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ページ番号:0000009589更新日:2019年10月21日更新印刷ページ表示

被爆体験継承推進プログラム

 I 被爆体験継承推進プログラムの目的

 被爆後60年以上が経過し、被爆者の高齢化が進む中、被爆体験の風化や若い世代を中心とした平和意識の低下・希薄化が強く懸念されている。こうした状況に対応し、21世紀を核兵器や戦争のない「平和な世紀」とするためには、被爆の実相や被爆体験の意味を、次代を担う世代へ継承していくことが重要かつ緊急の課題となっている。
 このため、被爆体験の意味の整理やこれからの時代に対応した表現方法、伝達方法などの検討を行いながら、「若い世代に向けての被爆体験の継承」をプロジェクトのテーマとし、「被爆体験継承推進プログラム」を作成して、全庁的な連携を図りながら被爆体験の継承を推進する。

II 被爆体験継承推進プログラムの体系

推進の方向性

1 若い世代への継承事業

  1. 平和学習の強化
    市民局と教育委員会の取組を相互に強化し、被爆体験証言者等の協力を得ながら、十分な連携のもとに、平和学習、平和教育の体制の整備を進める。
  2. 修学旅行の誘致・支援
    全国の小中高生にヒロシマを印象深く体験してもらう仕組みを検討し、市民局と都市活性化局の連携を中心に修学旅行の逓減傾向に歯止めをかけるべく取組を進める。
  3. サダコ・折り鶴の活用
    「原爆の子の像」に寄せられる多くの折り鶴を市民局と都市整備局の連携のもとに保存・活用し、併せて「サダコ」の物語にこめられたヒロシマのメッセージを、劣化しない被爆体験として、世界の若い世代に伝える。
  4. 被爆建物・樹木の活用
    現存する被爆建物や被爆樹木は、被爆体験を継承する上での重要な存在であり、これらを通じて被爆体験の意味を可能な限り伝えていくため、市民局、教育委員会、都市整備局等の連携のもとに取組を進める。
  5. 被爆体験の学問的整理
    被爆体験を知性の面で若い世代に継承していくため、市民局と市立大学の連携のもとに、世界の大学で被爆体験の意味が学問として伝えられる環境を整える。

2 継承の基礎づくり事業

  1. 被爆資料等の調査収集・整理
    被爆者の高齢化、資料の散逸化に対応し、より計画的かつ詳細に被爆資料等の調査収集を進める。
  2. 被爆体験のデジタル化
    被爆体験の伝達手法の多様化、被爆資料の劣化に対応し、資料や証言のデジタル保存や公開、IT媒体による発信等を計画的に推進する。
  3. 民間の活動との連携
    被爆体験の継承は、行政だけでなく広く市民的な活動により支えられており、こうした活動への支援やタイアップを進めるための仕組みづくりを行う。

