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ページ番号:0000006363更新日:2019年10月21日更新印刷ページ表示

安芸区内の団地活性化のための取組を紹介します

はじめに

 広島市では、都市化や高度経済成長による急激な人口増加と宅地需要の高まりに伴って、デルタ部郊外の丘陵部を中心に、戸建て住宅が建ち並ぶ住宅団地(「広島市開発動向図」等により区域が特定できる開発面積が5ヘクタール以上のもの)が数多く開発されました。

 こうした住宅団地の多くは、かつて山林等であった場所が開発され、まちづくりが計画的に行われているため、住宅の区画、道路の配置、公園・広場の整備、街並み・景観など、居住地として良好な環境を有しています。

 その一方で、住宅団地には完成から30~40年以上経過しているものも多く、人口減少や高齢化が一斉に進行しており、それに伴う交通環境や買い物環境等の生活利便性の低下、地域活動の衰退等によるコミュニティの希薄化など様々な問題が顕著に現れています。

 そうした状況においても、6割以上の人が住み慣れた住宅団地に「住み続けたい」と思っておられることからも(平成25年度団地住民等意識調査結果)、住み続けることができるまちづくりを進めていく必要があります。

 このため、広島市は、地域団体が自主的・継続的に行う住宅団地の活性化に資する取組を総合的に支援することによって、自助・共助を基調とした住宅団地の活性化を推進し、地域団体が取組を検討する早い段階から行政が助言・支援などを行うことにより、地域と行政が一緒になってまちづくりを進めることとしました。

安芸区内の住宅団地の現状

スカイレールタウンみどり坂の画像矢野ニュータウンの画像

望が丘団地

 安芸区内には、昭和40年代から50年代に開発された瀬野川団地(瀬野)、大磯団地(矢野)、月が丘団地(矢野)や平成10年前後に開発された矢野ニュータウン(矢野)、スカイレールタウンみどり坂(瀬野)など、5ヘクタールを超える住宅団地が8か所あります。

 また、区内全域に小規模団地(5ヘクタール未満)も多数開発されており、住宅地図に「○○団地」と記載されている団地は、全部で29か所あります。

 これらの住宅団地(小規模団地を含め)は、開発時期や団地の大小によって状況は異なりますが、(1)団地完成当初は30~40歳代の親世代及びその子ども世代の人口が特に多く、人口構成がかなり偏っている、(2)子ども世代は10歳代から20歳代への移行時期に進学や就職により団地から転出するため大きく減少するに対し、親世代はそのまま居住している、(3)団地完成から40年後頃に親世代が一斉に高齢化する、という特徴が発生すると思われます。

【安芸区内の住宅団地一覧】

区分

団地数

地区名

団地名

大規模団地

3団地

瀬野

みつぎ団地、瀬野川団地、スカイレールタウンみどり坂

1団地

中野東

望ヶ丘団地

4団地

矢野

月が丘団地、矢野ニュータウン、大磯団地、五月台団地

小規模団地

7団地

瀬野

神立団地、荒谷団地、清山団地、清松園団地、聖ヶ丘団地、神原団地、原山団地

3団地

中野東

細工団地、城平団地、鴨之巣団地

3団地

中野

桜台団地、虹ヶ丘団地、安芸ヶ丘団地

1団地

畑賀

富士ヶ丘団地

2団地

船越

城山団地、船越ハイツ

4団地

阿戸

見晴台団地、旭ヶ丘団地、牛ヶ谷団地、阿戸グリーンハイツ

9団地

矢野

幸崎団地、星ヶ丘団地、大井団地、天神日広団地、神長日広団地、梅河団地、天神団地、誉ヶ丘団地、山水苑団地

安芸区内の団地活性化の取組について

 安芸区役所は、本市が平成27年8月から「”まるごと元気”団地活性化補助事業」を開始するにあたり、区内8地区の連合町内会長と協議し、住宅団地(対象:世帯数30以上)のある町内会・自治会を対象に補助事業等の概要を説明等を行いました。平成27年11月以降、”まるごと元気”住宅団地活性化補助事業を活用し、取組みを実施されている自治会・町内会についてご紹介します。

