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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ平成29年9月15日号トップページ >特集/保育・介護職の魅力とやりがい

明るい笑顔がいっぱい
子どもの大切な時期に携わる誇りある保育士の仕事

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 「おいしいジュースできたかな?」。いろいろな素材を使って夏祭りごっこの準備をする2歳児にやさしく話し掛ける段原みみょう保育園(南区)の吉尾雪乃さん(28)は、保育士になって7年目を迎えます。「私が小学生のときに母が地域のオープンスペースを立ち上げ、よくお手伝いに行っていたので、自然に子どもと触れ合う保育士の仕事に就きました」と吉尾さん。「始めの頃は、仕事を覚えるのに無我夢中で、大変と思うことも多かったです。でも、慣れてきて、子どもとより丁寧に関わるようになるとだんだん楽しくなってきました」。
 保育といっても、0歳児と2歳児では成長の早さが大きく違います。年齢や個性に合わせて子どもに関わることを心掛けているそうです。「0歳児で通用した保育が、2歳児では通用しなかったりします。一人一人の子どもに向き合い、新しい経験を積み重ねることで、視野も広がっていきます」と吉尾さん。「私が持ってきた絵本をとても気に入ってくれた園児がいて、おうちに帰ってからその絵本の話をうれしそうにしていたとお母さんからお聞きしたことがあります。好きなことを一緒に見つけるなど、子どもたちのためになることを実践していけることに喜びを感じます」と、充実の笑顔。また、吉尾さんは、同園にあこがれの先輩保育士がいるとか。「とにかく子どもに対して温かく丁寧な対応をされる先生です。見て習い、いつかはその先生のように子どもたちみんなに慕われる先生になりたいです」とほほ笑みます。
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 同園の上原玲子園長(57)は「0〜6歳の時期は、その後の人生を大きく左右するといっても過言ではない大切な時期です。そんな大事な時期だからこそ、園児一人一人の話を聞き、褒めてあげ、わくわくどきどきしながら、自らやってみようと思える環境の中で、大切にされていることが分かるようにしてあげたい。保育士は誇りある仕事だと思います」と話します。

保育士の魅力を体験

 この日、同園では、市の高校生保育魅力体験事業(下記に詳細)を実施し、県立皆実高等学校の生徒7人の受け入れを行いました。7人は、屋上でプール遊びをする園児の手伝いをするなど、保育士の仕事を体験しました。
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 同校3年生の西川実花さん(17)は「自分も園児のころの楽しかった思い出がありますが、今回は先生としての立場で園児に接することができて良かったです。担当した2歳児は、好奇心旺盛で、『みかお姉さん!』といろいろしゃべりかけてくれ、うれしかったです」。
 小さい頃から、幼稚園や保育園の先生になりたいと思っていたという実花さん。「今回の体験で改めて目指したいと思いました。笑顔あふれる先生になりたいです」と言葉どおり、キラキラした笑顔で話してくれました。

高校生保育魅力体験事業

 市は、待機児童解消に向けた保育士確保のため、今年度から新たな取り組みを始めました。市や近隣市町の高校生に保育園などで職場体験の機会を提供し、保育の魅力を実感してもらう「高校生保育魅力体験事業」です。
 7月に広島地区の高等学校に、ポスター、チラシ、申込用紙などを送り、希望生徒がいる場合は、学校ごとに取りまとめて、広島市私立保育園協会へ申し込んでもらい、調整の上、日時などを決定。夏休み期間中、市内の71園で、22校の高等学校、合計248人の高校生が体験を行いました。来年度も同時期に実施する予定です。
◆問い合わせ先:保育指導課(電話504-2154、ファクス504-2254)


保育施設で働きたい人ご相談ください

 広島市私立保育園協会(市総合福祉センター内、南区松原町5-1)は、市内の保育施設で働きたい人のご相談を受け付けています。

電話207-0600、080-2937-9551

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