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感染症トピックス/梅毒

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感染症情報センターTOP感染症トピックス

 

2017年3月29日登録

梅毒の報告数が増加しています!!(届出基準と届出様式

 梅毒トレポネーマによる性感染症で、全数把握対象疾患の5類感染症に分類されています。

【感染経路】

 感染部位と粘膜や皮膚の直接の接触(性的接触など)

【症状】

 感染後3~6週間程度の潜伏期を経て、経時的にさまざまな臨床症状が出現します。

  臨床症状
早期顕症梅毒(1期) (感染後約3週間)
感染部位にしこりができることがあります。また、股の付け根の部分(鼠径部)のリンパ節が腫れることもあります。
早期顕症梅毒(2期) (感染後数か月)
治療をせずに3か月以上経過すると、病原体が血液によって全身に運ばれ、手のひら・足の裏・体全体にうっすらと赤い発疹(バラ疹)が出ることがあります。
晩期顕症梅毒 (感染後数年)
皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍(ゴム腫)が発生することがあります。また、心臓・血管・脳などの複数の臓器に病変が生じ、場合によっては死亡することもあります。
先天梅毒 妊娠している人が感染すると、胎盤を通して胎児に感染し、死産・早産・新生児死亡・奇形が起こることがあります。

 

【予防方法】

 感染部位と粘膜や皮膚が直接接触しないように、コンドームを使用することが勧められますが、コンドームに覆われない部分の皮膚などでも感染が起こる可能性があります。皮膚や粘膜に異常があった場合には、早めに医療機関を受診しましょう。
 また、梅毒に感染していたとわかった場合、周囲で感染の可能性がある方(パートナー等)と一緒に検査を行い、必要に応じて、一緒に治療を行うことが重要です。

 

【参考】

・感染経路・症状・予防方法など
 ◆ 梅毒とは(国立感染症研究所)
 ◆ 梅毒に関するQ&A(厚生労働省) 

・発生動向について
 ◆ 梅毒について国立感染症研究所) 

 

 

広島市の報告状況

2017年の報告状況

 2017年第32週(8月7日~8月13日)に、2件の報告がありました。
 今年の累計報告数は、39件(男性:23件、女性:16件)となりました。最も報告の多かった昨年(27件)をすでに上回っています。感染が疑われる場合は、早めに受診しましょう。

 

【参考】広島市における過去10年間(2007~2016年)の状況

・報告数の推移

 2014年以降、増加しています。2016年は2015年の約1.9倍となる27件の報告がありました。また、過去10年間に報告された約75%が男性でしたが、2015年以降、女性の割合が大きく増加しています。(図1)

【図1】 報告数の推移及び性別内訳

報告数の推移と患者の性別内訳

 

・年齢階層別報告数の推移

 年齢階層別では、20~40代が80.5%を占め、男性では40代、女性では20代が最も多く、女性は男性に比べて若年層での報告が多くなっています。(図2)また、2015年以降、20~30代女性の報告が増加しています。(図3)

【図2】 年齢階層別報告数(2007~2016年のまとめ)

年齢階層別報告数の推移

 

【図3】 年齢階層別報告数の推移

年齢階層別報告数の推移(性別内訳)

  

・感染経路

 性的接触が87.0%を占め、特に異性間性的接触が多くなっています。男性では、性的接触が約9割を占めており、異性間(57.7%)、同性間(36.5%)、不明(5.8%)の順に多くなっています。女性では、性的接触が78.9%を占め、その内訳は異性間(86.7%)、不明(13.3%)となっています。(図4)

【図4-1】 感染経路

感染経路まとめ

 

【図4-2】 性的接触による感染の内訳

性的接触による感染(性別内訳)

 

・症状

 早期顕症梅毒(1期・2期)が65.0%を占めています。男性では、早期顕症梅毒1期(39.7%)、早期顕症梅毒2期(32.8%)、無症候(24.1%)の順に多くなっています。女性では、無症候(52.6%)、早期顕症梅毒2期(31.6%)、早期顕症梅毒1期(10.5%)の順に多くなっています。(図5)

【図5】 症状の内訳

症状

 

 

 

このページに関するお問い合わせ先

健康福祉局 衛生研究所 生活科学部
電話:082-277-6575 /  FAX:082-277-0410
メールアドレス:ei-seikatsu@city.hiroshima.lg.jp