団地住民が集う「ふれあいサロン”きてみんさい”」で街の活性化を! 瀬野川団地自治会

団地住民が集う「ふれあいサロン”きてみんさい”」で街の活性化を! 瀬野川団地自治会の画像1団地住民が集う「ふれあいサロン”きてみんさい”」で街の活性化を! 瀬野川団地自治会の画像2

 安芸区の東に位置し、瀬野駅から徒歩10分のところにある瀬野川団地は、昭和40年代前半に造成され、ピーク時には500人を超える住民が住んでいました。

 しかし、造成から50年経過した今は、こども世代が進学や就職で団地を離れ、親世代だけの世帯が増えて高齢化が進み、自治会の役員や班長の役務を遂行できる人が限られる状況となっています。また、近隣同士の付き合いも希薄になりつつあり、「災害等の非常時に助け合うことができない状況になるのでは」と心配する人も出ています。このままでは。そこで立ち上がったのが、歴代の自治会長をはじめとする長年団地を支えてきた人たちでした。

 平成27年7月18日(土曜日)、団地自治会の呼びかけで住民有志による勉強会が開催され、集会所には30人近くの住民が集まりました。まず、区地域起こし推進課の職員が市内の住宅団地の現状と団地活性化補助事業等の概要を説明し、参加者による意見交換が行われました。参加者アンケートには、「近隣の人に迷惑をかけることを最小限にして、ぎりぎりまで住み続けたい」「今後の生活設計のために参加した」「急激に進んでいる高齢化にどう対応すべきかは、自治会会員全員が考えなければならない大きな問題」など、切実な思いが書かれ、意見交換会では、「市の補助金を積極的に活用し、団地を活性化すべき」「住民の誰もが利用できるサロンを立ち上げてはどうか」など、様々な意見が寄せられました。

瀬野川団地自治会の画像3瀬野川団地自治会の画像4

 9月10日(木曜日)、自治会の呼びかけでサロンを運営するボランティアスタッフ21人が集まり、団地を元気にするための新たな組織「きてみんさい」会が結成されました。発起人の宮本秀一さんは、「なぜ、団地でサロンが必要か。自然災害が頻発し、詐欺被害も増えている中で、団地の高齢化が進んでいる。幸いにも団地住民のつながりはまだある。住民の安全・安心を確保し、楽しく住んでいくためにボランティア精神で会を運営したい」と話し、また、もう一人の発起人の原田智さんは、「団地住民が助け合い、家族のようになれればと思う。高齢者だけでなく、子どもも集うような会にしたい」と抱負を述べられました。

第1回ふれあいサロン「きてみんさい」開催

 平成27年11月11日(水曜日)、地域の念願であったふれあいサロン”きてみんさい”が約50人の団地住民の参加により開催されました。会場となった地元集会所は、参加者でいっぱい。久しぶりに顔を合わせる人が多いせいか、あちこちで「元気じゃった」「どうしよったん」と言う声が聞かれ、笑顔があふれました。

第1回ふれあいサロン「きてみんさい」開催の画像1第1回ふれあいサロン「きてみんさい」開催の画像2

開会挨拶

開会挨拶の画像1

原田智代表:昼間団地を歩くと、誰ひとりとして出会わない。みんなどこにいるのか。西部劇が好きでよく見ているが、看板が風で飛ぶ寂れた街で老人一人が飲んだくれているところに、ガンマンがやって来るシーンを思い出した。ガンマンが老人に「街の人はどこにいるのか」と聞くと、老人は、「荒くれ者を恐れて家でひっそり暮らしている」と答え、その後、ガンマンが悪いやつを退治する話になるのだが、ふれあいサロンがガンマンのような役割をして団地に人が行き交うようにならないかと考えた。参加を強制しない、入退会自由、会費なしをモットーに気楽な会にしていきたい。

 会場には、瀬野地区社会福祉協議会の金月節男会長(兼瀬野学区連合町内会会長)がお祝いにかけつけ、安芸区第1号の団地活性化補助事業を活用した取り組みへの期待を述べられました。また、瀬野川東地域包括支援センターによる「改正介護保険制度」についての講演会も開催されました。

開会挨拶の画像2開会挨拶の画像3

 今回の会では、「集会所で集うだけでなく、健康のために外へ出る企画。例えば、みんなで散歩をしてはどうか」「若い頃にやっていたマージャンがしたい」「子どもの頃を思い出させる唱歌、童謡を一緒に歌いたい」「集会所に『お助けボックス』を置いて、草取りや電球替えなどいろいろな相談を受けてはどうか」「買い物支援ができる人が周りに声をかけて、スーパーに一緒に買い物に行く」など、地域住民から色々なアイデアや思いが多く寄せられました。

