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一般質問
第5回定例会・本会議
◎発言順に掲載(※紙面の都合上、1人2問以内で掲載しています。質問内容は、発言議員本人の提出によるものです。)

発言項目
◎発言順に掲載

●三宅正明
(自民党・保守クラブ・安芸区)
・経済の活性化
・安心・安全

●八條範彦
(市政改革ネットワーク・安佐南区)
・飲酒運転撲滅の取り組み
・新幹線口広場周辺道路の交通処理
・アストラムライン延伸
・安佐市民病院の建て替え
・平和教育の発信


●森本健治
(市民連合・中区)
・被爆70周年の取組
・広島市の地震・津波対策
・旧広島市民球場跡地の暫定活用
・デートDV対策
・基町住宅地区の活性化
・自転車都市づくりの推進
・動物愛護行政(地域猫)


●碓氷芳雄
(公明党・安佐南区)
・平和行政
・2025年問題と地域包括ケアシステムの構築
・有床診療所の防火体制の強化
・空き家対策
・学校におけるがん教育


●近松里子
(日本共産党・中区)
・被爆地ヒロシマの市長として
・国の社会保障解体から市民生活の防波堤に
・ゆきとどいた教育を


●元田賢治
(爽志会・南区)
・飲酒運転根絶に向けた取組
・木材利用の促進
・安佐市民病院の建替え
・公民館事業の広報


●佐々木壽吉
(自民党・保守クラブ・東区)
・広島市都市計画
・入札制度


●沖宗正明
(市政改革ネットワーク・安芸区)
・広島市の未来像
・職員のモチベーション向上
・消費税増税の病院事業への影響


●松坂知恒
(市民連合・南区)
・選挙事務
・子ども施策
・文化行政
・平和記念資料館
・市職員の不祥事の防止
・事務事業見直し


●安達千代美
(公明党・安佐南区)
・がん検診受診率向上
・災害時要援護者の避難対策
・少年サポートセンター
・投票率の向上
・文化施設等の入館料


●金子和彦
(自民党・保守クラブ・安芸区)
・都市基盤および生活基盤の整備


三宅正明
自民党・保守クラブ(安芸区)

制度融資をもっと使いやすく

質問  事前審査制度の見直しをはじめ、取引金融機関および保証協会と市は積極的に協議し、制度融資を中小企業に使いやすくする必要があると考えますが、いかがですか。

答弁 最近の金融機関等の状況をみると、金融庁の指導により、条件変更に積極的に対応するなど中小企業に軸足を置いた運用が行われ始めていると認識しています。本市としても、今年度新設した借換融資(特例)が、要件が厳しすぎて利用が伸びていないことから、より利用しやすいものとなるよう、金融機関等と具体的な協議を行いたいと考えています。

人智を超えた災害への備えは

質問  病院事業局と消防局は、不測の事態を想定し、安佐市民病院の建て替え両案のどちらが、より多くの人々を助けられるか、検討したことがありますか。

答弁 消防局の洪水ハザードマップなどから、荒下地区に建て替える場合は堤防整備が不可欠であるため、国の太田川河川事務所に対し、堤防の前倒し整備の要請等を行うなど、浸水被害、地震、土砂災害について検討を行っています。両案いずれにしても、不測の事態の想定は必要であり消防局を含め関係部局等との密接な連携のもと適切に対処します。

八條範彦
市政改革ネットワーク(安佐南区)

飲酒運転撲滅の都市に

質問  飲酒運転撲滅を目指し、本市が他都市にないくらい厳しく真剣に取り組むことと、県に対し条例制定と取り締まり強化の申し入れについての考えを伺います。

答弁 条例については、現在、県において、飲酒運転根絶対策分科会が設置され、対策強化について検討されていることから、まずはその成果を見定める必要があると考えます。いずれにしても、諸対策の着実な実施を県にしっかり要請していきます。今後とも、県等と連携・協力し、飲酒運転のない社会の実現に向け、全力を挙げて取り組んでいきます。

安佐市民病院移転建設を

質問  地元説明会を開催されていますが、病院事業局としては、「荒下地区」と「現在地」のどちらの候補地が、建て替え場所としてよりふさわしいと考えているのか伺います。

