2月定例会の総括質問

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発言項目
◎発言順に掲載。太字は下で紹介している質問を含みます。

●母谷龍典(自民党・市民クラブ 佐伯区)
・広島のまちづくり
・アストラムラインの延伸
・こども医療費


●石田祥子(公明党 佐伯区)
・NPT再検討会議及び核兵器禁止条約再検討会議
・女性のデジタル人材の育成
・インクルーシブな公園の整備
・公共施設のトイレにおける洋式化やバリアフリー対応
・広島市植物公園


●山内正晃(市民連合・市民の声 安佐北区)
・水道事業
・中小企業支援
・高陽周辺地区のまちづくり
・本市の人材採用
・平和行政の推進


●中村孝江(日本共産党 安佐南区)
・平和行政
・ジェンダー視点のまちづくり
・地方自治体の役割


●定野和広(ひろしま清風会 西区)
・西広島バイパス都心部延伸事業
・屋外広告物に係る防火安全対策と適正な管理
・救急車の適正な利用
・部活動の地域展開
・夜間中学校


●大田智弘(広島維新の会 南区)
・真のコンパクトシティの実現に向けて
・市営基町アパート
・商店街・中小企業の活性化
・ひきこもり支援


●元田賢治(新政クラブ 南区)
・成年年齢の引き下げに伴う消費者保護


●木村唯(新風クラブ 南区)
・教員の再任用制度の活用と課題
・海外資本による土地取得への対応
・空き家対策と解体後の固定資産税負担の課題
・介護の質向上に向けた評価スケールの研究及び広島発介護DX推進
・発達障害のあるこどもとその保護者への支援体制の充実


●沖本高博(自民党・市民クラブ 東区)
・エキキタ地区および周辺のまちづくり
・市有資産の有効活用
・カキの大量斃(へい)死の問題


●川本和弘(公明党 安佐南区)
・手話言語の普及と拡充
・善當寺地区の開発
・ファミリープール
・通級指導教室の拡充
・安全・安心の学校づくり


●若林新三(市民連合・市民の声 安佐北区)
・カスタマーハラスメント対策の推進
・モビリーデイズの推進
・電子メディアとこどもたちとの健全な関係づくり
・官民連携によるリユースの取組
・路面電車の電停統合とバリアフリー化の推進


●椋木太一(自民党・市民クラブ 安佐南区)
・「特別市」制度
・“勝手踏切”
・原爆ドームの世界遺産登録30周年
・広島競輪場
・「特性」の早期発見の重要性


母谷龍典
自民党・市民クラブ
魅力ある広島市へ

質問  市民の関心が高いこども医療費の問題など、こども・若者に係る施策をどのように進めていくのか。

答弁  これから生まれるこどもを含め全てのこども・若者が広島に愛着を持って健やかに成長することができるよう、また保護者が子育ての中で喜びを実感できるようになることを目指し、令和7年3月に「こども・若者計画」を策定した。
 令和8年度には、こども医療費補助を拡充するなど、子育て世帯の経済負担の軽減や子育て環境・教育環境の充実、妊娠・出産期における切れ目のない細やかな支援を実施していきたいと考えている。
 これら多くの、こども・若者・子育て施策全体を着実に実施していくため、こども未来局に「こども・子育て政策室」を設置し、関係部局との連携協力体制を作り、関連する施策の企画から立案までを実行する。また同時に、迅速で円滑な施策の推進を指示するため、市長を本部長とする「広島市こども・若者・子育て政策推進本部」を立ち上げ、全庁横断的な組織体制のもとで取り組みを強化・加速させていきたい。【こども未来局】


石田祥子
公明党
公共施設のトイレ整備

質問 高齢者のために和式トイレに手すりを設置したり、子育て世代のためにフィッティングボートの設置やこどもの手が届かない位置へトイレの鍵を設置したりするなど、実態に即したバリアフリー対応をしては。

答弁 高齢者等の要配慮者が多く利用する公共施設においては、公共施設整備基準に加え、必要な配慮を行うよう努めている。特に改修等を行うまでに時間を要する施設については、施設所管課に対し、議員紹介の事例を含め、バリアフリー環境の改善に関する好事例などを周知し、公共施設を利用する市民の目線に立った整備を促していきたい。【健康福祉局】

植物公園の再整備を

質問  開園から49年が経過し、抜本的な老朽化対策が必要。単なる老朽化対策にとどまらず、長期的な視点を見据えたプランとして、再整備計画を策定する必要があると思うがどうか。

答弁 大温室は平成30年にリニューアルしているが、その他の温室や展示資料館などの建物はリニューアル等しておらず、老朽化が深刻である。このため、建物の建て替えや個々の建物の集約化等を含めた再整備の在り方について、検討を進めていきたいと考えている。【都市整備局】