開会挨拶の画像4

平成27年度の取組
  • 12月17日(木曜日) 健康落語・忘年会
  • 1月15日(金曜日) 健康落語・甘酒会
  • 2月12日(金曜日) 歌声喫茶・おしゃべり会
  • 3月11日(金曜日) 講演会「マイナンバー制度・悪徳商法」・お茶会

平成27年度の取組の画像1平成27年度の取組の画像2

平成27年度の取組の画像3

平成28年度の取組

 今年度から、交流サロン「きてみんさい」を運営しているボランティア組織を自治会の活動団体の一つに位置付け、自治会の全面的な支援のもとに活動を展開しています。サロンの活動は、地域に定着し、各回40人前後の住民が参加しており、運営委員会も内容がマンネリ化しないよう常に配慮しながら、広報の方法や新たな参加者の発掘にも取組んでいます。また、平成28年度から、定例会とは別にフリーデイを設け、日ごろ勤めのある方や子供達でも参加できるように日曜日に集会所を開放して、お茶を飲みながら自由に語らう場を作っています。その取組の一部をご紹介します。

4月

 桜の季節。この日も40人の住民が集まりました。テーブルには参加者が持ち寄った春の花が飾られ、昔流行った歌を懐かしみながら、歌声喫茶感覚でみんなで唱歌を唄いました。その後、団地内や周辺の公園に咲き誇る桜や道端の花に感激しながら散策しました。みんなで見る花は数段綺麗に感じます。「きてみんさい」に、いつも参加する人が不在の時は、病気になっていないかと心配しあう参加者。地域の絆は徐々に深まっているように感じます。

平成28年度の取組の画像1平成28年度の取組の画像2

5月

 今月は、ビールや洗剤、鉢植えなどが当たるビンゴ大会。みんなでカードを握り締め読み上げられる数字に一喜一憂しました。また、「笑える替え歌」を鑑賞し楽しい時間を過ごしました。そして、区役所と連携して作成した防災マップを見ながら地域防災についてみんなで考えました。瀬野川団地は急傾斜地に指定されている場所がほとんどなので、大雨の時にどう対応するか避難経路や住民同士の協力体制など、常日頃から話をしておくと安心です。

平成28年度の取組の画像3

6月

 広島市瀬野川東地域包括支援センターによる「認知症(症状・予防・対処法)について」の講座を開催しました。特にスタッフによる寸劇は、卓越した内容と演技力で参加者から笑い声を誘い、大変好評でした。次回が楽しみです。

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7月

 七夕の季節。参加者が個々の願いを短冊に書き、七夕飾りを作りました。みんなで食べたソーメンとコロッケ美味しかったです。また、自治会や各家庭から提供を受けた不用品を販売し、「きてみんさい」の運営費として活用するため、「ガレージセール・オークション」を開催しました。

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8月

 広島中央ヤクルト販売(株)のご協力により、「ウン知育教室」を開催しました。「ウンチには「いいウンチ」と「悪いウンチ」があって」と講師の方がスクリーンを使いながら、面白おかしく説明します。「うんち」の実物大の模型を持つと 重かったです。においのない、バナナ2・3本の黄色かかった褐色が一番良いようです。おいしいヤクルトを飲んで、ウンチを出す力を鍛える体操をして、ラーメンと焼きそばのお土産をいただき、参加者は楽しい一日を過ごしました。

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9月

 今月は、自治会とコラボして「敬老の集い」を行いました。対象者(70歳以上)150人のうち、参加者は68人。「ささやかな宴」と題した参加型の会は、終始和やかな雰囲気のもとで行われました。

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10月

 秋の行楽シーズンということでマイクロバス2台に分乗し、野呂山に日帰り旅行に行きました。参加者は約40名。4~5年前まで自治会で旅行をしていましたが、次第に参加者が減り中断していました。

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当日は天気にも恵まれ、楽しい一日を過ごしました。住民の絆はさらに深まっています。

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11月

 非常時に対応するため、炊き出し訓練を行いました。参加者40人分のおにぎりと味噌汁を作りましたが結構大変でした。備えあれば憂いなしということで、「水や食料の備蓄」についてのビデオも鑑賞しました。これからも声を掛け合って防災力を高めていきます。

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 きてみんさい会の役員は、毎回、参加者に楽しい時間を過ごしてもらおうと、色々な情報を集めて、交流サロンを企画しています。「団地を元気にしたい、住み続けることができる場所にしたい」との強い思いで取組みを進める姿勢に頭が下がります。頑張れ!瀬野川団地!!

