一般質問発言項目

◎発言順に掲載。太字は下で紹介している質問を含みます。

●水野考(自民党・市民クラブ 安佐南区)
・こども図書館の再整備
・広島市立幼稚園の残り方
・子どもと教員がICTをより日常的に利活用するために
・学校管理職の変化に対応する働き方改革・育成
・消防出初式

●丸山幸一郎(市民連合・市民の声 安佐南区)
・給料が上がる経済の実現
・カスタマーハラスメント対策
・浸水対策
・新型コロナウイルス感染症における感染防止対策・支援策の検証
子どもたちの相談窓口の強化
・学校現場の課題

●川本和弘(公明党 安佐南区)
・被爆80周年に向けての取組
・中央公園と広島広域公園の再整備
・市立学校施設の防災ソフト・ハード対策
・本市小学校における教科担任制

●中原洋美(日本共産党 南区)
・被爆地ヒロシマの役割
・医療・介護
・子育て支援
・PASPY廃止

●木山德和(新政クラブ 中区)
・これからのスポーツ振興とそれに関する競技施設の整備

●長井龍也(未来の風 安佐南区)
・職員の働き方改革
・子育て支援全般
・紙屋町シャレオの活性化

●定野和広(ひろしま清風会 西区)
・自治体情報システムの標準化
・地下空間の活用
・こども図書館とこども文化科学館
・浅野文庫等施設
・新アリーナの整備

●石川さおり(鈴蘭会 安佐南区)
・金融経済教育
・女性起業家支援
・フェムテック
・観光振興

●川口茂博(自民党・市民クラブ 安芸区)
・災害復興からの魅力ある安芸区のまちづくり
・新中央市場建設と東部市場跡地の活用
・平和行政
・ギャンブル依存症

●松本拓也(市民連合・市民の声 安芸区)
・学校の働き方改革
・こども文化科学館
・各スポーツセンターのトイレの洋式化
・「ひろしまLMO」の推進

●石田祥子(公明党 佐伯区)
・「移民県」ひろしまの歴史と資料の活用
・インクルーシブなまちづくりの実現
・女性が活躍できる職場環境づくり
・食品リサイクルループに取り組む事業者への支援

●大西理(日本共産党 中区)
・広島市の平和記念式典へのイスラエルへの招待
・令和6年度こども誰でも通園制度
・小中学校教員の長時間労働
・学校給食の無償化
・広島市青少年センター

●沖本高博(自民党・市民クラブ 東区)
・エキキタおよびその周辺地区の街づくり
・公共施設等の管理
・上水道および下水道事業


水野考
自民党・市民クラブ

こども図書館の再整備

質問  子どもの読書環境をさらに充実させるため、現在の建物だけにとらわれず、建物周辺の活用や民間との協働などにも視野を広げ、子どもがそれぞれの思いで読書が行えるような空間の整備を検討してはどうか。

答弁 建築家の安藤忠雄氏が、「人間の心の成長にとって、最高の栄養は本である」との思いから、熊本県等に「こども本の森」を建設し、寄付されたが、本市にも整備し、寄付したいとの意向があると聞いている。こども図書館の隣接地に整備されれば、子どもの読書環境の充実を一層図ることができると考えており、実現に向けて協議を続けている。

広島市立幼稚園の残り方

質問  公立幼稚園の園児数が減少傾向にある中、園の統廃合を進めるべきであり、市立幼稚園の一部を幼稚園型認定こども園として残していくべきと考える。本市の考えはどうか。

答弁 本市では、少子化に伴う需要の減少に対しては、公立園の定員削減・統廃合により対応することを基本とし、関係団体や園が所在する地域とも協議を行いながら、統廃合を検討している。将来的にも一定のニーズがあると見込まれる園については、幼稚園型認定こども園も含め、望ましい提供体制について検討していきたい。


丸山幸一郎
市民連合・市民の声

カスタマーハラスメント対策

質問  対策として重要なことは、各業界におけるガイドラインの策定と、従業員、消費者双方の教育に取り組むことである。本市としては、消費者行動のポイントを啓発、教育する必要があると思うがどうか。