答弁 移転する場合は、市域を超えた北部地域からのアクセスが改善されることなどが考えられます。一方、現在地でも、急性期病院としての役割を引き続き果たすことはできますが、移転した場合には、病院経営の安定化に資するだけでなく、安佐北区全体に変化をもたらし、その活性化を図るきっかけになると考えています。

森本健治
市民連合(中区)

南海トラフ巨大地震

質問  地震被害想定に基づき、津波の危険性を周知し、一人でも多くの方が被害に遭わないようにするための方策の一つとして、多くの市民が通行する主要な交差点や、防災教育の場でもある学校などに、その土地の海抜と併せて、津波による浸水の深さを表示していく必要があるのではないかと考えますが、どのようにお考えですか。

答弁 本市ではデルタ部を中心に、津波のほか、洪水や高潮による浸水も想定されており、これらの浸水から市民の安全を守るためには、海抜や浸水の深さに加え、避難方向や避難場所などの情報を、多くの市民の目に触れる場所に表示することも必要であると考えています。このため、現在、先進事例の調査等を行っており、今後は、表示の内容や方法、場所などについて関係部局とも協議し、検討していきたいと考えています。

碓氷芳雄
公明党(安佐南区)

ケネディ大使就任への期待

質問  大学時代に平和記念資料館を訪問し、広島への思いも強いケネディ駐日米国大使の就任は大いに歓迎すべきことだと考えます。本市の平和行政の上から、大使の就任についてどのような感想・期待をお持ちですか。

答弁 キャロライン・ケネディ駐日米国大使は、広島訪問から35年を経た現在でも、被爆地広島に特別な思いを持ち続けてくださっているようで、大変うれしく思っています。12月16日には大使館を訪ね、直接、二度目の訪問をお願いします。大使には、日米両国の新たな架け橋として、ヒロシマ・ナガサキの思いを本国政府に伝え、オバマ大統領の被爆地訪問の実現などに向けてご尽力いただけるものと大いに期待しています。

「空き家対策」の取り組み強化を

質問  少子高齢化や核家族化を背景に、老朽空き家が急増しています。条例の制定も視野に入れた取り組みが急務だと考えますが、市としての見解を伺います。

答弁 条例制定は、周辺への被害の防止対策を講じることを建物所有者に求める根拠になると認識しています。他都市の取り組み状況を踏まえ、本市の老朽空き家の現状などを考慮し、近い将来に直面する課題として検討することが適切であると考えています。

近松里子
日本共産党(中区)

国保料1.6倍の値上げ

質問  国民健康保険料の計算方式変更により、激変緩和措置等を行っても、障害者・ひとり親・子育て世帯に、1.6倍の値上げが計画されています。到底容認できない負担増です。一般財源の繰り入れで、軽減策を行うべきではありませんか。

答弁 一般会計からの繰り入れは、保険料収入を補完する性格のものに限定しています。このたびの激変緩和措置は、保険料の算定方式の変更に伴うものであり、保険料総額を変えるものではないため、それにかかる費用は、徴収すべき保険料を負担する加入者全体で調整すべきものと考えています。

原爆症認定の見直しを

質問  「原爆症認定制度の在り方に関する検討会」の最終報告書は、司法判断を無視した内容で認められません。被爆者援護の立場から、積極的に認定するよう認定制度の見直しを急いで国に求めるべきですが、どうですか。

答弁 本市としては、行政認定と司法判断の乖離(かいり)を埋めるという検討会設置の趣旨に立ち返り、被爆者に寄り添った制度になるよう、国として踏み込んだ方策を講じてほしいと考えています。これを伝えるため、12月16日に、内閣総理大臣等に要望を行います。

元田賢治
爽志会(南区)

安佐市民病院の建て替え

質問  建て替え場所について、地域には、それぞれ思いや利害があると思いますが、部分最適ではなく、全体最適の視点をもった考えも必要ではないでしょうか。市長は「いつ」「どのような形」で、最終決定を公にしようと考えていますか。

