基町 motomachi

戦後復興の記憶を刻み時代を超えて世代をつなぐコミュニティー

戦後の仮設住宅から高層アパートへ。一変した町で人々をつなげ、町の復興と発展を支えた運動会、地域活動・・・
引き継がれる思い出、そして想い。

原爆投下後の広島で、住む場所を失った人々が肩を寄せ合うようにして暮らしていた基町地区。
住宅不足の解消などを目的として、1960年代後半から高層アパートの建築がすすめられ、約3000戸が入居する大規模団地となりました。市営の店舗や小学校、
保育園など町に必要な公共施設も設置される中で新たなコミュニティーが生まれ、発展し、そして時代の流れとともに変化していきます。

基町資料室にて撮影(令和6年10月撮影)
協力:基町プロジェクト

わが街ヒストリア~基町

わが街人

安田 茂さん

徳弘(とくひろ) 親利(ちかとし) さん

昭和16年生まれ 83歳
旧満州(中国東北部)生まれ。戦後一家で帰国後、各地を転々とし、昭和41年から基町地区で鮮魚店を始めた。若い頃から地域活動に携わり、祭りや行事の中心となって基町の活性化をけん引してきた。基町地区社会福祉協議会会長

聞き手

金本林珂さん

金本(かねもと) 林珂(りんか) さん
地域貢献世帯枠で入居

竹内麻理絵さん

竹内(たけうち) 麻理絵(まりえ) さん
若年世帯枠で入居

掲載している情報は撮影時のものです。