答弁 国では、近年閣議決定された「消費者教育の推進に関する基本的な方針」の中で、事業者への消費者の不適当な言動について言及され、各種啓発事業が行われている。本市では、今後、カスタマーハラスメントの理解を深める資料を作成し、本市ホームページに掲載するとともに、消費生活出前講座で取り扱うなどの取り組みを行いたい。

子どもたちのSOS窓口の強化

質問  児童生徒に一人一台ずつ配付されているタブレット端末のホーム画面に、相談窓口につながるアプリ等を入れておき、随時、子どもが相談できるようにしてはどうか。

答弁 本市では、市内の児童生徒全員に、電話、LINE等による相談窓口を掲載したカードを配布している。この中には、相談窓口につながるQRコードも掲載しているが、今後は、相談窓口をまとめたアプリや相談窓口へのショートカットをタブレット端末のホーム画面に貼り付けるなど、児童生徒がより手軽に相談できる方法を検討していきたい。


川本和弘
公明党

パグウォッシュ会議開催の意義

質問  被爆50周年と60周年の節目の年に、核兵器の廃絶や不戦を目指す世界の科学者たちが本市に集い、「パグウォッシュ会議世界大会」を開催したが、どのような意義があったと考えるか。

答弁 世界の科学者が広島に集い、平和記念資料館の見学や被爆体験証言の聴講などを通じて被爆の実相に触れ、「ヒロシマの心」をしっかりと受け止めた上で「広島宣言」を発表し、「核兵器を禁止する条約を締結することこそが安全を増進する最善の手段である」と呼び掛けたことは、核兵器廃絶に向けた国際世論を醸成していく上で大きな意義があったと考えている。

防災対策と善當寺開発

質問  本市が管理・所有する山や法面が要因でレッドゾーンとなっている伴中学校の裏山には開発の計画がある。この善當寺地区の開発と防災対策とが同時に進められるよう、各部署が横断的に連携すべきと思うがどうか。

答弁 当該地区の民間開発は、伴中学校における土砂災害に対する安全性の向上に資するものと考えている。実現化に際しては、そうしたことを含め、立地の特性を生かしたまちづくりが重要であり、引き続き関係部署とも連携しながら、道路と民間開発の一体的整備の実現可能性について、検討していきたい。


中原洋美
日本共産党

「死の商人国家」にするな

質問  非核三原則と並び武器輸出三原則は日本の国是である。他国への殺傷兵器の輸出は、メイドインジャパンの武器が他国の人の命を奪い、日本に戦争を呼び込むことにつながるのではないか。

答弁 他国への武器輸出を進めることは、本市が訴えている戦争のない世界の実現を遠ざけ、困難にするものである。国の安全保障や外交・防衛に関することは国の専権事項ではあるが、国民の生命と財産を守るべき政府は、外交努力を尽くし、国民の多くが納得できるようにするという視点に立って対処することが、極めて重要と考える。

訪問ヘルパーを守れ

質問  ヘルパーは地域で高齢者の自立を支える頼みの綱だが、訪問介護の基本報酬引き下げは、ヘルパー不足を深刻にし、小規模事業所を撤退に追い込む。国に訪問介護報酬引き下げの撤回を求めるべきではないか。

答弁 訪問介護の基本報酬が引き下げられた一方、職員の処遇改善加算の加算率が他のサービスと比べて高く設定されるなど全体としてはプラス改定されている。本市ではこれまでも適切な報酬単価の設定や処遇改善の拡大などについて国に要望してきたが、引き続き、事業者の声を聞きながら、必要に応じて国への働き掛けを行う。


木山德和
新政クラブ

アマチュアスポーツの競技施設

質問  スポーツ振興のための取り組みを行う上で、今後、武道競技を一括して行う武道館を含め、アマチュアスポーツの競技施設をどういった考えで整備・活用していこうとするのか。

