議長を除く全議員で構成される予算特別委員会(桑田恭子委員長、森野貴雅・石田祥子・大田智弘・豊島永子各副委員長)において、延べ131人の委員が、令和8年度一般会計予算など54議案について、活発な質疑を行い、慎重に審査を重ねました。その審査における主な質疑と答弁を掲載します。
【RSウイルス】
|
質問 新生児や乳幼児のRSウイルスによる感染状況や症状は。
|
答弁 2歳までにほぼ全ての乳幼児が感染し、初感染時には約2割の乳幼児に肺炎などの症状が現れ重症化する場合もある。
【認知症の早期発見・早期対応】
|
質問 認知症の早期発見や早期対応に向けて、どのような事業を行っているのか。
|
答弁 ガイドブックの作成・配布等による啓発活動、医師や専門職による初期支援、専門機関による医療相談等を行っている。
【学校における働き方改革】
|
質問 教員の負担軽減だけでなく、教育の質の向上こそが真の目的ではないか。
|
答弁 引き続き働き方改革に取り組み、教職員が児童生徒と向き合う時間を確保できる体制を構築し、こどもたちにより良い教育を提供することを目指す。
【幼保連携型!可部南認定こども園】
|
質問 幼稚園・保育園で勤務した経験を生かせるチームビルディングをしては。
|
答弁 互いの専門性を日常的に学び合うことができる環境を整備することにより、一体的な組織体制を構築していく。
【安心安全な学校づくり】
|
質問 地域に開かれた学校の安全対策として、正門等に防犯カメラを設置しては。
|
答弁 まずは来校者管理や不審者対応訓練などの安全管理を徹底し、さらなる安全対策の充実について研究していきたい。
【下水道管路の改築】
|
質問 特別重点調査で判明した要対策箇所の予算はどう見込んでいるのか。
|
答弁 下水道管路の改築事業費のうち、特別重点調査で判明した要対策箇所の事業費は約21億円を見込んでいる。
【芸備線の利便性向上】
|
質問 安芸矢口駅と矢賀駅間にすれ違い可能な駅や施設を新設しては。
|
答弁 まちづくり交通協議会において、すれ違い可能な駅や施設の新設を含め、芸備線の機能強化策について議論を進めている。
【東部地区連続立体交差事業】
|
質問 事業費増が見込まれる中、Ⅱ期区間の整備をどう考えているのか。
|
答弁 事業費の増額は避けられない事業環境ではあるが、県市ともにⅡ期区間について整備する考えに変わりはない。
【原爆ドーム世界遺産登録30年】
|
質問 本市の事業としてどのようなことに取り組むのか。
|
答弁 原爆ドーム周辺において案内コーナーの設置やキャンドルライトによる光の演出等を実施したいと考えている。
【カキ養殖業者への支援】
|
質問 令和7年の水揚げ解禁以降、カキのへい死状況はどう推移してきたのか。
|
答弁 10月は平年並も、以降は高いへい死率が続いている。生存したカキは成育が上向き、出荷も増えてきている。
【二葉の里まちづくり】
|
質問 新アリーナ実現に向け、県や経済界と共にオール広島で取り組むべきでは。
|
答弁 オール広島で取り組むことは重要であり、まちづくりの責任主体として可能な協力をしたいと考えている。
【ふるさと納税制度】
|
質問 クラウドファンディング型のふるさと納税を取り入れてはどうか。
|
答弁 庁内の関係課へ情報共有をしながら、検討・導入について促していきたい。
【ひろしま型農業振興】
|
質問 担い手不足や荒廃農地の増加に対し、今後、農業振興をどう進めていくのか。
|
答弁 既存の支援施策を相互に連動させながら、地域特性を踏まえたひろしま型農業振興のモデル的な事業について検討する。
【子育てしやすいまちづくり】
|
質問 経済的支援やこどもの遊び場のさらなる拡充が必要と思うがどうか。
|
答弁 全庁横断的な組織体制の下、「こども・若者と子育てに優しいまち“ひろしま”」の実現に向けた取り組みを充実・強化する。
【AED24時間使える環境づくり】
|
質問 コンビニ事業者と連携し、AED設置に取り組んではどうか。
|
答弁 24時間使用可能なAED設置のさらなる推進という観点から、他都市の試行実施等の状況を注視していきたい。
【障がい者への紙おむつの給付】
|
質問 物価高の中、年齢や体格差などを考慮した基準額の見直しが必要では。
|
答弁 全国の導入状況や使用による効果、緊急性、価格動向など多角的な観点から総合的に検討していく。
【「ふれあい教室」の拡充】
|
質問 評価の高かった南区での民間委託を他の地域にも拡充すべきと思うがどうか。
|
答弁 通室時間や地域バランスを考慮しつつ、民間委託も視野に入れ、拡充に努めていきたい。
【若者の市営住宅入居支援】
|
質問 若者・子育て世帯の優先的入居枠を、基町団地以外にも設定すべきでは。
|
答弁 基町団地の取り組みを踏まえ、他の団地においても優先的入居などの検討を行い、さらなる支援に取り組んでいきたい。
【中央分離帯への広告物設置】