III 主要事業

若い世代への継承事業

1 平和学習の強化

  1. 広島・長崎市児童生徒平和のつどい(教育委員会青少年育成部育成課)
    広島・長崎市の児童生徒(小学校5年生から中学校3年生)が被爆地を相互に訪問し、慰霊式や平和学習を通じて、平和意識の高揚を図るとともに、世界恒久平和の実現に貢献する意欲と態度を育成する。
  2. 青少年国際平和未来会議のヨーロッパ開催(教育委員会青少年育成部育成課)
    本市の姉妹・友好都市等世界の国々の青少年(高校生・大学生)が互いに世界平和について考え意見を交換しあうことにより、ヒロシマの心を伝え、時代を担う青少年の世界平和の意識を高める。
  3. こどもピースサミット2009(教育委員会指導第二課)
    市内の小学校6年生を対象に「平和」についての作文を募集・選考し、入賞した20人により意見発表会・学習会を開催。世界に訴えたいことなどを発表するとともに話し合い、代表者2人が平和記念式典で「平和への誓い」として世界へ発信する。(小・中・高校生によるヒロシマの継承と発信)
  4. 中・高校生によるヒロシマの継承と発信(教育委員会指導第二課)
    市内の中学校、市域の高等学校からプレゼンテーションを募集し、「中・高校生「平和」プレゼンテーションコンテスト」を開催するとともに、平和に関する芸術・文化活動の発表を実施し、世界恒久平和の実現に貢献する意欲や態度を育成する。(小・中・高校生によるヒロシマの継承と発信)
  5. 「平和への誓い」アクションプログラム(教育委員会指導第二課)
    市内の実践校において「平和への誓い」をふまえ、国内外の学校と平和交流会やテレビ会議を開催したり、平和メッセージの発信をするなど、「平和への誓い」を具体化する取組を行う。(小・中・高校生によるヒロシマの継承と発信)
  6. 被爆体験を聴く会等の開催(教育委員会指導第二課)
    平和教育の充実を図るため、地域の被爆体験者を講師として招聘する「被爆体験を聴く会」を市内の全幼稚園、小・中・高校、特別支援学校で開催し、被爆体験・戦争体験の継承を図る。(こどもたちの平和学習推進事業)
  7. 平和を考える集い等の開催(教育委員会指導第二課)
    平和記念日の意義等を児童生徒に理解させ、平和教育のより一層の充実を図るため、各園・学校において平和を考える集い等の開催に努める。その際、学校や地域の特色を生かした創意工夫のある平和学習を行うとともに、その成果を新聞・作品・劇などにより発表したり、ホームページなどで情報発信する。(こどもたちの平和学習推進事業)
  8. 平和教育アーカイブスの実施(教育委員会指導第二課)
    幼児・児童・生徒の発達段階に応じた被爆体験者の証言を映像記録として収集し、被爆体験継承の断絶・風化を防ぐとともに被爆体験継承の効果的な学習の教材として、教職員が繰り返し活用できるように整理・保存する。(こどもたちの平和学習推進事業)
  9. 平和教育の指導資料の活用(教育委員会指導第二課)
    平和教育を各学校の全体計画や年間指導計画に位置付け、計画的・継続的に進めるとともに、全教育活動において学習指導要領に則した調和的な指導を行うため、平成18年に作成・配付した指導資料の活用を図る。
  10. 教員の被爆体験継承教育研修の実施(教育センター)
    新規採用教員及び学校教育関係職員・社会教育関係職員を対象に、被爆体験継承教育にかかわる研修を実施する。
  11. 広島市の子どもの平和に関する意識調査の活用(教育センター)
    平成17年度に実施した調査〔対象:市立小学校(4~6年生)・中学生(1~3年生)〕を平和教育充実のための基礎資料として活用する。
  12. 被爆体験証言等の収集・保存・活用(生涯学習課)
    中央図書館において、教育センターや学校で保管している地域の被爆体験者の証言ビデオの保存・活用を図るため、記録のDVD化等を実施し、ホームページで公開するとともに学校の平和教育で活用する。
  13. 原爆・平和に関する映画の収集及び上映(生涯学習課)
    映像文化ライブラリーにおいて、8月を中心に原爆や平和に関する映画の上映会を開催するとともに、平和をテーマにした映画フィルムを収集し、保存・活用する。
  14. 平和記念資料館学習ハンドブックの配布(平和文化センター平和記念資料館啓発担当)
    資料館を訪れる子どもたちに、資料館の展示内容等を分かりやすく解説したハンドブックを配布する。
  15. 平和記念資料館学習ワークブックの作成(平和文化センター平和記念資料館啓発担当)
    ヒロシマを訪れる修学旅行生や市内の児童が、平和記念資料館の観覧を通して、より効果的に学習し、平和に向けた自主的な取り組みのきっかけとしてもらう。
