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陳情第34号

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「広島みなと公園」を候補地とするサッカースタジアム建設反対に関することについて

 

 

要旨

昨年6月に発足した、県や市、広島商工会議所や県サッカー協会の有識者による検討協議会において、広島にふさわしい新たなサッカースタジアムの建設最終候補地の一つとして、「広島みなと公園」が挙げられている。

地域の活性化につながる、新しいサッカースタジアムの建設そのものについて異論があるわけではないが、下記に述べる建設による弊害を懸念せざるを得ない。よって、広島港で働く我々の職域と雇用、その家族の生活を守るために反対を表明し、「広島みなと公園」を建設候補地から除外するよう連署をもって陳情する。

理由

我々の働く広島港は、中国地方における中核港湾として、広島県下及び、隣接県にも多種産業の顧客を有し、取り分け国際コンテナターミナルは年間10万本のコンテナを取り扱う、広島の経済を支える重要な港湾・物流施設である。

建設最終候補地である「広島みなと公園」は、広島港国際コンテナターミナルにおける物流主要道路の出入口・要所に位置し、サッカースタジアムを建設することになれば、数万人規模での集客が見込まれる。

このことは、従来の様々な貨物を積載した大型物流車両、観戦客の一般車両、歩道の膨大な観戦客の3者が混在することであり、交通における安全面を大いに危惧するばかりか、交通渋滞による物流機能の停滞を引き起こすことは明らかである。

国内各港の競争が激化する中で、物流機能の低下は、既存船会社や利用顧客の広島港離れのみならず、広島県・広島市の産業競争力低下につながることが懸念されることに加え、広島県が注力するポートセールスの取組からもかい離するものである。

広島港の衰退は、広島港港湾事業従事者のみならず、広島港を利用する産業全体の雇用不安や、家族を含めた生活の不安に直結するものでもあることを改めて認識いただき、「広島みなと公園」を建設候補地から除外することを再考するとともに、広島港で働き、暮らしを営む我々市民の生活を守ってくださるようお願い申し上げ、陳情とする。