山内正晃
市民連合・市民の声
安芸矢口駅前整備

質問  駅前のロータリー整備について、令和7年度は予備設計に取り組んでいるところだが、ぜひ早期整備に向けて進めてほしい。現在の状況と今後の予定はどうか。

答弁 予備設計を進め、計画図を作成し、その内容については令和7年12月に地元関係者に説明を行った。令和8年度は、この計画図を基に詳細設計を行っていく予定であり、引き続き早期完成に向け取り組む。【道路交通局】

中筋温品線への接続路

質問  中筋側の平面部から堤防道路へ接続する道路について、残り約90㍍区間は現在、土砂が仮置きされており、狭あいな現道に迂回するルートになっている。この区間について橋りょう整備より早期に整備をしてほしいが、今後どう進めるのか。

答弁 中筋温品線については、現在、太田川に架かる橋りょう工事を進めている。今後、中筋側の堤防に設置する橋台の工事に着手するが、その際に、まずは堤防を付け替える必要があり、これに、事業用地に仮置きしてある土砂を利用する。このため、中筋側の堤防道路へ接続する道路については、堤防の付け替えに合わせて整備を進め、令和8年秋頃には通行できるようになる見通しである。【道路交通局】


中村孝江
日本共産党
非核三原則堅持求めよ!

質問  平和都市の首長として、非核三原則の堅持を政府に求めるべきである。また、核兵器廃絶と世界恒久平和を世界に強く訴える平和記念式典に、首相が参列するに当たっては、「非核三原則見直し」発言の撤回を求めるべきだがどうか。

答弁 令和7年12月の市長記者会見で、政府は引き続き非核三原則を貫くことを明確にすべきと明言しており、今後とも、国の動向を注視しつつ、必要な対応をとっていく。また、本市としては、高市総理大臣に「ヒロシマの心」を直接受け止めてもらうために、式典への出席を要請する必要があると考えている。【市民局国際平和推進担当・市民局】

女性やこどもへの暴力なくせ

質問 女性やこどもへの痴漢被害やDVなど、女性に対する暴力は、ジェンダー不平等の社会構造が根本原因である。本市として、ジェンダーに基づく暴力の根絶に向けて、どのように取り組もうと考えているか。

答弁  現在策定中の第4次広島市男女共同参画基本計画では、「性犯罪・性暴力を始めあらゆる暴力の根絶と被害者への支援」を基本方針の一つに掲げ、さまざまな施策に取り組むこととしている。とりわけ、こどもや若者への性暴力等は、近年深刻な状況にあるため、訴求力の高いSNSを活用するなど、根絶に向けた啓発や正しい知識の普及に、より一層力を入れていきたい。【市民局】


定野和広
ひろしま清風会
西広島バイパスの早期完成を!

質問  地元住民も一日も早い完成を望んでいる。本市としてどのように取り組むのか。

答弁 西広島バイパス都心部延伸事業は、本市と沿線自治体がともに繁栄していくために重要な事業である。令和7年10月から本格工事がスタートしており、今後、順次、工事区間や規制範囲が拡大されるため、引き続き、渋滞の影響をできるだけ抑えるように市民や利用者への広報や迂回ルートの交通の円滑化に取り組む。また、一日も早い完成に向け、近隣市町や地元経済会と緊密に連携しながら必要な予算が確実に措置されるよう、さまざまな機会を捉えて国に要望するなど、より一層力を入れて取り組んでいく。【道路交通局】

救急車はタクシーではない!

質問  救急車の不適正利用を抑制するために、軽症者については選定療養費の制度を用いた有料化を検討してはどうか。

答弁  選定療養費の徴収は、救急車の適正利用等を促し、真に医療を必要とする人に適切な医療を提供すること等につながる効果があると考えている。徴収の基準や市域をまたいだ搬送の取り扱いなどの課題を踏まえ、県や関係医療機関等と県内全域での選定療養費の導入について検討を行っている。【健康福祉局保健医療担当】


大田智弘
広島維新の会
交通のスマート化

質問  地域公共交通のリ・デザインをさらに加速させていくためには、交通DX、とりわけMaaSの推進が必要である。交通事業者を始めとしたさまざまな分野の関係者を巻き込みながら、本市が率先して、MaaSの推進に取り組むことが重要と思うがどうか。

答弁  MaaSを始めとした交通DXの活用は、地域交通の課題解決に向けて有効な方法の一つであると考えている。「広島型公共交通システム」の構築を進めていく中で、本市にふさわしいMaaSの取り組みについて研究を進めていきたい。【道路交通局】