答弁 スポーツは、生きがいになるだけでなく、健康の増進や地域コミュニティの活性化などにも寄与するものであり、本市では、新しい「スポーツ王国広島」というスローガンを掲げ、ハード・ソフトの両面から取り組んでいきたいと考えている。こうした中、競技団体の方々から、「一部の競技種目では、競技を行う機会や場所の確保が困難になるなど、競技活動や競技力の維持・向上が図れなくなり、競技人口の減少が一層加速する事態が生じている」との指摘があった。こうした事態を放置すれば、競技種目の多様性を損なうだけでなく、競技文化そのものの喪失をも招くことになると考え、令和5年度に対応に向けた研究会を開催した。令和6年度は、この研究会での意見等を踏まえ、スポーツ施設の利用状況の調査や競技団体へのヒアリングを行うことにしている。今後は、これらの結果等を踏まえ、スポーツ施設の有効活用や武道館など、競技活動の維持のために必要な場所の確保に向けた検討を、できる限り早期に進めていきたい。


長井龍也
未来の風

早急に保育士の確保を

質問  昨今の保育現場への多様化するニーズを鑑みれば、全国統一的な施策が施行されるのを待つのではなく、自治体の実情に即した対策を早急に始めるべき。本市の保育士確保施策はどのようなものがあるか。

答弁 人材確保の取り組みとして、保育士養成校の学生と若手保育士の交流会や就職説明会の開催などを、また、離職防止の取り組みとして、私立保育協会内の相談窓口で、現役保育士からの悩みや困り事の相談に対し、助言・指導を行っている。このほか、処遇改善のため、勤続年数に応じた国の補助への上乗せを行うとともに、負担軽減のためICTの導入などを行っている。

シャレオ活性化のために

質問  都心のにぎわいを都市圏全体に波及させるためにも、シャレオの運営には、資本や思考、視点の面で、「民間の力」を導入する必要があると考える。将来的に、第三セクターが運営するのではなく、譲渡などの手法を含め、完全に民営化する可能性はあるのか。

答弁 本市としては、シャレオを健全に運営していくため、管理する広島地下街開発㈱が平成18年3月に策定した「経営改善スキーム」に沿って経営基盤の安定化を図ることが重要であると考えており、今後も引き続き、必要かつ適切な指導を行っていきたい。


定野和広
ひろしま清風会

閲覧室の大きな窓を残せ!

質問  こども図書館のリニューアル案では、耐震のため東側の窓をふさぐことになっている。以前、当施設の耐震計画を決める際、窓を残す案もあったようだが、市の内部のみで「窓をふさぐ案が最良」と判断している。なぜ、議会等に示さずに決定したのか。

答弁 こども文化科学館のリニューアルに向けて平成28年度に実施した耐震設計は複数案により検討したが、窓を残す案では、より多くの耐震補強を行う必要があり、施設のデザイン性や展示等への影響の面で最も優れた現行の案を採用した。

隣り合わせでこどもの図書館?

質問  安藤忠雄氏が「こども本の森」をこども図書館の隣接地に整備し、寄付されるのであれば、まずは、その機能や役割分担を決めるべき。こども図書館のリニューアル案は見直す必要があるのではないか。

答弁 こども図書館のリニューアル計画において、市民からは閲覧室を確保してほしいとの要望が多かったこともあり、こども図書館とリンクした形で「こども本の森」を整備することが適当と考えた。今後、両施設の効用がさらに高められるよう、各機能や配置等を再検討する余地はあると考えている。そういった中で、スケジュールに沿って進めていく。


石川さおり
鈴蘭会

金融経済教育の推進を

質問  金融リテラシーを子どもの頃から身に付けるためにも金融経済教育は重要だと思うが、本市はどう考えているか。また、金融経済教育を行う企業を、表彰したり積極的にPRしたりする等の形で後押しできないか。

答弁 児童生徒の発達段階に応じて、金融に関する基礎知識やSNS等との正しい付き合い方を学び、詐欺被害に遭わないための判断力を養う必要があると考えている。また、金融経済教育を含めた研修など各企業の取り組みも、各企業の魅力の一つとして発信できるよう、関係団体等と連携して検討する。

女性起業家の支援制度を

質問  出産や子育て、配偶者の仕事の都合による移住等でキャリアを中断することも多い女性が、自らの得意分野を生かして起業したいと考えた際の支援について、本市はどのように考えているのか。