矢野町町内会連合会のモデル地区として団地活性化に取組む 寺屋敷団地自治会

矢野町町内会連合会のモデル地区として団地活性化に取組む 寺屋敷団地自治会の画像1矢野町町内会連合会のモデル地区として団地活性化に取組む 寺屋敷団地自治会の画像2

 安芸区矢野の絵下山のふもとに昭和50年代後半から開発された五月台団地と山水苑団地の住民で結成されている寺屋敷団地自治会。呉市焼山地区に隣接し、自然豊かな場所で、近くには大きなスーパーやお店があり、生活に便利な住みやすい街です。団地が造成されてから約30年経過しますが、比較的住民の入れ替わりがあるために、世帯数・人口ともに増えており、今では約270世帯、人口500人を超える大きな団地となっています。また、自治会の役員として、若いお父さん・お母さんも頑張っており、恒例となっている夏祭りやもちつきは、子どもたちも参加し、大盛況です。

 しかし、この団地も他の住宅団地と同じように取組むべき課題は幾つかありました。買い物弱者の問題、団地内の住民のつながりが希薄化している問題など。平成27年7月4日(土曜日)に団地自治会の役員会で、区地域起こし推進課の職員が団地活性化補助事業等の説明を行いました。

矢野町町内会連合会のモデル地区として団地活性化に取組む 寺屋敷団地自治会の画像3矢野町町内会連合会のモデル地区として団地活性化に取組む 寺屋敷団地自治会の画像4

 平成27年9月、自治会では、全世帯を対象に「寺屋敷団地を元気にしたいプロジェクト(仮称)」に関するアンケートを実施し、団地住民の意見を集約しました。今後、11月から12月にかけて先進的な取組を行う団地の視察を行い、団地活性化のための取組を具体化する方向です。また、あわせて、料理やケーキ作りが得意!大工仕事は任せて!庭の手入れはお手のものなどの、「○○名人」を募集し、団地活性化のための取組にボランティアとして参加してもらえたらと考えています。

 自治会長の西本照夫さんは、「団地内には、人口減や高齢化の進行に伴い、交通環境や買い物環境等の生活利便性の低下があり、また、地域活動の衰退によるコミュニティの希薄化等、様々な問題が横たわっている。地域住民と行政が一緒になって住み続けられるまちづくりを進めていきたい。団地住民の中に団地を元気にしたいと思う人はたくさんいると思う。」と抱負を語られました。

先進団地の視察に行ってきました!!

 11月28日(土曜日)、自治会の役員を中心とした21人の視察団が佐伯区美鈴が丘団地の美鈴モール商店街と東区上温品ひばりヶ丘団地の空き家サロン『ひばりのとまり木』を視察しました。

 朝7時半に寺屋敷集会所を出発した一行は、最初に、美鈴が丘団地の中心にある美鈴モール商店街で月1回開催されている朝市『美鈴楽市』を見学。特設ステージで繰り広げられた子どもたちのヒップホップダンスを観た後、同商店会会長で『美鈴楽市』の運営スタッフの平川和男さんから、朝市の立ち上げから今日までの経過と苦労話などをお聞きしました。

平川会長のお話

「5年前、シャッター街だった美鈴モール商店街のことを、子どもから『あそこはおばけが出る』と言われた時はとてもショックで、団地の顔となる商店街を何とかしようと思った。それから、朝市を立ち上げるために市内だけでなく、周辺の店を数え切れないくらい周り、やっと市内に1件の八百屋さんから承諾を得た。第1回は、1店だけ。トラックいっぱいの野菜がきて、それなりに人は集まったが、お店の人から『最初にここに来たときは、この街は沈んでいると感じた』と言われたのを今でも忘れない。これまで地道にやってきて、朝市の発展とともに商店街は復活し、団地の顔となって、地域にも活気が出てきた。人口も少しずつ増えているし、不動産の流通も活発になっている。月1回の朝市には、今では千人くらいの人が集まる。周辺には大型スーパーなどが出展し、厳しい状況は続くが、個人店舗には大型店舗に無いきめ細かさがある。これからも地道に活動を続けたい。」