  16. 修学旅行生への被爆証言講話等の実施(平和文化センター平和記念資料館啓発担当)
    修学旅行等で来広する児童・生徒や海外からの来訪者等を対象に、被爆体験者による講話や原爆記録ビデオの上映等を行う。
  17. 被爆体験記等朗読会の実施(平和文化センター追悼平和祈念館)
    朗読会の開催、朗読ボランティアの派遣等を行い、被爆体験記の読み語りを通じて、より多くの人々、特に次代を担う子どもたちへの被爆体験の継承を図る。
  18. こども平和キャンプの開催(ひと・まちネットワーク、平和文化センター平和記念資料館啓発担当)
    夏休みを利用して、「平和」をテーマに、三滝少年自然の家と似島臨海少年自然の家の立地条件を活かし、子どもたち(小学4~中学3年生)を対象に、広島の歴史、被爆の実相、碑巡り、遺跡見学などを通して、戦争や平和について学ぶ場を提供する。
  19. 中・高校生ピースクラブの開催(平和文化センター平和記念資料館啓発担当)
    平中・高校生を対象に、原爆被害の実相等を講座、実習及びグループ研究により深く学ぶ場を提供し、自ら平和へ取り組む力を養う。
  20. 青少年を中心とする平和・文化イベント(市民局市民活動推進課)
    「平和記念式典」と「とうろう流し」がつながり、8月6日が1日を通して慰霊と平和を希求する日となるよう両行事の中間時間帯において、新たに青少年を中心とした様々な平和・文化イベントを開催することにより、平和文化の振興とビジターズの増加を図る。
  21. ひろしま子ども平和議会の開催(平和推進課)
    平和記念式典参列や平和学習のために広島を訪れる青少年に対し、全国から集う青少年と交流の中で平和のメッセージを発信する機会を提供する。
  22. ヒロシマ・ピースフォーラムの開催(平和文化センター平和連帯推進課)
    18歳以上を対象に、多角的な講義を通して、被爆の実相や被爆体験の意味を学び、今後のヒロシマの取組を考えながら、平和活動を自主的・積極的に行うきっかけづくりの場を提供する。
  23. 公民館における平和学習を全館で実施(市民局生涯学習課)
    市内公民館全館において、「平和教育」講座、被爆体験談・朗読等による平和学習、平和ポスター展などの117事業を実施する。
  24. 「命の水」~ひろしま水道物語~(紙芝居)上映・上演(水道局企画総務課)
    原爆投下の日も水を送り続け、水道創設からの不断水の歴史を守った水道部職員を中心とした紙芝居を市民に貸し出す。
  25. 英語で伝えようヒロシマセミナーの開催(平和文化センター平和記念資料館啓発担当)
    留学又は渡航予定(希望も含む)及び海外から留学又は渡航してきた者を受け入れている高校生及び一般市民を対象に、英語による原爆被害に関する基礎知識と表現方法について学ぶ機会を提供する。
  26. 被爆電車車内公開と映画上映会(市民局文化財課)
    被爆電車を月に一度車内公開し、被爆後の復興に大きな役割を果たしたことを紹介するとともに、「ヒロシマに一番電車が走った」ほか平和に関する映画を上映する。
  27. 被爆証言講話会の定時開催(平和文化センター平和記念資料館啓発担当)
    ヒロシマの心の伝播と被爆体験の継承を推進するため、8月6日前後に平和記念公園を訪れる人々に被爆体験証言を聴く機会を提供する。(12回)
  28. 被爆体験証言者交流の集いの運営(平和文化センター平和記念資料館啓発担当)
    被爆体験証言等の活動を行っている団体相互の情報交換と学習を深める研修会等を行う。研修会については、市民にも参加を呼びかける。
  29. 原爆・平和に関する企画展(市民局生涯学習課)
    原爆の実相を伝え、被爆体験の継承と平和意識の高揚を図るため、中央図書館等で原爆・平和に関する企画展を開催する。
  30. 復興の都市計画についてのパネル展・平和学習用資料の貸出等(都市整備局都市計画課)
    広島の復興における広島平和記念都市建設法や都市計画の役割等を紹介するパネル展又は平和学習を行う国内の団体等に、展示パネルの貸出やパンフレット等の提供を行う。
  31. 職員研修の実施(研修センター)
    新規採用職員及び中堅職員、新任係長級職員、新任課長補佐級職員、新任課長級職員を対象に被爆体験継承にかかわる研修を実施する。
  32. 国内ジャーナリスト研修(市民局国際平和推進部平和推進課)
    国内報道機関の記者及び海外報道機関の日本駐在員に対し、被爆の実相や被爆地広島について学ぶ研修を受講してもらい、研修の成果を報道や論説などを通じて広く国内外に発信してもらう。
  33. ヒロシマ・ナガサキ原爆展の開催(平和文化センター平和記念資料館啓発担当)