答弁 働き方や事業の方向性を自分で決められる起業は、女性の視点や能力を社会に生かす上でも有効な手段である。事業化したいが何から始めていいか分からないといった相談に応えられるよう、中小企業支援センターに、「小さなビジネスのはじめかた」という女性のための創業相談窓口を設置し、相談希望者の募集を開始した。


川口茂博
自民党・市民クラブ

今後の平和教育のために

質問  被爆80周年を機に、市内の児童生徒を対象に、広島・長崎の原爆投下日時を含め、平和に関する意識調査を行うべきと考えるがどうか。また、その結果を冊子等にまとめるべきと考えるがどうか。

答弁 被爆体験や戦争体験の風化が危惧される中、被爆80周年を機に、改めて「平和に関する意識調査」や「学校における取組の状況調査」を実施したい。広島への投下日時や長崎での炸裂日時に関する質問は原爆に関する知識を測る重要項目であるため、今回も調査を行う予定である。今後は、調査結果のまとめ方についても検討する。

ギャンブル依存症対策

質問  ギャンブル依存症家族の会広島から本市に対し、民間団体との連携推進や依存症に関する正しい知識の普及、啓発活動の実施などを求める要望書が提出されたが、その要望を受け、今後、どのように取り組むのか。

答弁 依存症問題を解決するためには、民間団体との連携が不可欠であり、ギャンブル依存症についても民間団体の持つ知識や経験を共有し、支援の充実を図っていきたい。また、体験談等を紹介する機会を設け、正しい知識の普及、予防教育に役立てていくことも重要と考えており、社会全体で依存症対策に取り組む機運を醸成していきたい。


松本拓也
市民連合・市民の声

任せられる部活動指導員へ

質問  部活動の地域移行に当たり、部活動指導員の育成や危機管理に関する研修にはより力を入れていくべきと考えるが、今後、こうした研修にどのように取り組んでいくのか。

答弁 現在でも、教員以外が新しく部活動指導員になる場合には、生徒とのコミュニケーションの取り方や事故発生時の対応などの危機管理の仕方などについて研修を行っている。これらに加え、令和6年度からは、経験豊富な指導者から学ぶ機会を設けたり、競技の専門家による実技研修を行う。引き続き、指導員の資質向上に向けて、研修の充実に取り組んでいきたい。

「ひろしまLMO」の推進

質問  「ひろしまLMO」として立ち上がった組織が中心となり、行政と一緒にまちづくりに取り組む好事例がある。そのような事例を広く周知し、水平展開を図ることは「ひろしまLMO」の設立促進や活動の充実を図る上で、効果的だと考えるがどうか。

答弁 LMOの好事例を周知し、他の地域で実施してもらうことは、LMOの設立促進や活動の充実を図る上で、大変効果的である。このため、令和6年度からは、設立を検討する地域を対象に、先進的な活動を行っているLMOの活動拠点等の見学ツアーなどを実施することにしている。


石田祥子
公明党

「移民県」ひろしまの歴史

質問  移民の正しい歴史をもっと市民に周知すべき。例えば、今後エールエールA館9階に整備される「広島を知るエリア」の一角を活用して紹介するのはどうか。

答弁 移民の歴史は、本市の重要な歴史の一部であることから、寄贈された当時の写真や道具等の資料をインターネット上で紹介するとともに、旧日本銀行広島支店での常設展示等を行っている。今後は、こうした取り組みに加え、「広島を知るエリア」に設置予定の郷土資料館サテライトでの企画展示や、中央図書館での関連図書の紹介等により、一層の周知を図っていきたい。

インクルーシブ公園の設置

質問  一定規模の広さを持った場所に多数のインクルーシブ遊具を配置した、象徴的かつ多様性のあるインクルーシブ公園の実現に向け、積極的に取り組む必要があると考えるがどうか。

答弁 令和5年3月、瀬野川公園に、試行的にインクルーシブ遊具を設置したが、利用者の約1割しかインクルーシブ遊具についての認識がなかったことから、本市ホームページにインクルーシブ公園の意義等について掲載し、その周知と理解の促進を図っている。今後、利用者や関係団体の意見を聞きながら、インクルーシブ公園の実現に向け取り組んでいきたい。


