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「老人クラブ」の皆さんと安佐南区長が話し合いました(区政車座談義)

ページ番号:0000000631 更新日:2020年2月1日更新 印刷ページ表示

区民の皆さんの想いや願いを区政の推進に生かすことを目的とした「区政車座談義」を、安佐南区老人クラブの皆さんと一緒に行いました。

車座談義

1 開催日時

 平成28年2月10日(水曜日)午前9時50分~午前11時40分

2 会場

 安佐南区役所2階 区長応接室

3 テーマ

 老人クラブの活性化に向けての取組

4 参加者

 安佐南区老人クラブ連合会会長・同事務局長、3地区老人クラブ会長・紙芝居サークル代表ほか 計10名
 安佐南区役所 谷山区長ほか 9名

5 談義の概要

(1) 区長あいさつ

 あいさつの中で、平成28年2月8日に発表された市長の方針「世界に誇れる『まち』広島」の地域福祉の再構築に向けて
 ~広島型・福祉ビジョン~の紹介を行った。

 【概要】広島市では、少子高齢化と人口減少、及び単身世帯の増加と、全国平均より平均寿命は長いが、健康寿命は短い等という現状がある。
 こうした経済環境・社会構造の変容に対応するために、「翁・媼」(高齢者福祉)と「童」(子育て・教育)に着目した地域福祉を再構築していくことが必要である。そのためには、「翁・媼」には従来の「公助」はもとより、「自助」「共助」を厚くしていくこと、「童」には「自助」に加え、「共助」「公助」を強化していくという本市の施策紹介を行った。

(2) 活動紹介

ア 安佐南区老人クラブ連合会の現状と課題について

 老人クラブ連合会が活性化するためには、60歳代の若い会員の入会や新たな行事に取り組むことにより各地区でカラーを出していくことが必要。
 現在は、老人クラブの団体数・会員数とも大幅に減少している。10年前は119団体あったが現在88団体で会員数も3割程度減少している。
 原因としては、同じ活動を続けているためマンネリ化していることや、どうしても老人クラブに入会しないといけないと思う意識が薄れていることが考えられる。
 一人ぐらしの見守りをする。また、大雨災害を被って、高齢者の避難の難しさを痛感し、高齢者や会員同士の助け合いが必要と認識した。
 各地区で色々な取組やカラーを出していくと、会員が増えるのではないかと思う。

イ 伴中央上福寿会の事例発表

  • 活動可能で何か新しいこと、会員が家に籠らず、外へ出て活動できることに取り組んでいる。
  • グラウンドゴルフ、ゲートボール、カラオケだけでなく、例えばマージャン教室を老人クラブに普及させた。会員の交流になり女性会員にも好評である。
  • 一昨年からは、活動できない88歳以上の会員の方の自宅を訪問し、手づくりの巻柿や柿羊羹などをプレゼントしている。
  • 老人会で伴西公園の指定管理を受け、会員にも花づくりや草刈りなど少額の手当てで作業に参加してもらっている。
  • 何か新しいことをしようと努力していることや、各班の幹事さんが地域の皆さんに、会員入会のための声かけをしており、おかげで会員は増加してる。

ウ 上安サンハイツ長寿会の事例発表

車座談義

  • 上安サンハイツ長寿会では、会員の特技と趣味を生かした多彩なサークル活動(10種類)を行っている。特に、グラウンドゴルフや脳トレに人気がある。
  • 今までそれほど使用していなかった公園の石や草を取り除いてグラウンドゴルフができる環境にした。
  • ボランティア活動は主に社会福祉協議会や町内会と一体となって、町内の清掃、あるいは一人ぐらしの見守りや高齢者宅の草取り・枝打ちなどの活動を行っている。

エ シニアクラブびしゃもん会の事例発表

  • グラウンドゴルフ、囲碁、ちぎり絵など13のサークル活動を行なっている。
  • 花いっぱい運動の皆さんと連携して、老人クラブの多くの会員が花畑を耕し、施肥を行っている。
  • また、年に2回の日帰り旅行、新年会、お花見会などの行事の機会をとらえて会員の勧誘も行っている。
    会員150人を目指して精いっぱい頑張っている。
  • サークル活動として紙芝居サークル「陽だまり」があるが、平成14年から活動を開始し、小学校、市・区の老人クラブ、老人ホームなどで上演している。(紙芝居サークル代表から題目「和尚さんの芋ころがし」の紙芝居の上演があった。)

(3) 意見交換

車座談義

  • 高齢者にとって、インターネットからの情報入手は困難である。「市民と市政」の「区報あさみなみ」の中に老人会活動コーナーを設けて欲しい。
    (区)インターネットからの情報は、できるだけたくさんの方に見ていただくための一つの方法である。地域活動など話題があれば取材して「区報あさみなみ」で紹介することはできると思う。
  • 老人クラブの会員の活動といっても、社会福祉協議会、自治会・町内会と一緒になって色々な行事に参加しているので、老人クラブ独自の活動が難しくなっている。あれもこれも参加すると老人クラブのカラーが出せないことになってしまう。
    (区)それぞれで活動する部分と一緒に活動する部分と、うまく組み合わせができて、地域で連携がとれると、いい地域活動ができるのではないかと思う。
  • 会費を上げずに、いろいろ活動を行うので、お金の集め方に工夫が必要である。
    (区)公園の指定管理や清掃等報奨金制度を活用されておられるとの話があるが、こうした工夫で少しでも活動の財源を確保されることが大切であると思う。
  • 企業協賛による地域活動支援に応募したところ、応募多数の中で選ばれ、伴西公園に紫陽花を50本植える予定になっている。
  • 安佐南区の「木」や「花」をシンボルとして決めてはどうか。
    (区)佐伯区は先行して決めていますね。
  • 老人クラブ活動のPR機会がない、またPR方法に問題があるのではないか。
    地域住民に活動内容がわかれば、人が集まると思う。
    (区)良い活動をされている地域団体の情報を区としても積極的にPRしていきたい。
    「安佐南区公式フェイスブック」をPR方法の1つとして紹介した。地域活動の情報をいただき、これをデータ化して、いつでも紹介できるような仕組みを作っていきたい。

(4) 区長コメント

 本日紹介いただいた老人クラブの皆さんは、非常に老人クラブを活性化されており、新しい活動に積極的に取り組んでいただいています。
 皆さん方ががんばっておられる活動を、どうやって皆さんで共有できるか、区としても皆さんと一緒になって地域活動についての情報発信を行っていく必要があると思いますので、今後とも皆さんの御協力をお願いします。本日はありがとうございました。

お問い合わせ

安佐南区役所 市民部 区政調整課、厚生部 地域支えあい課
電話:831-4925、電話:831-5003
Fax:877-2299、Fax:870-2255
メール:am-kusei@city.hiroshima.lg.jp、メール:am-sasaeai@city.hiroshima.lg.jp