中小企業・商店街の活性化

質問 中小企業は私たちの生活に密着した商品等を提供するとともに市民の雇用を支えている。また、多様な地域資源を活用する担い手であり重要な存在だ。大切な役割を担う中小企業の現状をどう捉え、今後どう対応するのか。

答弁 中小企業が抱える課題は、一層高度化・複雑化している。このような状況に対応できる環境を整備するため、令和9年竣工予定の基町再開発ビルに、地域の中小企業をワンストップで支援し、広島経済界の新たな拠点となる「広島産業経済センター(仮称)」を構築することを目指している。今後も地域の中小企業をしっかりと支え、本市の経済の活性化につながるよう取り組んでいく。【経済観光局】


元田賢治
新政クラブ
18歳からの消費者保護

質問  消費者被害防止の観点から、若年者に対するこれまでの取り組みと今後の取り組みはどうか。また、小学校・中学校・高等学校での消費者問題に対する教育内容をどう充実させるのか。

答弁  令和4年4月1日の成年年齢の18歳への引き下げを受け、消費者被害を受けやすくなる懸念のあった18歳・19歳の若年者に対しては、高校・大学等での出前講座の実施、SNSを活用した情報発信など、さまざまな手段で教育や情報提供を行ってきた。今後も、若年者へ注意が必要な契約やその対処法について、さまざまな方策でタイムリーに伝える取り組みに一層注力するとともに、令和9年度に予定する、新たな広島市消費生活基本計画の策定に向けて、若年者の意識や消費者教育の現状を把握し、専門家等と議論しながら、より効果的な対策を検討する。
 また、学校での消費者教育は、児童生徒の発達段階に応じ家庭科や社会科等を中心に実施し、一部の学校では、外部の専門家を活用し、より実践的な学習を行っている。今後も関係機関と連携し、児童生徒が自立した消費者として時代に応じた資質・能力を身に付けられるよう学習内容の充実に努めたい。【市民局・教育委員会】

木村唯
新風クラブ
発達障がい児支援

質問 発達障害のあるこどもたちは増加傾向にあり、療育センターのみならず、民間事業者や学校、地域を含めた支援体制全体の底上げが必要だと考える。どのように体制強化を進めているのか。

答弁  本市では、発達障害の早期発見に向けた各区保健センターでの乳幼児健康診査の充実、関係機関の連携と支援の質の向上に重要な役割を担うこども療育センターの機能強化などに取り組んでいる。
 区の保健センターでは、就学前にこどもの発達状況をより一層確実に把握し、適切な支援につなげるため、「5歳児健康診査」を令和8年度は試行的に、令和9年度からは本格実施することとしている。
 また、こども療育センターには、作業療法士などの専門職員を計画的に増員している。令和8年度からは、関係機関への支援を担当する専門職員を増員し、より一層こどもや保護者の立場に立った支援や、多機関の円滑な連携などについて指導・助言に取り組み、さらなる質の向上と連携の強化を図る。
 今後も、発達障害のあるこどもや保護者の思いに寄り添って「漏れなく」「切れ目なく」支援を提供できるよう、こども療育センターを中心に、全ての関係機関が密接に連携しながら、支援体制の強化を図っていく。【こども未来局】

沖本高博
自民党・市民クラブ
県の新病院整備

質問  県は住民への説明で敷地や施設など病院単体の整備に重きを置いている。しかし住民は、新病院へ向かう車両や歩行者の動線、交通混雑など、ごく身近な周辺生活環境への影響を心配している。地域のまちづくりを担う本市はどのように関わるのか。

答弁  新病院の計画に当たっては、街区内の歩行者ネットワークの形成、駐車待ち車両の滞留防止などについて県と協議を重ね、適切に開発誘導をしている。また、今後の都市計画手続の着手に当たっては、周辺交差点の交通処理や歩行者の安全性の確保などの周辺環境への影響対策について、地域住民に対し丁寧に説明した上で理解を得るよう県に求めていく。【都市整備局】

エキキタロータリーなどの対策

質問  ロータリーが混雑し周辺の路上駐車が発生している。その解消に向けた、交通管理者やJR西日本等との協議や、道路利用者へ啓発する取り組みについて進捗はどうか。

答弁  送迎のため自動車を利用する人に、ロータリー内の走行路では降車のみの停車が認められていること、迎えに来る自動車はロータリー内または周辺の駐車場を利用する必要があることをしっかりと認識してもらうことが必要と考えており、交通管理者である警察やJR西日本と協議し、可能な対策から順次取り組んでいる。【道路交通局】


川本和弘
公明党
ファミリープールの再整備

質問  閉園を迎えるファミリープールへの感謝イベントを実施してはどうか。

答弁  これまで多くの人に利用され、多くの思い出も詰まっているファミリープールでのイベント実施は、大変意義があるものと考えている。このため、イベントの実施について、今後指定管理者と協議しながら検討していく。【都市整備局】