    海外において、長崎市と共同で、被爆資料及び写真パネルの展示、被爆体験証言等を内容とする原爆展を開催する。平成21年度は、ロシア・オレンブルグ市で開催する予定である。
  34. 全米における原爆展のフォローアップ(平和文化センター平和記念資料館啓発当)
    H19、20年度で行った全米における原爆展で築いた現地主催者とのネットワークを生かし、写真ポスターの展示やテレビ会議システムを活用した被爆体験証言などにより原爆展を継続して開催する。
  35. 国内原爆展の開催(平和文化センター平和記念資料館啓発担当)
    国内の主要都市において、被爆資料及び写真パネルの展示、被爆体験証言等を内容とする原爆展を開催する。平成21年度は、静岡市及び浜松市で開催する予定である。
  36. 国内原爆写真展用資料の普及・活用(平和文化センター平和記念資料館啓発担当)
    原爆展を開催する国内の団体等に、長崎市と共同で、原爆写真パネル・ポスターの貸出を行う。
  37. 原爆展・平和学習用資料の普及・活用(平和文化センター平和記念資料館啓発担当)
    原爆展又は平和学習を行う国内の団体等に、市民が描いた原爆の絵の複製画や原爆記録ビデオ等の貸出を行う。
  38. 国外原爆写真展用資料の提供(平和文化センター平和記念資料館啓発担当)
    原爆展を開催する国外の団体等に、長崎市と共同で、原爆写真ポスター、原爆記録ビデオ等の提供を行う。
  39. 平和記念資料館展示整備等基本計画の策定(平和文化センター平和記念資料館学芸担当)
    資料館の建物整備や展示更新整備の今後のあり方を中長期的な視点から示した「広島平和記念資料館更新計画」を具体化するために、より詳細な整備基本計画を平成20年度及び平成21年度で策定する。平成21年度は、計画原案をとりまとめ、市民等からの意見募集を行い、基本計画として取りまとめる。
  40. 平和記念資料館企画展の開催等(平和文化センター平和記念資料館学芸担当)
    常設展示を補い、また再来館(リピーター)の動機づけを図るとともに、資料館としての調査・研究成果発表の機会とするため、企画展を2回開催する〔第1回:広島平和記念都市建設法制定60周年記念佐々木雄一郎写真展 第1部(仮称)、第2回:同 第2部(仮称)〕。
  41. 追悼平和祈念館企画展の開催(平和文化センター追悼平和祈念館)
    企画展「しまってはいけない記憶-救護の場所を求めて-」を開催する。
  42. ポケット版ヒロシマ平和情報の作成・活用(市民局平和推進課)
    広島の原爆・平和に関する情報をまとめたポケット版のデータ集(記念碑・被爆建物等)を作成するとともに、多言語化しその活用を図る。
  43. 平和記念公園(旧中島地区)めぐり(市民局国際平和推進部平和推進課)
    被爆前は広島市の中心的繁華街であった平和記念公園一帯(旧中島地区)の様子伝えるため、観光ボランティアガイド、ピースボランティアの案内による旧中島地区ガイドツアーを実施する。また、ツアーに必要なパンフレットマップを作成する。
  44. 平和記念式典来訪者のための臨時案内所の設置(都市活性化局観光交流部観光課)
    8月5、6日に広島駅(新幹線口・南口)に臨時案内所を設置し、ボランティアガイドによる案内を行う。
  45. 平和記念公園無料ガイドの実施(都市活性化局観光交流部観光課)
    8月6日にボランティアガイドによる平和記念公園内の無料ガイドを行う。
  46. 平和・文化イベントガイドの作成(都市活性化局観光交流部観光課)
    8月上旬に行われる平和・文化関連行事等を盛り込んだイベントガイドを作成し、式典・観光案内所で配布する。
  47. 広島平和記念都市建設法制定60周年記念事業の実施(都市計画課等)
    広島平和記念都市建設法制定60周年記念事業として、市民との協働によるイベントや展示会などを開催する。
    60周年記念シンポジウムの開催・60周年記念フォーラムの開催・建設法に関する企画展の開催・復興をテーマにした企画展の開催・建設法に関する巡回展の開催・広島の復興をたどる写真展の開催・企画展「丹下健三と平和記念公園」の開催・都市復興に関する出前講座の開設・建設法に関する公民館講座の開催・60周年記念ウォークラリーとワークショップの開催・親子のための「旧日本銀行広島支店建物」改修工事見学会の開催・建設法等について学ぶ「こども平和キャンプ」の実施・60周年記念「平和の夕べ」コンサートの開催・平和記念公園環境改善事業の実施・平和記念公園被爆ザクラ植樹事業の実施・建設法に関する冊子の増刷及びDVDの作成・60周年記念事業に関するホームページの作成・60周年記念事業の切手発行

