本文
令和3年(2021年)8月4日(水曜日)
健康福祉局健康福祉企画課
課長:檜川 史秋
電話:504-2132
内線:81-3810
災害関連死の認定について
平成30年7月豪雨災害を原因として死亡したとする者の遺族から災害弔慰金支給の申立てがあり、これについて次のとおり、広島市災害弔慰金等支給審査委員会の答申を踏まえ、災害関連死であると認定し、災害弔慰金を支給することとしました。
1 認定事案
70代男性が、豪雨による土砂崩れのため自宅が大規模半壊の被害を受け、約1か月間の避難所生活を送った。避難所生活や自宅の復旧作業が原因で心身に負荷がかかり、心房粗動を発症したため入院し、退院後は内服治療を受けた。
令和元年6月に心原性脳塞栓症等(脳梗塞)により自宅で意識を失い、緊急入院することとなり、その後、脳梗塞後遺症による誤嚥性肺炎により敗血症を発症し、同年10月に死亡した。
2 広島市災害弔慰金等支給審査委員会の答申
⑴ 会議・答申日
令和3年8月2日(月曜日)
⑵ 出席者
【委員】
・ 医師 2名
・ 弁護士 1名
・ 医療ソーシャルワーカー 1名
【参考人】
・ 医師 1名
⑶ 答申の内容
本件は、災害と死亡との間に相当因果関係があり、災害関連死であると考えられる。
3 広島市における平成30年7月豪雨災害による死亡者数
今回の災害関連死1名の認定により、広島市の区域内における平成30年7月豪雨災害による死亡者数は、27名となります(1名増)。
区分 |
本市の区域内における災害 |
本市の区域外における災害 |
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死亡者 |
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行方 |
死亡者 |
|
行方 |
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直接死 |
関連死 |
直接死 |
関連死 |
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本市の住民 |
25人 |
21人 |
4人 |
2人 |
1人 |
0人 |
1人 |
0人 |
他の市町の住民 |
2人 |
2人 |
0人 |
0人 |
- |
- |
- |
- |
合計 |
27人 |
23人 |
4人 |
2人 |
1人 |
0人 |
1人 |
0人 |