迎春

議長 碓井 法明
副議長 熊本 憲三

 新年おめでとうございます。
 市民の皆様には、夢多き初春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。また、日頃から市政に対しご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
 近年、地球温暖化によるスーパー台風や大地震などの自然災害が発生し、私たちの日常生活に大きな影響を与えています。昨年の8月には、安佐南区及び安佐北区において、観測史上最大の集中豪雨に襲われ、同時多発的に土石流が発生し、多くの方々の尊い命が奪われました。また、家屋の損壊や公共土木施設等に甚大な被害が発生し、あらためて自然災害の恐ろしさを痛感するとともに、抜本的な災害対策の見直しと、災害に強いまちづくりの必要性を再認識させられた年でありました。
 また、政府においては、地方分権改革に取り組まれるとともに、地方が成長する活力を取り戻し、人口減少を克服するため、「まち・ひと・しごと創生本部」を設置し、若い世代の就労・結婚・子育ての希望の実現、「東京一極集中」の歯止め、地域の特性に即した地域課題の解決に向け取り組まれており、早期に改革を実行されるよう期待するものであります。
 さて、超人口減少社会への対応は、本市においても喫緊の課題となっております。こうした中で、本市は、産・学・官で構成する「広島の拠点性強化に向けた懇話会」における検討結果を踏まえ、まちの魅力づくりや、女性が働きやすく、子どもを産み育てやすい環境につながるコミュニティの再生などの施策を積極的に展開していくことが大変重要であります。
 また、今年は被爆70周年という大きな節目の年であり、「平和都市としての求心力の向上」を目的に、様々な記念事業が計画されています。これを機に、原爆死没者の慰霊と被爆者の援護、被爆体験の継承という被爆都市ヒロシマの役割や核兵器廃絶に向けた世界における広島市議会の役割を再確認し、決意を新たに、平和と核兵器廃絶への思いの共有を体現する年としていかなければならないと考えております。
 市議会は、これまでも市民の皆様に分かりやすく信頼される議会を目指し、多くの改革に取り組んでまいりました。議会が、市民の皆様の負託とご期待にしっかりと応え、その機能を十分に発揮するためには、様々な分野でイノベーションを強力に推進することが重要であると考えます。今後とも、議員一人ひとりが広島市の発展のため全力を傾けてまいる所存であります。
 どうか、本年も市議会に対し、更なるご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、市民の皆様にとって今年一年が実り多い年でありますよう心からお祈り申し上げまして、新年のごあいさつといたします。