2  修学旅行の誘致・支援

  1. 「修学旅行ガイドブック」の配布(観光コンベンションビューロー)
    修学旅行ガイドブックを県外の学校などに配布し、修学旅行の増加を図る。
  2. 修学旅行誘致活性化事業(都市活性化局観光交流部観光課)
    来広修学旅行生の増加を図るため、全国の学校や旅行会社への誘致活動等を行うとともに、教育関係者の招へい事業や市立広島商業高校と連携した誘致活動を展開する。
    • 学校・旅行会社等に対する誘致・宣伝活動
    • 教育関係者の招へい事業の実施
    • 修学旅行ホームページの充実
    • 修学旅行メニューの開発・PR
    • 市立広島商業高校と連携した誘致活動の実施
  3. 県教育旅行誘致対策協議会による誘致活動(都市活性化局観光交流部観光課)
    • 修学旅行発地に誘致宣伝隊を派遣し、観光施設の紹介やモデルコースの提案を行う。
    • 「広島教育旅行ガイドブック」及び修学旅行誘致用ビデオを、学校や旅行業者に配布する。
  4. 広島平和学習セミナーの開催(平和文化センター追悼平和祈念館)
    福岡市、高知市で学校関係者及び旅行会社(教育旅行部門)を対象に、広島での平和学習や体験学習などを紹介する。(広島市、平和記念資料館と共同実施)
  5. 資料館入館者増加対策(平和文化センター平和記念資料館啓発担当)
    広島県教育旅行誘致対策協議会と連携した学校及び旅行業者等への訪問、国内原爆展関係都市でのPR、追悼平和祈念館と共同で行う平和学習セミナーの開催など、修学旅行等の誘致活動を行うとともに、観光事業従事者のための研修会「ヒロシマ・ガイド」を開催する。
  6. キョウチクトウ及び被爆アオギリ二世苗木配付(都市整備局緑化推進部緑政課)
    修学旅行で平和記念公園を訪れた学校等にキョウチクトウか被爆アオギリ二世のいずれかの苗木を配付する。
  7. 平和記念資料館学習ハンドブックの配布(平和文化センター平和記念資料館啓発担当)【再掲】
  8. 修学旅行生への被爆証言講話等の実施(平和文化センター平和記念資料館啓発担当)【再掲】
  9. 被爆体験記等朗読会の実施(平和文化センター追悼平和祈念館)
  10. ひろしま子ども平和議会の開催(平和推進課)【再掲】
  11. 平和記念資料館学習ワークブックの作成(平和文化センター平和記念資料館啓発担当)【再掲】

3  サダコ・折り鶴の活用

  1. 原爆展・平和学習用資料の充実(平和文化センター平和記念資料館啓発担当)
    平和記念資料館の企画展「サダコと折り鶴」の内容を盛り込んだ関連資料(ポスター、パッケージ等)の貸出を行う。
  2. 折り鶴の保存・展示(市民局国際平和推進部平和推進課)
    平和を願う世界中の人々の思いを大切にし、地域や世代を超えた「平和の循環」を創り出すため、「原爆の子の像」に国内外から捧げられる数多くの折り鶴の保存・展示を行う。平成21年度は旧市民球場で展示を行うとともに、原爆展などを利用した海外での展示も行う。

4 被爆建物・樹木の活用

  1. 史跡原爆ドーム保存継承(市民局文化スポーツ部)
    技術的な面から原爆ドームについて、将来にわたる世界遺産としての保存のあり方を定めた「保存整備計画」に基づき専門試験・調査を実施する。
  2. 原爆ドームの保存整備(都市整備局緑化推進部公園整備課)
    史跡原爆ドーム保存技術指導委員会に設置した耐震対策部会において、原爆ドームの地震対策の検討を行い、必要な措置を講ずる。
    今年度は、平成20年度に取りまとめた耐震対策工法案をもとに文化庁等との協議を行い、具体の工法を取りまとめる。
  3. 旧日本銀行広島支店の保存活用(市民局文化スポーツ部)
    旧日本銀行広島支店の全面供用を目的とした保存・改修工事を行う。
  4. 袋町小学校の平和資料館の運営(教育委員会指導第二課)
    運営管理人を委託し、来館希望者との連絡調整を行うとともに、来館者に対する受付及び案内説明、展示資料の整理等の業務を行う。
  5. 本川小学校の平和資料館の運営(教育委員会指導第二課)
    運営協力員を配置し、来館希望者との連絡調整を行うとともに、来館者に対する受付及び案内説明、展示資料の整理等の業務を行う。
  6. 民有被爆建物保存・継承事業への補助(市民局国際平和推進部平和推進課)
    現在、広島市内に残っている被爆建物等を被爆の実相を語る貴重な資料として保存・活用するため、被爆建物等の台帳を作成し保存の啓発を図るとともに、民間の行う保存工事に対して1件あたり3,000万円までの補助金を交付している。
    〔登録件数〕 151件(建物 90件、橋梁 6件、樹木 55件) (平成21年4月1日現在)
  7. 被爆建物表示板の設置(市民局国際平和推進部平和推進課)
    被爆建物に説明表示板を設置する。
  8. 広島大学旧理学部1号館の保存・活用(都市活性化局都心再開発部)
    広島大学本部跡地ついては、被爆建物である広島大学旧理学部1号館の保存・活用を含め、関係者と協議・調整を行いながら、引き続き、「知の拠点再生プロジェクト」の実現に向けて取り組む。
  9. 被爆樹木樹勢回復事業(市民局国際平和推進部平和推進課)
    被爆樹木は被爆の実相を語るとともに、原爆の惨禍を乗り越えた生命力の象徴として非常に貴重なものであるが、今後どれだけ長く良い状態で後世に引き継いでいけるかは、これからの管理に大きく左右されるため、公共被爆樹木の樹勢回復措置(土壌改良・公開治療等)を講じる。