答弁 道路外に余地がなくやむを得ないこと、構造等が基準に適合すること、公益上の必要性があることなどである。
【広島広域都市圏地域共通ポイント】
|
質問 市民の継続的な利用のため、どのような魅力向上策を検討しているのか。
|
答弁 本市のさまざまな分野でのポイント発行事業・イベントの増加や、加盟店の増加等に取り組むよう考えている。
【フルマラソン大会の開催を】
|
質問 本市でフルマラソン大会を開催することにより、期待できる効果は。
|
答弁 市民の健康増進や地域コミュニティの活性化、地域経済の活性化、観光誘客の促進、平和の発信等を期待している。
【地域団体に対するひろしまLMO(エルモ)の支援】
|
質問 町内会・自治会の継続に向けて、ひろしまLMOはどのような貢献が可能か。
|
答弁 LMOの創意工夫に基づく自主的な取り組みとして、LMOの事務局が各種地域団体の事務を支援している事例がある。
【100歳体操継続団体へ表彰制度を】
|
質問 地域介護予防拠点の運営に長年携わった方々を表彰する制度を設けては。
|
答弁 活動開始後10年に達した団体の功績をたたえ、感謝と敬意を示す表彰式を令和8年度から新たに実施する。
【思いやり駐車場制度の拡大】
|
質問 制度対象者を子育て世帯に向けて拡大してほしいがどうか。
|
答弁 子育て環境のさらなる充実を図る観点から、対象範囲の拡大を検討するよう、制度を所管する県に要望する。
【放課後児童クラブ】
|
質問 就労要件などで預けられない人がいる。預けられるようにすべきでは。
|
答弁 利用要件の緩和等については、待機児童の状況等を踏まえながら検討していく。
【消防と医療は顔の見える関係を】
|
質問 消防と病院は、日頃からどのようにして連携に努めているのか。
|
答弁 病院や医師会との会議への参画、病院との合同勉強会や救急隊の病院実習などにより連携を深めている。
【高陽可部線の早期事業化を!】
|
質問 重点整備路線である。できるだけ早く事業に着手すべきだがどうか。
|
答弁 可部駅や可部バイパスに接続する重要な路線であり、できるだけ早期に事業化できるように検討を進める。
【路面電車の循環線の活用】
|
質問 路面電車を使い、被爆建物、被爆樹木を巡る取り組みをしてはどうか。
|
答弁 ホームページ上に紹介ページを設ける予定であり、今後、関係部署とも連携し、取り組みを広くアピールしていく。
【若年層の流出を防ぐために】
|
質問 こどもたちが地元企業に触れる機会の創出に取り組んではどうか。
|
答弁 関係団体等との意見交換の場において、こどもたちが地元企業に触れる機会の創出の可能性を検討する。
【難聴と社会参加・認知機能】
|
質問 補聴器購入補助が全国で拡大している。本市も作るべきではないか。
|
答弁 難聴者支援は全国的な課題であり、医学的エビデンスに基づく全国一律の公的補助制度等の創設を国に要望している。
【水道事業、市民負担を増やすな】
|
質問 市民の暮らしに影響する水道料値上げはすべきではないがどうか。
|
答弁 中期経営計画の延伸期間は積み立てた資金を活用しつつ、さらなる財務マネジメントの強化や経営の効率化に努める。
【アストラムライン延伸は中止を】
|
質問 本事業は建設時の大地震発生のリスクが高く中止すべきだがどうか。
|
答弁 どのようなことが、いつ何時起きるか分からないということも踏まえ、総合勘案しながら的確に事業推進する。
【若者の地元就職促進事業の成功へ】
|
質問 大学1・2年生だけでなく高校生も対象にすべきではないか。
|
答弁 地域産業や地元での働き方を早期に理解することは地元就職の促進に有意義であり、高校生も対象とする予定である。
【被爆地市長の役割果たせ】
|
質問 米・イスラエルのイラン攻撃に対し中止を求めるべきだがどうか。
|
答弁 現下の国際情勢を踏まえ、外交努力により平和の実現を求めるアピール文の発出について検討している。
【おやつは市の責任で】
|
質問 放課後児童クラブの全てのこどもに市の責任でおやつの提供をすべきでは。
|
答弁 価格や種類などさまざまな希望に柔軟に対応できるよう保護者会が手配しており、現時点において、本市が提供することは考えていない。
【市立病院機構の経営は大丈夫か】
|
質問 第4期中期計画も赤字の想定だが、今後どう経営するのか。
|
答弁 市立病院機構において、病床利用率の向上等による収入増や、DXの推進等による経費削減など、経営改善に努める。
【こどもも里親も孤立させない】
|
質問 里親支援センターは里親募集から委託後の支援まで一体的に行うのか。
|
答弁 里親制度の普及促進やリクルート活動、マッチング、研修、こどもや里親への伴走支援などを一体的に行う。
【県が配分する宿泊税の使途は?】
|
質問 本市がこれまでに実施して効果的だった事業にも充当できるのか。
|
答弁 県の基準では、令和7年度に実施していない事業であれば、新規事業の基準を満たすものと思われる。