朝市の様子

朝市の様子の画像1朝市の様子の画像2

朝市の様子の画像3

平川会長の話を聴く視察参加者

平川会長の話を聴く視察参加者の画像1平川会長の話を聴く視察参加者の画像2

 続いて、視察団一行は、東区上温品にあるひばりヶ丘団地の空き家サロン『ひばりのとまり木』を訪問しました。団地下の県道から団地入口までは徒歩で約5分。傾斜がきつく道幅は狭いのですが、すれ違う車の数は10台以上ありました。自家用車がないと生活が不便という状況は寺屋敷団地自治会と同じです。

平川会長の話を聴く視察参加者の画像3平川会長の話を聴く視察参加者の画像4

平川会長の話を聴く視察参加者の画像5

 次に、空き家サロン『ひばりのとまり木』を見学した後、温品福祉センターにおいてひばりヶ丘町内会の田中会長から歓迎挨拶を受け、空き家サロン代表の信田邦雄さんからサロンの取組について説明を受けました。

空き家サロン『ひばりのとまり木』

空き家サロン『ひばりのとまり木』の画像1空き家サロン『ひばりのとまり木』の画像2

温品福祉センターでの説明会

温品福祉センターでの説明会の画像1温品福祉センターでの説明会の画像2

信田代表のお話

「中国新聞で団地特集があり、取材を受けたことをきっかけに、県・市社会福祉協議会や町内会などで研究会を立ち上げた。まずはマッピングシートを作成し、一人暮らしの家、空き家・空き地、何らかの助けが必要な世帯などを色分けして把握し、団地内のことを知ることから始めた。大変だったのは団地内に集会所がなかったので、住民が集まる場所を確保すること。幸いにも空き家を提供してもらい、サロンを運営できたが、集まる人が固定してはいけないので、一般家庭の庭先でオープンカフェなどを開いて、参加者が増えるように工夫をしている。庄原市比和町の住民との交流も行っており、もちつきや竹を使った椅子作り、そうめん流しで力を貸してもらっている。今回の視察を機会に、団地同士の交流ができればいいと思うので、気軽に相談してほしい」

 二つの先進団地を視察した後、視察団は昼食会場へ。意見交換会では、「これまでぼんやりしていたイメージがはっきりと見えた気がする。」「とにかく一歩を踏み出そう。」「最初は少人数でも集まっていれば噂を聞いて人が集まってくる。」など、前向きな意見が相次ぎ、(1)自治会所有の集会所を改修して活動・交流拠点とすること、(2)早い時期に決起集会を開き、取組を具体化することを申し合わせ、帰路につきました。

ボランティア団体「天空会(てんくうかい)」を中心に、団地活性化の取組が始まりました!!

 2月14日(日曜日)、寺屋敷団地自治会の活動・交流拠点となる団地内の旧集会所において、団地活性化の取組を進めるボランティア団体「天空会」の結成式が行われました。自治会の呼びかけにより集まった人は約20人。先に行われた先進地視察に参加したメンバーが中心です。

 代表の西本照夫元自治会長は、「住民アンケートや勉強会、先進地団地の視察を行い、団地を元気にしたいという思いが強くなった。一生住み続けることができる団地にしたい。自治会役員、特に若い人は生活に追われて大変なので、天空会は自治会ができないことをやっていきたい。子ども会を含め、団地内のつながりを強めて取組を進めたい」と抱負を述べられました。

ボランティア団体「天空会(てんくうかい)」を中心に、団地活性化の取組が始まりました!!の画像1ボランティア団体「天空会(てんくうかい)」を中心に、団地活性化の取組が始まりました!!の画像2

 また、活動・交流拠点となる旧集会所は、矢野にある絵下山の麓に位置していることから、「絵下山の杜(もり)」と名付けられ、河上(かわかみ)副代表が自ら制作した看板が飾られました。

 そして、旧集会所を住民の活動交流拠点にふさわしい場所にしようと、入口の改修工事を行ったり、図書コーナーを設置するなど、新年度からの取組に向けて準備を進めました。

ボランティア団体「天空会(てんくうかい)」を中心に、団地活性化の取組が始まりました!!の画像3ボランティア団体「天空会(てんくうかい)」を中心に、団地活性化の取組が始まりました!!の画像4

