議 長 碓井法明

副議長 熊本憲三

 新年おめでとうございます。
 市民の皆様には、夢多き初春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。また、日頃から市政に対しご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
 さて、昨年は、サンフレッチェ広島が2年連続J1優勝を達成し、さらに広島東洋カープが初のクライマックスシリーズ進出を果たすなど、広島の街が大変盛り上がりました。また、2020年の東京オリンピック開催が決定し、日本中が歓喜に包まれました。東京でのオリンピック開催が、地方にも夢や希望、そして経済の活性化をもたらす大会となるよう期待するものであります。
 また、昨年10月、社会保障制度の充実と安定化を図るため、本年4月からの消費税率引き上げが決定されました。引き上げに当たっては、長引くデフレからの早期脱却と持続的な経済成長の実現のため、新たな経済対策の取り組みを最優先に実施し、消費税増税が上向きかけた景気回復の流れを止めることのないよう、政府に対し強く求めるものであります。
 本年4月に、広島市でNPDI(軍縮・不拡散イニシアティブ)外相会合が開催されます。人類史上初めて原子爆弾の犠牲となった広島市で開催されることは非常に有意義なことであり、実り多い会議となることを期待しております。
 また現在、本市においては、急速に進展する少子高齢化などによる社会保障費の増大等により、引き続き厳しい財政状況の中にありますが、広島駅周辺地区の整備や西風新都の都市づくりなど都市基盤整備を着実に進めており、本年3月には広島高速3号線(吉島〜観音間)が供用開始される予定です。今後は、本市にとって極めて重要な旧市民球場跡地などの大規模未利用地の活用方策、さらに喫緊の課題である社会資本の老朽化対策など都市機能の充実・強化を早期に図り、中国・四国地方の中枢都市にふさわしい発展を続けていかなければならないと考えております。
 市議会は、これまでも市民に信頼される議会を目指し、多くの改革に取り組んでまいりました。議会が市民の皆様の負託とご期待にしっかりと応え、その機能を十分に発揮し、「力強い議会」、「力強い行政」、「力強い広島」をつくるため、様々な分野で広島イノベーションを強力に推進していくことが重要であると考えております。
 今後とも議員一人ひとりがその責務を自覚し、より一層の自己研鑽(けんさん)に努めるとともに、広島市の発展のため、全力を傾けてまいる所存であります。
 どうか、本年も市議会に対し、更なるご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、市民の皆様にとって今年一年が実り多い年でありますよう心からお祈り申し上げまして、新年のごあいさつといたします。