シャルル・ミシェル欧州理事会議長による本市訪問(2022年5月13日)

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ページ番号1015096  更新日 2025年2月16日

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写真:シャルル・ミシェル欧州理事会議長

2022年5月13日(金曜)、シャルル・ミシェル欧州理事会議長が平和記念公園を訪れ、平和記念資料館を視察後、ステートメントを述べられるとともに、原爆死没者慰霊碑に参拝・献花し、市長との懇談の場を持たれました。

平和記念資料館視察、芳名録記帳、ステートメント

写真:資料館視察の様子1

写真:資料館視察の様子2

写真:芳名録記帳の様子

写真:ステートメントの様子

原爆死没者慰霊碑参拝・献花

写真:慰霊碑参拝・献花の様子

写真:慰霊碑についての説明を受ける様子


降りしきる雨の中、原爆死没者慰霊碑に花輪を手向けた後、じっと静かに思いをはせていらっしゃる姿が印象的でした。

ミシェル議長は、被爆前の公園一帯の様子や原爆死没者慰霊碑に込められた思いなどについての市長による説明に熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

市長との懇談

市長との懇談で、ミシェル議長は、「平和記念資料館の展示を見て非常に心を動かされ、政治的行動を取らねばならないという勇気が湧いた」と語り、「世界中の指導者たちがこの地を訪れ、平和記念資料館を見学することにより、世界の平和、安定、安全保障のために正しい決断ができるようになるよう願う」と話されました。

松井市長は、ロシアによるウクライナ侵攻により、「核兵器が存在する限り、人類は甚大な危険に脅え続けなくてはならないことが明らかになった。このように緊迫した状況にある今だからこそ、核保有国を始め世界各国の為政者に広島の地を訪れ、一たび核兵器を使用したらどういう結末になるのかを真に理解し、核兵器を無くすこと以外に根本的な解決は見いだせないということを強く認識していただくことが重要だ」と語り、都市間の連携により核兵器のない世界を目指す平和首長会議への加盟都市増加への協力を求めました。

写真:市長との懇談の様子1

写真:市長との懇談の様子2


今回のミシェル議長による本市訪問は、為政者による核兵器使用の懸念が顕在化し、世界情勢が不安定さを増す中、核保有国も加盟するEUの代表である議長に被爆の実相を受けて止めていただくことができ、大変意義あるものだったと考えます。また、ミシェル議長が、被爆地ヒロシマから発したステートメントは、多くの人の心に響く力に満ちたものでした。

今後も本市は、「迎える平和」を掲げ、国内外の為政者等の被爆地訪問を呼びかけていきます。

このページに関するお問い合わせ

市民局国際平和推進部 平和推進課
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