 5月19日(木曜日)、天空会を影で支える「おやじの会」が行われ、平日にもかかわらず約10人のおやじたちが集まりました。コーヒーを飲みながら地域のことやこれからの天空会の活動について話をしました。

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 5月21日(土曜日)、団地住民に呼びかけ、初心者歓迎の「健康麻雀教室」を行い、12人の参加がありました。「健康麻雀」は、毎週土曜日午前10時から午後3時まで開催し、四半期毎に成績上位の方を表彰することにしています。牌を初めて触った人、30年ぶりに卓を囲んだ人、参加者は様々ですが、和やかの雰囲気のもと、みんなで楽しんでいます。また、女性の初心者を対象とした麻雀教室を平日に行うなど、地域住民の輪は少しずつ広がっており、3卓では人が溢れそうな勢いで参加者が拡大しています。そして、第1期の健康麻雀王が決定しました。なんと、おやじたちを撃破した女子「日名忍」さんです。今回の取組により地域デビューした住民の一人です。「連覇を目指します!」という日名さんにおやじたちも奮闘。第2回大会は、天空会西本会長がチャンピオンの栄誉を手にしました。すでに会員は25人を超え、毎週土曜日には熱戦が繰り広げられています。

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 続いて、おやじの会の活動です。5月から毎週木曜日(10時~15時)に旧集会所で交流を行っています。コーヒーを飲みながら世間話をしたり、夏祭りの出店計画を話し合ったりと、元気なおやじたちの笑い声が団地内に響きます。おやじの会の活動は、週1回の交流に止まらず、団地内の公園の草刈や絵下山の山道入口の整備にまで発展しました。

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 また、7月16日(土曜日)に安芸区絵下山から全国115箇所(海外5ヵ所を含む)に広がった「見ぬ友と心を結ぶのろしリレー」に参加し、40人を超える住民が集まって、団地を元気にしたいという思いを煙に乗せて全国に発信しました。

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 とにかくおやじたちは元気で、8月6日(土曜日)に開催された寺屋敷地区のお祭りでは、会場設営や屋台(イカ焼き)の出店に大活躍。おやじの会では、高齢者宅の草刈や庭の手入れなどを行う「住民お助け隊」や「釣り同好会」の結成にも取組んでいます。これからもおやじたちの活動に目が離せません。

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 また、女性会「こぶしの会」は月2回(第1・3水曜日)定例会を開催し、女性同士のつながりを深めています。そうそうおやじの会にお願いして「健康麻雀」の初心者教室も開きました。「いつかおやじたちから役満をあがってぎゃふんと言わせたい」と考えています。

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 このほか、絵手紙サロンを月1回(第2水曜日)開催していますので、興味のある人はご参加ください。

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 また、買物弱者を支援するため、団地内の空き地の所有者の承諾を得て、12月中旬から毎週1回(月曜日16時半~)生協ひろしま矢野東支店の移動販売車を誘致することになりました。これから1か月試験運転をすることになりますが、利用者が定着すれば団地住民が賑わう新たな場所になります。ますます元気になる寺屋敷団地自治会。今後の取組に注目です。

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空き地を四季折々の花で飾り、子どもたちと一緒にさつま芋を育てて地域の活性化を図りたい 矢野南3丁目町内会

 広島市の海沿いの最も東に位置する安芸区の「矢野ニュータウン」。世帯数は2,400余り、人口は7,300人を超える大きな団地で、矢野南連合町内会は、1丁目から5丁目までの各町内会で組織されています。

 ここはその中の3丁目町内会。団地の中にぽつんと雑草の生える空地があります。空き地に隣接する道路は車の往来が多く、景観が悪いうえに、年に数回行う除草作業も大変なので、何とか町内会として利用できないものかと考えていました。できれば、雑草を花に変え、住民の心の癒しになれば。そして、この空き地を住民の集いの場所にして、こどもたちと一緒にさつま芋を植えて、秋に収穫祭を企画したり、地域の高齢者宅に配布すれば、新たなつながりが出来るのではと考えました。

