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請願第31号

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  恵下埋立地のすべての工事を中断し、全エリアの土壌汚染等の検査をし、安全確認をして工事を再開することについて

(要旨)


要旨
 恵下埋立地は湯来町が広島市との合併の条件で提案して合意書を締結した。
 当時住民が不安に思った、(1)汚染水の漏えい、(2)ゴミ搬入車両の害、(3)工事車両の通行による害等の懸念に対して、交渉の中で広島市は湯来町の住民には「ほぼ100%安佐南区戸山側を通すので心配ない」との回答で湯来町側を納得させ、合意書を締結した。

 後でこれを知った戸山の住民は、負荷の軽減を求めて様々な要求をしてきたが、ほぼ市の当初計画通りで実施してきている。
 戸山学区連合町内会も、安全・安心、市との信頼関係を前提に、苦渋の選択の交渉をしてきた。
 しかし今回、環境基準値を大幅に上回る高濃度のダイオキシンが確認されたことに対する市の対応は、今までの安心・安全、信頼関係を全て崩すものである。
 市が一方的に処理しようとしている、処分方法・作業手順、安全対策、処分スケジュールは、戸山地区住民を完全に無視した対応で認めることはできない。運搬車両の増加や運行に関する安全対策等、戸山地区への説明と具体的な対策方法を協議する場を持ち進めるのは行政として取るべき対応である。

 今後、全計画地の安全が確認されるまで工事を中断していただくよう請願する。 

理由
 恵下埋立地本体の工事現場を何回か視察したが、元田畑であった場所や屋敷跡等に何千本もの山積みタイヤや、プラスチック、鉄くず等のゴミがあり、行く度に懸念を抱いていた。木の伐採、掘削等を始める前に全てを撤去して安全を確認してから工事に入るものと思っていた。しかし、ほとんどのゴミ類を残したまま道路、木の伐採等の工事に入った。
 その結果、今回、環境基準値の実に29倍もの高濃度ダイオキシンの存在が明らかになった。
 しかし、高濃度ダイオキシンが確認されてからも、住民には一切知らせずに、木材、根類、雑木、汚泥類の搬出で多くの工事車両が戸山地区を通ったが、荷姿は一般の積み方で、シート等を掛けたものはなかった。
 このことは、ダイオキシン類が沿道に飛散した可能性は十分ある。沿道の水、木類の検査をしていただきたい。
今回のこれまでの交渉で、通行の安全について話してきたのに、まるで生かされていない。
 2月15日にも現地を見たが、汚染現場にブルーシートを掛けたまま放置されている状況や、急きょ、廃棄タイヤを撤去に掛かっている状況等を確認した。この下に何が含まれているか不安がよぎる。

 出水送水ルート、現道を通るルートが変更されたことで絵に描いた計画よりも総延長が13キロメートルを更に超え、高低差も320メートル以上となり、ポンプを8台も使っての圧送、自然流下の繰り返しで、無理で複雑な送水方法になっているにもかかわらず、市はあくまでも「安全」と言われることが今回のこのような後手後手の対応では到底信用できない。住民への説明も協議もなく、市が一方的に処理しようとしている、処分方法・作業手順、安全対策、処分スケジュールは、戸山地区住民への負担を更に増やすのみで、住民を完全に無視した対応で認めることはできない。
 ここで一旦全工事を中断して全エリアの検査をし、安全を確認してからの工事再開を要望する。
 市議会議員の皆様も現地を視察して、状況確認をしていただくよう、お願いする。