大西理
日本共産党

平和記念式典―イスラエルの招待

質問  「式典の招待状をロシアには出さず、イスラエルには出す」との異なった対応に対し、市民から「ダブルスタンダード(二重基準)ではないか」という声が上がっている。どう説明するのか。

答弁 本市は、原爆死没者の慰霊と世界恒久平和の実現を祈念するという目的達成のため、安全・安心かつ円滑に式典を挙行する責任がある。ロシアおよびベラルーシの招待に関しては、主にウクライナ侵攻や核兵器の使用・威嚇に関する同国関係者の発言等を考慮すると、円滑な式典の挙行に影響を及ぼす可能性があると判断したため、令和4年以降やむを得ず招待を見送っている。

学校給食の無償化を!

質問  全国の公立小中学校で条件を設けずに給食を無償提供する自治体が、令和5年9月時点で、30.5%、条件付きなど一部無償化した自治体を加えると4割を超えている。本市の給食費無償化に対する考えはどうか。

答弁 国民における公平性確保の観点から基本的には国の責任において統一的に実施されるべきものと考えており、指定都市市長会等を通じて、全国一律の負担軽減制度を創設するよう国に働き掛けている。


沖本高博
自民党・市民クラブ

中山踏切アンダーパス開通後の課題

質問  中山踏切周辺の幹線道路の整備事業においてアンダーパスの開通により踏切が廃止され、幹線道路の慢性的な渋滞は解消した。一方、抜け道となる周辺道路が混雑し、新たな課題となっている。どう対応するのか。

答弁 従前より抜け道となっていた中山小学校西側の市道等周辺道路では、アンダーパス開通前よりも渋滞が悪化しているため、この抜け道に流入する車両に対し、アンダーパス経由で幹線ルートに誘導するための路面標示や信号機の調整など、県警とも連携しながら渋滞緩和策を検討する。

老朽化した集会所の更新

質問  公共施設を現在と同じ規模や仕様で更新することは財政的に不可能であるため、民間資金やノウハウの活用が必要と考える。若草集会所は民間資金等を活用して更新を進めているが、今後、他所を更新する際にも、民間活力の活用を図るべきではないか。

答弁 民間の資金やノウハウ等を活用した取り組みは、財政的な観点からはメリットが高く、総合管理計画においても積極的に検討することとしているが、地域住民の意向や採算性、集会所機能を果たせる物件の確保等、さまざまな課題が想定されるため、まずは、若草集会所等の事例等を参考にしながら、調査研究したい。


〔用語解説〕

こども本の森
 建築家の安藤忠雄氏が、子どもの頃、ろくに本が読めず、大人になり読書の楽しさや大切さに気付いたという自らの体験を踏まえ、自らの資金を投じて、熊本市や大阪市、神戸市、岩手県遠野市などに建設し、各自治体等に寄付した図書館のこと。活字離れが進む子どもたちに、本の楽しさや豊かさを知ってもらうために始めたプロジェクトである。

カスタマーハラスメント
 顧客等からのクレーム・言動のうち、過大な要求や不当な言いがかりなど、主張内容に問題があるものや、主張内容には正当性があるものの、暴力、暴言など主張方法に問題があるもの。

パグウォッシュ会議
 核廃絶を目指した科学者による国際会議のこと。1955年に発表された核戦争による人類滅亡の危険性と、戦争以外の手段による国際紛争解決を訴えた「ラッセル・アインシュタイン宣言」を受け、1957年にカナダの漁村パグウォッシュで初めて開催された。

インクルーシブ公園
 障害の有無にかかわらず、誰もがお互いを理解し、多様性を認め合い、安心して笑顔で自分らしく遊べる公園のこと。インクルーシブデザインやユニバーサルデザインの遊具のみでなく、一般的な遊具も設置することで、誰もが同じ空間で楽しむことができる公園となるよう配慮されている。


※紙面の都合上、1人2問以内で掲載しています。
 質問内容は、発言議員本人の提出によるものです。
 

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