空き地を四季折々の花で飾り、子どもたちと一緒にさつま芋を育てて地域の活性化を図りたい 矢野南3丁目町内会の画像1空き地を四季折々の花で飾り、子どもたちと一緒にさつま芋を育てて地域の活性化を図りたい 矢野南3丁目町内会の画像2

 平成28年5月28日(土曜日)、まずは、土壌作りをしなければと、町内会役員を中心に約20人の住民が集まりました。土を掘り起こしてみれば、大きな石がごろごろ。菜園作りがこれほど大変だとは思いませんでした。

空き地を四季折々の花で飾り、子どもたちと一緒にさつま芋を育てて地域の活性化を図りたい 矢野南3丁目町内会の画像3空き地を四季折々の花で飾り、子どもたちと一緒にさつま芋を育てて地域の活性化を図りたい 矢野南3丁目町内会の画像4

空き地を四季折々の花で飾り、子どもたちと一緒にさつま芋を育てて地域の活性化を図りたい 矢野南3丁目町内会の画像5

翌週の6月5日(日曜日)、朝からの雨にも負けず、子どもたちと地域住民約30人が花壇・菜園作りに参加しました。

まずは、菜園作り。小さい石ころを拾って、畝を作って、1本1本苗に土をかぶせました。

空き地を四季折々の花で飾り、子どもたちと一緒にさつま芋を育てて地域の活性化を図りたい 矢野南3丁目町内会の画像6空き地を四季折々の花で飾り、子どもたちと一緒にさつま芋を育てて地域の活性化を図りたい 矢野南3丁目町内会の画像7

空き地を四季折々の花で飾り、子どもたちと一緒にさつま芋を育てて地域の活性化を図りたい 矢野南3丁目町内会の画像8

次に、花壇作りです。土を掘り起こして、石ころを拾って、肥料を撒いて、花を植えて、水を撒いて。作業はたくさんありますが、みんなで頑張って作業をしました。

空き地を四季折々の花で飾り、子どもたちと一緒にさつま芋を育てて地域の活性化を図りたい 矢野南3丁目町内会の画像9空き地を四季折々の花で飾り、子どもたちと一緒にさつま芋を育てて地域の活性化を図りたい 矢野南3丁目町内会の画像10

空き地を四季折々の花で飾り、子どもたちと一緒にさつま芋を育てて地域の活性化を図りたい 矢野南3丁目町内会の画像11空き地を四季折々の花で飾り、子どもたちと一緒にさつま芋を育てて地域の活性化を図りたい 矢野南3丁目町内会の画像12

 夏に向かって花壇の水やりは大変ですが、住民が交代で世話をして、四季折々の花が町内を散策する人の癒しになればと思います。また、秋には子どもたちと一緒に美味しいさつま芋を収穫します。

収穫祭をやったよー

 11月20日(日曜日)、町内の小学生以下の子どもたちが集まって、6月に植えたさつま芋の収穫祭を盛大に行いました。公園で焼き芋の準備をしていた頃には役員数人しかいなかったのに、あちらこちらから元気な声が聞こえだし、最終的に集まった人数は、な、なんと120人。当日は、芋掘りの前に年2回の一斉清掃も行われました。

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 最初に、幼児さんと1~4年の小学生が芋掘りに挑戦しました。つるを引っ張って、赤いさつま芋が顔を出すとみんな大騒ぎ。団地の一角にある空き地を耕して作った菜園に可愛い子どもたちの笑顔が広がります。

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今年は雨が多かったので、日照不足で発育は今ひとつでしたが、小さなさつま芋がたくさん獲れました。

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続いて、5~6年生が芋掘りに挑戦です。参加した人の中には、苗を植える時に頑張った子どもたちもいました。全部で400個くらいあったかなぁ。

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最後に、ジュースとほくほくの焼き芋をもらってみんなで食べ、お土産に掘ったばかりのさつま芋を3~4個ずつもらいました。

「昔は、落ち葉を集めてやった記憶があるけど。30年ぶりに食べた焼き芋は美味しかったねぇ」と話す役員さん。こんな経験はなかなかできないので、子どもたちの心に残る取組だと感じました。

浦野町内会長は、「子どもたちのいる限り、半永久的にやっていきたい。来年は、もう少し畝を増やして収穫量を増やしたい」と話されていました。花壇づくりの取組はこれからも続きます。