答弁 安佐北区内での地元説明会の結果と候補地の評価について、病院事業局としてとりまとめ、現在は、庁内の関係部局で、最終的なとりまとめを行っています。この検討をもとに建て替え場所を決定し、関係予算を2月議会には諮りたいと考えています。

「飲酒運転根絶都市」の宣言を

質問  本市は、飲酒運転根絶に向けて強い意思表示をすべきです。そこで、県に対する条例の制定の働き掛けと市自ら飲酒運転根絶都市宣言をすべきではありませんか。

答弁 条例制定については、昨年6月、県に対し検討をお願いしています。現在、県の飲酒運転根絶対策分科会で対策の強化が検討されており、まずその成果を見定める必要があると考えます。また、飲酒運転根絶都市宣言については、まずは職員の飲酒運転の根絶を徹底していく中で、分科会の成果を見ながらしっかり検討したいと思います。

佐々木壽吉
自民党・保守クラブ(東区)

入札制度について

質問  入札制度見直しについて、いまだに中途半端な状態で、低入札や不調が続いています。また、再入札のやり方も迅速性に欠けています。今後さらなる改善の意思がおありですか。

答弁 就任以来、公共事業に係る入札・契約制度の見直しに真剣に取り組んでいますが、公共事業の急増と建設業者の受注能力不足に起因して、入札不調の多発という喫緊の課題もあると十分認識しています。総合的な対策に取り組み始めた国の動向も踏まえ、引き続き適切な見直しを行います。

広島駅新幹線口の整備について

質問  広島駅新幹線口の整備について、歩行者回廊であるペデストリアンデッキを整備する予定になっていますが、現在エスカレーターの設置の計画がありません。これから高齢化社会を迎える中でエスカレーターの設置が必要だと思いますが、どうですか。

答弁 現計画では、車いすや高齢者への対応はエレベーターを基本としており、エスカレーターは、隣接するビル内のものを活用することが、費用対効果の観点からも有効と考えていますが、開発計画の見通しが立った段階で、改めて考えます。

沖宗正明
市政改革ネットワーク(安芸区)

広島市の未来像について

質問  地方分権・地方自治についての基本的な考え方はどうですか。また、公共施設整備についての考え方はどうですか。

答弁 本市は、基礎自治体が中心となって住民の意向に沿った行政運営ができる社会の実現を目指しており、能動的に地方分権の推進に取り組む必要があると考えています。単に法改正など国や県の進める施策の結論を待つのではなく、国や県と連携しながら現行制度の枠内でも実現可能な取り組みを積極的に行うことにより、住民サービスのさらなる向上を図るための取り組みを進めています。
 また、公共施設整備については、本市の財政状況や人口構成の変化を踏まえれば、公共施設の規模や機能を維持したままの更新は現実的ではありません。このため、すでに公共施設老朽化対策検討会議を設置し、対策の検討を始めています。ハコモノ資産の現状調査によって見えてきた課題に対応し、市民の求めるサービスの提供を着実に行うためには、施設の多機能化や広域利用などの検討も必要だと考えています。今後は、ハコモノ資産の現状をまとめた「広島市ハコモノ白書」を1月に公表し、26年度には、「更新に関する基本方針」を策定する予定です。


松坂知恒
市民連合(南区)

市民の知的好奇心を満たす図書館を

質問  市立中央図書館は、狭小化と老朽化が目立っており建て替えが急がれます。市民の知的好奇心を満たし、斬新な機能を備えた図書館を建設すべきと思いますが、いかがですか。

答弁 中央図書館の建て替えは大きな課題だと考えています。将来、建て替える際には、バリアフリー化への対応等の課題の解決を図り、全国の優れた特徴を備えた図書館も参考にしながら、利便性や市民の学習ニーズに十分に配慮するため、蔵書の多彩さなど充実した施設となるよう検討したいと考えています。

子どものいのちを守るために

質問  子どもたちが殺害されたり餓死したり、対応の難しい悲惨な事例が多くなっています。子どものいのちを守るため、児童相談所は対応力をどう具体的に向上させていくのですか。