【貴重な即戦力を獲得せよ!】
|
質問 人材確保のため、職務経験者対象の採用枠を増やすべきではないか。
|
答弁 職務経験者の採用比率を高めることを考えており、令和8年度からは職務経験者の採用試験を年2回実施する。
【障害福祉サービス等報酬改定】
|
質問 新規事業の基本報酬引き下げについて、どのような影響があるのか。
|
答弁 配慮措置があるため、極端に大きな影響はないと考えるが、必要に応じて国に報酬の見直しを要望していく。
【安定した運航の確保を】
|
質問 似島航路の船舶老朽化対策について、本市の見解はどうか。
|
答弁 船舶の更新は喫緊の課題となっており、より望ましい対策について、事業者と共に検討を進める。
【広島城の魅力向上】
|
質問 天守の木造再建には機運醸成が必須。閉館後、どう来訪者を増やすのか。
|
答弁 史実に忠実に外観復元された現天守を生かし、AR等の最新技術を活用するなどして天守への誘客策に取り組む。
【介護保険制度】
| 質問 人材不足や物価高騰など厳しい経営状況にある事業者をどう支援するのか。 |
答弁 事業者の安定的な事業運営を支えるため、国は報酬改定の前倒し等を講じており、本市も支援金等により支援する。
【道路のり面の草木をなくして!】
| 質問 道路のり面の雑草を押さえ込む取り組みが必要だと思うがどうか。 |
答弁 見通し確保の観点から雑草を除去する必要がある箇所は、除草のほか、防草シート等による抑制措置を講じている。
【新中央市場の整備】
| 質問 市では、整備事業の現状をどのように考えているのか。 |
答弁 使用料負担を抑制する観点からも、できるだけ早期に整備する必要があり、引き続き、関係者と一体となって取り組む。
【精神障害者のアウトリーチ支援】
|
質問 多職種による支援チームの体制はどのように整備していくのか。
|
答弁 医師等の専門職のほか、地域で継続支援が可能な相談員等にも加わってもらい、柔軟に対応できる体制を検討する。
【こどもの安全な保護のために】
|
質問 新・北部児相(仮称)近辺に一時保護施設を設けることを検討しては。
|
答弁 北部地域に新たな一時保護施設を整備することは、今後の一時保護施設の稼働率等の状況を踏まえて検討する。
【老朽危険空き家の不明所有者調査】
|
質問 業務支障が出る効率の悪い調査業務を外部委託する考えはないか。
|
答弁 他都市では空き家所有者の特定に関して調査の一部を委託している例もあり、その有効性を研究していきたい。
【子育てに優しいまちの実現】
|
質問 産後の母親に寄り添った搾乳マークの周知を図っていく考えは。
|
答弁 気兼ねなく授乳室を利用できるなど、こどもを生み育てやすい環境整備に役立つため、普及促進策を検討する。
【屋内運動場の空調設備整備】
|
質問 補助制度活用も視野に、太陽光発電等の導入可能性を検討すべきでは。
|
答弁 空調方式に電気式を採用することとした屋内運動場は、関係部局と連携し導入に向けた検討を行うことになるものと考える。
【キャリア教育と地域連携】
|
質問 白木町に小中一貫校を設置する場合、公共施設と一体整備してはどうか。
|
答弁 白木地域においてどのような教育を推進するかや地域の活性化も議論する中で、地域の意見も聞きながら検討していきたい。
〔用語解説〕
AR
Augmented Reality(オーグメンティッド リアリティ)の略語。拡張現実とも言われる。現実の景色にデジタルの情報を重ねて表示する技術のこと。スマートフォンなどの機器を通して見ることで、実際の空間に文字や絵、キャラクターなどが現れたように見える。現実世界を変えずに、分かりやすい情報を加える手法として、教育や案内、遊びの分野で活用が広がっている。
精神障害者のアウトリーチ支援
本市が行う精神障害者へのアウトリーチ支援は、支援が必要であっても自ら相談窓口や福祉サービスを利用することが難しい人に対し、訪問を中心として継続的な支援を行うこと。支援者側から積極的に働き掛け、本人の同意を尊重しつつ、信頼関係を築いていく。
| 2月26日木曜日 |
委員会運営 |
3月2日月曜日 3月3日火曜日 |
厚生関係 |
3月4日水曜日 3月5日木曜日 |
こども文教関係 |
| 3月6日金曜日 |
消防上下水道関係 |
3月9日月曜日 3月10日火曜日 |
建設関係 |
3月11日水曜日 3月12日木曜日 |
経済観光環境関係 |
3月13日金曜日 3月16日月曜日 |
総務関係 |
| 3月17日火曜日 |
総括質疑 |
| 3月25日水曜日 |
討論・採決 |
予算特別委員会の模様を録画配信しています!
市議会ホームページ > 議会広報 > 議会中継 > 委員会録画・録音配信 > 予算特別委員会
※紙面の都合上、掲載質問数の上限は、各会派の人数按分により決定しています。
※質疑の内容は、各会派が作成したものです。
※質疑・答弁の趣旨を簡潔にまとめています。