情緒通級指導教室の拡充

質問  中学校の通級指導教室北部エリアの拡充と、巡回型通級指導の導入について、本市の見解は。

答弁  中学校の通級指導教室は、中・南・西区の各1校に設置しているが、安佐南・安佐北区の北部エリアの保護者等から、遠方まで通わなくてはならないという声が多くなっていることを踏まえ、令和8年4月から安佐北区の中学校に1教室を増設する。本市での通級による指導は保護者同伴が原則だが、近年、さまざまな理由で保護者の同伴が困難なケースもあるため、巡回指導について、まずは令和8年度に市内中学校で唯一の2教室体制である中広中学校から安佐南区周辺を対象として試行実施し、その成果や課題を検証する予定としており、その上で、望ましい指導形態の在り方について検討していく。【教育委員会】


若林新三
市民連合・市民の声
カスハラ対策の推進

質問 本市ではカスタマーハラスメント対策の方針は策定しているのか。組織として毅然とした対応が必要だがどうか。

答弁 令和7年3月に「広島市カスタマーハラスメント対策基本方針」を策定した。基本方針では、市民等がカスタマーハラスメントに及ぶ場合、職員の人権を保護し、職員が能力を十分に発揮できる勤務環境を保持できるよう、組織として毅然と対応することとしている。また、特に悪質なものや犯罪行為と判断されるものは、法的措置等も含め厳正に対応する。【企画総務局】

電停統合とバリアフリー化

質問 相生通りの距離の短い電停の統合や、バリアフリー化について具体的な対応策を進める必要があるがどうか。

答弁  相生通りにおける電停の統合やバリアフリー化は重要な課題と認識しており、実現には、車線数の減少など道路空間の再編が必要となる。相生通りについては、エリアマネジメント団体からの提言を受け、令和7年8月6日には、本市初の試みとなる相生橋周辺をトランジットモール化する社会実験を官民連携で実施した。こうしたまちづくり活動とも連携しながら、公共交通の利用者や歩行者が回遊しやすい道路空間の再編について、調査・検討を加速させていく。【道路交通局】


椋木太一
自民党・市民クラブ
“勝手踏切”封鎖・廃止の促進を

質問  安佐南区内のJR可部線沿線の小学校で実施している「線路内歩行路(いわゆる勝手踏切)」の危険性等を啓発するための交通安全教室を、他の区でも行うべきだと思うがどうか。

答弁 安佐南区での取り組みを他の区へ広げていくことは、今後、線路内歩行路の閉鎖に向けて地域の理解を深めてもらい、その促進を図っていくために有効であると考えている。小学校を対象に実施している交通安全教室に、JR等の鉄道敷に立ち入る危険性等について分かりやすく説明するプログラムを組み込むなどの取り組みを検討する。【道路交通局】

こどもの「特性」早期発見が重要

質問 令和8年度に始まる「5歳児健康診査事業」の趣旨や意図、市民にもたらす効果について本市の考えは。

答弁 5歳児は発達障害が認知されやすい時期であり、この時期の対応の有無がその後の発達に大きな影響を及ぼすため、こどもの特性を早期に把握し、適切な支援につなげていくことが重要と考えている。5歳児健康診査の実施は、保育園等での発達の特性を踏まえた支援の充実につながり、一人一人の特性や支援内容等を小学校に引き継ぐことで、こどもの就学後の困りごとの軽減や不登校などの「二次的な障害」を防ぐことにもつながると考えている。【こども未来局】



〔用語解説〕

選定療養費
 初期の診療は地域の医療機関で、高度・専門医療は大きな病院で行うという医療機関の機能分担を目的に設定された制度により、紹介状を持参せず200床以上の地域医療支援病院等を受診した場合に負担してもらう費用。

MaaS(マース)
 Mobility as a Service(モビリティ アズ ア サービス)の略語。地域住民や旅行者一人一人の移動ニーズに対応し、複数の公共交通やそれ以外の移動サービス(シェアサイクルなど)を最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うことができるサービス。病院やホテルの予約、商業施設や美術館の割引等、移動の目的となるサービスとの連携により、移動の利便性向上や地域交通の課題解決にも役立つ重要な手段となるもの。

トランジットモール
 歩行者空間の確保と街中への公共交通のアクセス性を確保するため、一般車両を制限し、歩行者と公共交通機関だけが通行できる歩行者空間。

 

※紙面の都合上、1人2問以内で掲載しています。掲載している質問文は、発言議員本人が作成したものです。
※【 】内は担当局です。


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