答弁 これまでも、児童福祉司の増員を図るなど、子どもと家族に適切な援助を行うとともに、職員の専門性を高めるための研修等を実施しています。また、10月からは県西部こども家庭センターとの人事交流を開始し、11月には県警等と合同で実践的訓練を実施しました。引き続き、こうした取り組みを実施していきます。

安達千代美
公明党(安佐南区)

災害時要援護者対策の充実を

質問  災害発生時の個別の支援・行動計画を作成するとともに、避難場所等の環境整備の充実を図ることが重要だと考えます。高齢者、障がい者など要援護者に対するさらなる体制整備に取り組むべきだと思いますが、どうですか。

答弁 要援護者の個別の避難支援計画に基づいて訓練を行うことや、視覚障害者等、災害時の情報弱者への支援も重要な課題と考えます。要援護者の被害を少しでも軽減できるよう、さまざまな課題への対応の検討も含め、災害時要援護者対策について積極的に取り組みを進めていきます。

文化施設等の入館料の無料化を

質問  多感な年齢期にある子どものため、地域の歴史、文化芸術等に接する機会を増やし、豊かな心や感性を育むために文化施設等の小中学生の入館料を無料にすることは有効だと考えますが、どうですか。

答弁 無料化は、地域の歴史等に触れる機会の増加により、子どもたちの郷土を愛する心と豊かな感性や創造性を育むとともに、家族での利用機会が増加するなどワーク・ライフ・バランスのまちの実現にも寄与すると考えています。今後、使用料等への影響を検証し、できるだけ早期に実現できるよう検討したいと考えています。

金子和彦
自民党・保守クラブ(安芸区)

東部地区連続立体交差事業

質問  規模を縮小した場合の連続立体ができない部分の踏切で、オーバーまたはアンダーの道路で考えている数と場所を教えてください。

答弁 鉄道高架区間を短縮する場合に連続立体交差を行わないことになる踏切は、広島市域においては、船越南一丁目の的場川西踏切、船越南二丁目の引地踏切および安芸区民文化センターに近接する船越踏切の3か所で、このうち、的場川西踏切は廃止し、近接地に高架構造で鉄道を横断する道路を整備し、船越踏切も廃止し、その場所に地下構造で鉄道を横断する道路を整備します。

二葉の里地区のまちづくり

質問  新幹線口の北側に広がる二葉の里地区は本市の都心部に残された最後の一等地と言われていますが、新幹線口の真正面に位置するエリアは今後どのように開発されていくのですか。

答弁 JR西日本支社敷地の活用方策の検討を加速してもらえるよう働き掛けるとともに、JR支社西側の国有地については、広島の陸の玄関にふさわしい、まちづくりの実現に資するよう、関係機関と連携しながらしっかりと取り組んでいきたいと考えています。

〔用語解説〕

制度融資
 地方自治体の制度を利用した融資。基本的に銀行等が窓口となり、自治体からの預託金を用いて融資する。

急性期病院
 急性疾患等で重症の患者に、高度で先進的な医療を提供する病院。

激変緩和措置
 保険料負担の増加が著しい世帯に行う軽減措置。

議案などに対する質疑

●村上 厚子
(日本共産党・東区)
12月13日/第97・101〜105・112〜115号議案

●馬庭 恭子
(市政改革ネットワーク・中区)
12月13日/諮問第11号

●松坂 知恒
(市民連合・南区)
12月13日/諮問第11号

議案などに対する討論

●中原 洋美
(日本共産党・南区)
12月18日/第101〜105・112〜115号議案/反対、第97・116〜264号議案/意見を付けて賛成、その他の議案/賛成

●馬庭 恭子
(市政改革ネットワーク・中区)
12月18日/第116号議案/意見を付けて賛成

●松坂 知恒
(市民連合・南区)
12月18日/諮問第11号/賛成

※各議案などの件名については、4面をご覧ください。

議会活動への理解と認識を深めてもらい、議会をより身近なものとしていただくため、ホームページを開設しています。ぜひご覧ください。
〔ホームページアドレス〕www.city.hiroshima.lg.jp/gikai/