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「映画鑑賞会&三世代交流会」で住民同士のつながりを深め、「健康麻雀&料理教室」で住民の地域デビューを進めます 平原上第二町内会

 山陽本線海田市駅から西条方面二つ目「JR中野東駅」南側にそびえる鉾取山麓に、昭和40~50年代に開発された細工団地が属する「平原上第二町内会」があります。

 この町内会は、細工団地のほかに、田畑などを小規模開発した所に住宅が建ち並ぶ集落が幾つかあり、市道の道幅は狭くて傾斜がきつく、買物が不便だったり、高齢化が進んで子どもの人数が減少しているなど、団地特有の問題が顕在化しています。このままでは、住民同士の絆が薄れ、子どもたちが大きくなっても地域に残らないのでは。役員で話し合い、団地活性化補助金を活用して住民が集うような取組みを進めることとしました。

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 9月17日(土曜日)、10月から開始する二つの事業「映画鑑賞会&三世代交流会」と「健康麻雀&料理教室」を具体的にするため、役員で話し合いを行いました。

 地域で生活する小学生は約20名。年々子どもの数は減少していますが、地域で力を合わせて子どもたちを育てたいという思いはどの地域にも負けません。まずは、子どもから高齢者まで幅広い住民が交流する機会を持ち、住民同士が顔見知りになって支えあうことができる関係を作るために、映画鑑賞や演劇鑑賞などの世代を超えて交流できるイベントを行うことにしました。

 また、町内会に「悠々クラブ」という組織を作り、家に引きこもりがちなプラチナ世代・リタイヤ世代の方に地域行事にデビューしてもらうため、気楽に参加できる「料理教室」や「健康麻雀」などの取組を行うことにしました。

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 最初に、11月13日(日曜日)午後1時から、約40人の参加者で映画鑑賞会を行いました。

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また、特別出演として、修道中・高等学校ジャグリング部によるアトラクションも行われ、会場はおおいに盛り上がりました。

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 次に、「料理教室&健康麻雀」の取組です。

 11月23日(水曜日・祝日)に、安芸区健康長寿課岡崎栄養士と、すこやか食生活推進リーダー富田さんによる「誰でも簡単!電子レンジメニュー」と題した栄養教室を行い、20人余りの住民が参加しました。

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 最初に、鍋用野菜のレンジ蒸しに挑戦です。白菜を一口大に、人参を皮むき器でスライスし、しめじとエノキ茸の石づきをとり、ほぐして皿に盛り、豚肉をのせて塩・こしょうをふってラップをして電子レンジで約10分温めるだけ。5分程度むらした後、決め手はゆずの皮と果汁をふりかけるだけです。主に男性参加者が包丁を握り、女性の皆さんが隣で優しく指示(男性陣は苦笑いですが)をします。とても和やかな雰囲気で会場に笑いが広がります。

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 ほかにも、ピーマンの塩昆布和え、人参のきんぴら、ジューシーチキン、小松菜ときのこの豆乳味噌汁、ミカンとリンゴに大根を入れて、ホットスムージーを作りました。減塩メニューのフルコースです。

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 ホットスムージーは、ミキサーにかけて鍋で温めましたが、他はすべて電子レンジで調理をしたので、どんな味なのか、きちんとできているのか半信半疑。約2時間で完成した料理は 電子レンジで調理したとは思えない出来でした。みんなで美味しくいただきました。

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 食事をした後は、「健康麻雀教室」。初心者の方が多く、お互い牌を見せながらゲームを進行し、ルールを少しずつ覚えていきます。将棋をしたり、おしゃべりをしたり、皆さん自由にくつろいで楽しい時間を過ごしました。次回は1月に開催予定です。

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続いて三世代交流事業です。

12月18日(日曜日)にNHK気象予報士の伊藤麻衣さんを講師としてお招きし、「子どもたちにも分かりやすい天気予報」の講演会を開催しました。参加者は約70人。子どもたちは、綿で雲の形を作りながら、天気の仕組みについて勉強しました。とても和やかな雰囲気で世代間交流を図ることができました。

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また、5月から町内会で取組んでいる「防災マップ」について、アドバイザー(防災士)の西佐古さんから説明を受け、災害時の避難経路などをみんなで学習しました。

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引き続き、毎月1回の「料理教室&健康麻雀」と「映画鑑賞会」に取組む予定です。

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