5  被爆体験の学問的整理

  1. 「広島・長崎講座」の開設・普及(平和文化センター平和連帯推進課)
    被爆体験を学問的なレベルで若い世代に継承するための「広島・長崎講座」を新たに開設する大学に対し、被爆体験証言者や学識経験者等を講師として派遣するほか、教材(ビデオ、写真集など)の提供等を行う。
    このほか、既設の大学に対しても講師派遣の調整等、便宜を図っていく。
  2. 広島平和研究所における研究の推進(広島平和研究所)

 国際シンポジウムや連続市民講座などを開催し、研究成果を市民等に公開・還元する。

継承の基礎づくり事業

1  被爆資料等の調査収集・整理

  1. 被爆者証言ビデオテープの制作(平和文化センター平和記念資料館啓発担当)
    被爆者の被爆体験を映像と音声による証言記録として保存するとともに、平和学習用資料として貸し出すための被爆者証言ビデオテープを制作する。
  2. 被爆者証言ビデオの制作(平和文化センター追悼平和祈念館)
    在外被爆者を対象として、体験談をビデオに収録し、館内で視聴できるようにする。
  3. 平和教育アーカイブスの実施(教育委員会指導第二課)【再掲】
  4. 被爆体験証言等の収集・保存・活用(生涯学習課)【再掲】
  5. 原爆・平和に関する映画の収集及び上映【再掲】
  6. 展示・収蔵資料等の調査研究(平和文化センター平和記念資料館学芸担当)
    常設展示の一部見直しや企画展の開催のための基礎データの蓄積を図り、平和記念資料館の機能を充実・強化するため、資料館の資料等の調査・分析や学術的研究を行う。
  7. 被爆体験記の執筆補助(平和文化センター追悼平和祈念館)
    体験記を書く意欲がありながら、高齢等により執筆が困難な被爆者を対象に、聞き取り、代筆を行う。

2  被爆体験のデジタル化

  1. 平和データベースの充実(平和文化センター平和記念資料館学芸担当)
    市民から寄贈された戦後の被爆者援護や反核・平和活動の資料等を調査・整理し、データベース化を図り、平和記念資料館の展示等に活用する。
  2. 被爆体験記等のデータベース化(平和文化センター追悼平和祈念館)
    寄贈された被爆体験記等を整理し、データベース化を図り、館内での閲覧に供する。
  3. インターネットによる平和情報の発信(平和文化センター平和記念資料館啓発担当)
    平和宣言、原爆被害の概要等の平和に関する情報をインターネットを活用して世界に発信する。

3 民間の活動との連携

  1. 被爆体験証言者交流の集いの運営(平和文化センター平和記念資料館啓発担当)【再掲】
  2. ヒロシマピースボランティア事業(平和文化センター平和記念資料館啓発担当)
    ボランティアにより平和記念資料館の展示、平和記念公園及びその周辺の慰霊碑の解説等を行う。
  3. 平和・戦争等に関する博物館等とのネットワーク(平和文化センター平和記念資料館学芸担当)
    第16回日本平和博物館会議に出席し、資料・情報の交換などを通して、国内外の平和・戦争に関する博物館等との連携を深め、世界恒久平和の実現に向けてネットワーク化を図る。
    会場:大阪国際平和センター(大阪市)

このページに関するお問い合わせ先

市民局 国際平和推進部 平和推進課 被爆体験継承担当
電話:082-242-7831/Fax:082-242-7452
メールアドレス:peace@city.hiroshima.lg.jp