することとし、平成26年4月1日を施行期日として、広島市立学校条例の一部改正を行おうとするものでございます。
 資料中段の「3 今回廃止する各幼稚園の概要」を御覧ください。
 各幼稚園の名称、位置、園児数、学級数、敷地及び建物の面積を記載しております。
 また、廃止後の活用につきましては、古市幼稚園は保育園としての活用などを、口田幼稚園は小学校施設としての活用を検討することとしております。
 資料の「4 廃止に向けての今後の予定」でございますが、本件について議決の上は、平成26年2月の市議会定例会に「広島市立学校条例の改正議案」が提出されることとなっております。
 なお、最後に、参考といたしまして、平成25年4月1日付けの広島市立学校条例の一部改正により平成25年3月31日をもって廃止した5つの幼稚園を記載しております。
 以上でございます。
 よろしく御審議の程、お願いいたします。

井内委員長

 ただ今の説明について、御質問等はございませんか。
 この件については、これまでも教育委員会議で議論したところです。
 古市幼稚園については保育園としての活用などを、口田幼稚園については小学校施設としての活用を検討しているとのことですが、具体的にはどうするのですか。

指導第一課長

 古市幼稚園につきましては、現在、留守家庭子ども会が2階の1室を利用しています。
 来年度は、1階の1室は留守家庭子ども会が使用するということで、現在、こども未来局と継続的に協議を進めております。
 口田幼稚園につきましては、園舎を壊して、更地にした後に、小学校用プールをつくることで考えています。現在は離れた場所にプールがございますので、利用に支障が出ているということでございますので、プールを整備するということでございます。

井内委員長

 プールは、来年度、予算化するのですか。

施設課計画担当課長

 来年度が実施設計、再来年度が工事という予定でございます。

溝部委員

 昨年度、5園が廃園になりましたですね。今年は2園が廃園になるということなんですけど、5園の廃園後の保護者や子どもたちの困っていることやこうあってほしいという情報があれば聞かせてください。

指導第一課長

 現在、そういった声は届いておりません。

溝部委員

 順調に新しい園に行ったり、小学校に行ったりということですか。

指導第一課長

 それについては、支障はございません。

井内委員長

 事前に保護者たちとよく話し合いをして、その上での決定ということで、手順が非常に大事ですね。
 一方的に決めているのではないということを確認させてもらってますが、それがうまく機能しているということなのでしょうね。
 いつから保育園として活用するかということは、具体的にはまだ決まっていないのですか。

指導第一課長

 こども未来局において、平成27年度から31年度において、どうやって保育園や幼稚園を希望する人を確保するかという計画を、今後、立てていくことになります。
 計画を立てていく前提として、こども未来局において、例えば幼稚園に行きたい人が何人いるかといった需要数を出していくことになります。その結果を踏まえて、どの地域に足らないとか、どの地域が余っているとか、全体を見直す中で、古市幼稚園を活用するかということも決まっていくと思いますので、今後はその動きの中で、検討をしていくことになろうかと思います。

井内委員長

 26年度が調査ですか。

指導第一課長

 こども未来局からは、ニーズ調査等の結果の分析を踏まえて、26年7月を目途に、事業計画素案を策定する予定であると聞いております。
 事業計画素案を基に、27年度からスタートする五か年計画が立てられる予定です。26年度の下半期に入れば、骨格が見えてくるだろうと思います。

井内委員長

 まず、こども未来局の調査が先行して、来年の7月頃に方向性が出るだろうと。実際、早ければ、27年度から実施すると。

指導第一課長

 27年度からというのは決まっています。そういう方向で進んでいますから、27年度から31年度までの計画を作らないといけないという前提で、こども未来局を中心に、作業が進んでいるところです。

井内委員長

 それでは、「広島市立古市幼稚園及び同口田幼稚園の廃止について(議案第45号)」について、御異議ございませんか。
 (異議なし)
 それでは異議なしと認め、本件は、原案どおり可決することといたします。
 次の議題6は、先ほどお諮りしたとおり、非公開となりましたので、傍聴人、報道関係、及び関係者以外の方は、退席していただきますようお願いします。

 (傍聴人等退席)

 (非公開部分省略)

井内委員長

 以上で予定の議題は全て終了いたしました。
 本日の教育委員会議を終了いたします。
 次回の教育委員会議は、1月17日(金曜日)午後2時30分からです。

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