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青少年平和文化イベント「ヒロシマの心を世界に2022」を開催しました!
この度、3年ぶりに青少年平和文化イベント「ヒロシマの心を世界に2022」を開催しました。
青少年による平和に関するメッセージを中心とした平和文化イベントを開催することで、
被爆の記憶の風化を防ぐとともに、世界恒久平和の実現を願うヒロシマの心を訴えました。
開催日時等
- 日時:令和4年(2022年)8月6日(土曜日) 9時30分~15時30分
- 会場:広島国際会議場(広島市中区中島町1番5号)
- 主催:広島市
- 協力:公益財団法人上田流和風堂、公益財団法人広島平和文化センター ほか
プログラム1 フェニックスホール(地下1階)
10時00分~12時00分 ひろしま子ども平和の集い~広島に集う子どもたちからのメッセージ~
8月6日の平和記念日に、平和記念式典への参列などのために広島を訪れる子どもたちと広島の子どもたちが、言葉や音楽などで、平和への熱い思いを発信しました。
◆オープニング
広島市立広島特別支援学校 高等部普通科職業コースによる合唱
◆第1部 被爆の実相を学ぼう
- 原爆被害の概要説明 :講師 香川 穂乃佳 さん
- 被爆体験講話(日本語):講話者 梶本 淑子さん
◆第2部 平和のバトンをつないでいこう
- 参加団体による平和の取組の発表
- 共同メッセージの発表
参加団体 | 発表タイトル | |
---|---|---|
1 |
広島市立国泰寺中学校 生徒会 |
国泰寺中学校 「平和宣言・平和の取り組み」 |
2 |
広島市立牛田中学校 PC放送部 |
平和の軸線 |
3 |
広島市立安佐中学校 生徒会 |
群読 |
4 |
広島市立中島小学校 キッズコーラス |
声と音で伝えるヒロシマ「青い空は」 |
5 |
広島市立広島商業高等学校 広島市商ピースデパート |
ヒロシマ・ナガサキをつなぐ |
6 |
広島市高校生長期留学生 |
平和な世界の実現に向けて私たちにできること ~留学の経験を通して~ |
7 |
(千葉県)市原市平和大使 |
つなごうよ 平和のかけはし 未来へと ~市原市平和大使の願い~ |
8 |
(岡山県)山陽学園高等学校 JRC部 |
平和な未来のために 私たちができること |
9 |
(沖縄県)石垣市平和大使 |
平和を考えるメッセージ朗読 |
10 |
中学生による「伝えるHIROSHIMAプロジェクト」 |
平和へのメッセージ ~私たちが感じたこと~ |
14時00分~15時00分 「ケイショウ ~『ある晴れた夏の朝』から考えたこと~」(広島市立舟入高等学校演劇部)
小手鞠るい『ある晴れた夏の朝』(偕成社)より/小笠原穂香 宇多村侑香 佐田菜月 脚本
「あの日から七十七年経っても、核兵器はなくなってないじゃないか!」
——「世界は核兵器を保持し続けるべきである」。賛成か。反対か。
変わりゆく世界の中で、思いをぶつけ合う6人の高校生たち。
高校生たちがディベートを通して、私たちが今考えなければならないことを力一杯訴えかけました。
プログラム2 ダリア(1)(地下2階)
9時30分~11時30分 御茶席
協力:公益財団法人上田流和風堂
一般社団法人広島青年会議所 上田宗箇流直心会、上田宗箇流和風会青年部「暁」、上田流和風堂学校茶道連絡協議会、広島市立本川小学校
広島で400年近く続く上田宗箇流の御茶席です。
広島の中学生、高校生、大学生が中心となって、御点前を披露し、御抹茶でおもてなししました。
また、被爆した茶道具などの展示も行いました。
<参加学校>安田女子大学、広島国際大学・呉キャンパス、広島経済大学、広島大学・霞キャンパス、広島市立大学、広島県立安芸南高等学校、AICJ中学・高等学校、広陵高等学校、修道高等学校、広島工業大学高等学校、崇徳高等学校、崇徳高等学校、進徳女子高等学校
<協賛企業>(株)やまだ屋、(株)デイ・リンク、宇治園製茶(株)、(有)松月園、橋本建設(株)
13時00分~14時00分 アニメーション制作ワークショップ
ひろしま国際平和文化祭・アニメーションシーズンの協力のもと、アニメーション制作のワークショップを行いました。
<指導アーティスト>西本 亮太
14時30分~15時30分 ひろしま国際平和文化祭 招へいアーティストによるトーク、自主制作アニメーション上映会
広島に滞在中のアーティストによるレクチャーを開催しました。また、市内の中学生が平和や広島をテーマに自主制作したアニメーション作品を上映しました。
<参加予定アーティスト>マフブーベフ・カライ(イラン)、ナタ・メトルーク(アメリカ/ウクライナ生まれ)、是恒さくら(日本)
<制作学校>広島市立祇園中学校美術部、広島市立口田中学校美術部、広島市立段原中学校美術部
プログラム3 ダリア(2)(地下2階)
9時30分~15時00分 原爆の絵画展(広島市立基町高等学校創造表現コース)
高校生が直接被爆者から証言を聴き、打合せを重ね、自ら資料を集め、約1年かけて描いています。
原爆の絵の制作者によるギャラリートークも行いました。
プログラム4 コスモス(地下2階)
10時00分~15時00分 被爆体験講話
協力:公益財団法人広島平和文化センター
被爆体験や平和への思いを、被爆体験証言者が直接語られました。また、各講話(約60分)後、質疑応答の時間を設けました。
10時00分~11時30分 被爆体験講話(日本語) 講話者 飯田 國彦 さん
13時30分~15時00分 被爆体験講話(日本語) 講話者 八幡 照子 さん
展示
折り鶴に託された思いを昇華させるための取組の紹介、被爆建物・被爆遺構展示館の紹介
本市や市民主体で実施する昇華の取組の成果物等を展示しました。
その他
「核兵器禁止条約」の早期締結を求める署名コーナー
平和文化月間ロゴマーク
広島市では毎年11月を平和文化月間と定め、期間中に「平和への思いの共有につながる取組」を集中的に実施し、市民が日常生活の中で平和について考え、行動する「平和文化」の振興を図る取組を行っています。今年度は、平和文化月間を周知し、更なる平和文化の振興を図るため、広島市や広島広域都市圏にお住まいの方を始めとする多くの皆様による投票を行い、新たにロゴマークを決定しました。
たくさんのご来場、ありがとうございました!
※本イベントは、広島市の基本方針等に基づき、新型コロナウイルス感染症対策を行った上で実施しました。