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ひろしま食の安全・安心ニュース 第3号 7月5日発行
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登録していただいた方に、「ひろしま食の安全・安心ニュース 第3号」をお届けします。
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カンピロバクター食中毒が発生しました
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広島市内でカンピロバクターによる食中毒が発生しました。
【事件内容】
6月22日に広島市内の飲食店が提供した食事(お通し、焼き鳥5種(もも、ずり、ささみなど)、から揚げ、塩だれキャベツ))を喫食した1グループ3名全員が6月25日〜26日にかけて下痢、腹痛、発熱等を発症。
患者の共通食は、当該飲食店での食事以外になく、患者からカンピロバクターが検出されていること、患者を診察した医師から食中毒患者の届出があったことから、市保健所はこの飲食店で調理された料理を原因とする集団食中毒と判断し、6月30日、当該飲食店の営業者に対して、営業の禁止を命令した。
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鶏肉料理による食中毒に注意してください
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鶏刺しや鶏のたたきなど、生や半生肉の鶏肉料理を原因とした「カンピロバクター食中毒」が全国で相次いで発生しています。
〇生や半生の鶏肉料理を扱っている場合は、メニューを見直しましょう
〇中心部までしっかり加熱できているか、加熱条件を再確認し、調理者同士で統一しましょう
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カンピロバクターの特徴
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〇動物のお腹の中にいるため、食肉に加工するときに、肉の表面に菌がつき、食肉には高い確率でカンピロバクターが付着している
※市販の鶏肉の約80%から検出
(平成27年度の広島市保健所調査結果)
〇熱に弱く、75℃以上1分以上の加熱で死滅する
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症状
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○潜伏期間(感染後に発症するまでの期間):2〜7日(他の食中毒菌に比べて長い)
○症状:腹痛、下痢、発熱(38〜39℃程度)
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予防方法
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★肉を生や半生で提供しない
・肉は中心までしっかり加熱する(75℃以上で1分以上)
・鶏刺しや鶏のたたきなど、肉を生や半生の状態で提供しない
★二次汚染の防止
・肉汁が他の食品につかないよう、冷蔵庫内での区分保管など、保存方法に気を付ける
・肉を扱う包丁やまな板は、肉専用として使用する
・肉を触った後は、手を十分に洗ってから他の食品を取り扱う
・肉に触れた調理器具は、使用後にしっかり洗浄・消毒する
☆★☆詳しくはこちらから☆★☆
↓↓カンピロバクター(広島市ホームページ)
https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/syokuhin-eisei/8045.html
★★★メインニュースはこちらから★★★
↓↓ 食品安全情報センターニュース(広島市ホームページ)
https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/syokuhin-eisei/8058.html |