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2014年08月30日臨時記者会見「集中豪雨災害への対応について」

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動画は下記からご覧ください。

(「広島市動画チャンネル(市長記者会見)」のページへジャンプします)

 

 

【集中豪雨災害への対応について】

 

市長 それでは、今朝開かれました第12回の災害対策本部員会議の状況をご説明をいたします。

全体としまして、冒頭の西村副大臣ご指示のあったとおりなんですが、中身としては、行方不明の方が2名になったということですので、この方々に対する昼夜を問わない全力を挙げた救助活動に向けた体制にシフトすることをやりながら、復旧・復興のための体制にシフトするということです。

昨日来、県、TEC-FORCE(テックフォース:国土交通省緊急災害対策派遣隊)の現地調査、それを踏まえた判定等を踏まえて、避難勧告・避難指示の取り扱いを、今、協議しているところです。危険な箇所とそうでない箇所をしっかり区分けして、取扱いを決めていきたいという状況になっています。

それから、今後の段取りとして、(応急復旧連絡会議)緊急現地調査チームが同行してエリアの状況を点検し、これからの復旧に向けた段取りを考えられるようにやっていこうというお話がありました。これは、来週の半ばまでに力を入れて全体状況を把握していこうということになっています。

何点か特記事項を申しますと、土砂等の仮置き場については現在7カ所で展開していますけれど、中国電力の方の南原研修所を(さらに)1カ所提供していただくことになり、今後必要に応じて場所を増やしていくという方針も確認しました。

それから、自衛隊が設置しているお風呂、三入と梅林にあるんですけれど、昨日の利用状況は、三入の方が17人、梅林が91人そのほか、ボランティアの方々も相当数利用した状況がありました。

そんな全体の流れの中で、何点かコメントを加えたいと思います。一点目が被災者の住まいの確保についてです。

被災者に対する住まい確保については、24日から市営住宅及び県営住宅の入居募集を行い、129戸の入居者が決定しています。

これに引き続き、国や広島県などから提供いただいた国家公務員宿舎、雇用促進住宅、県公舎などの公的住宅計215戸につきまして、無償で提供するため、9月1日、2日の2日間、入居募集を行うことにしました。速やかに住宅を提供していただきました国、広島県、都市再生機構(UR都市機構)、広島県住宅供給公社の皆様のご厚意に心から感謝申し上げます。

この公的住宅の提供に続いて、来週半ばには、無償で提供する民間賃貸住宅への入居募集を行いたいと考えています。

この民間賃貸住宅については、世帯人員3人以上の家族世帯が、安佐南区で見ますと44%、安佐北区で46%あるという状況の中で、これに対応する住戸タイプの空き家の確保が重要と考えていまして、不動産団体から入手した資料によれば、安佐南、安佐北の両区を合わせて800戸以上あることが確認されています。

こうした公的住宅、民間賃貸住宅を合わせて、被災者のニーズになるべく沿うような住宅を提供行っていきたいと考えています。

もう一つは、道路上の土砂撤去の状況についての確認です。土砂が流入した道路、それが、市が管理する道路の土砂撤去については、国土交通省と広島市が連携して作業を行っているところであり、安佐南区の緑井・八木地区においては、この作業を進めてきた結果、通行可能な区間が着実に増えてきています。

まだまだ危険区域がありますので、そこを除けば通行可能な区間が大分増えてきたという状況があります。

次に、安佐北区についても、可部東地区、三入南・桐原地区及び大林地区等において、通行可能な区間が着実に増え、生活場所への進入ルートが一定程度、確保が進んでいるんじゃないかと思っています。引き続き、国と連携し、土砂撤去の作業を加速し、一日も早く通行が可能となるよう全力で取り組んでまいります。

これらが、どういった形で通行可能な道路状況になっているかという、もう少し詳しい状況などを整理して、地区ごとにどういうふうに復興していくかということを、来週半ばごろには、復興の手順なども皆さんにお示ししながら、安心していただける状況に持って行きたいと思っています。

それともう一つは、ボランティア活動の関係についての現状把握についてご説明します。8月22日に災害ボランティアセンターを設置して、23日からボランティアの派遣を実施してきています。29日までで派遣人員が延べ9707名という結果になっています。内訳は、安佐南区が5742名、安佐北区が3965名という状況です。

今日は土曜日ですが、多くの方が来られることが見込まれますので、通常よりも本部のスタッフを増員しまして、安佐南区が通常30名程度のところを62名、また安佐北区が通常10名程度のところを25名という状況にしています。

今後、避難勧告が解除された場合には、そこに該当するエリアにおきましては、ボランティア活動のエリアが拡大されていくということになりますので、こういったボランティアを受け入れる体制の確保ということに適切に対応していきたいと思っていまして、この点について副大臣からのご指示もあったところです。体制整備をやっていこうと考えています。

最後は、避難勧告等の解除についての現段階の処理状況です。平成26年8月豪雨に伴って発令した安佐南区及び安佐北区の各地区の避難指示・避難勧告については、解除に向けた考え方を整理しました。

その内容の一番目、今後一週間にまとまった降雨が見込まれないということ、二番目、土壌の雨量指数が一定程度以下に下がっていること、三番目、これらの要件を満たされた場合において、土砂崩壊等の恐れがないと認められること、この3要件をクリアする地区について、避難勧告等を解除するという考え方です。

この要件のうち、降雨の状況、広島地方気象台そして土壌雨量指数、これについては広島県の予報、これをもとにしまして、さらに三つ目の土砂崩壊のおそれについては、国土交通省等、いろいろ現地調査の結果をもとに安全性を判断するというふうに考えています。

最後の現地調査については、国土交通省緊急災害対策派遣隊、いわゆるTEC-FORCEが中心地となって渓流内の土砂、流木の堆積状況などの緊急点検を実施していただきまして、昨日その結果を受けたところです。

また、あわせて、がけ崩れ等に対する現状そして留意点等につきましては、広島県からの説明を受けました。この協議の中で理解できたことは、土石流が発生した現場において、今後1時間に10ミリ程度の雨が降ったとしても、その程度であれば、再び土石流が発生する危険性というのはないだろうということが第一点、しかしながら、詳しくは今日の午後にもTEC-FORCEの方から発表があると思いますけれど、地区ごとにA、B、Cの評価をいただいていまして、その3段階評価の中で「危険度A」とされた渓流については、流路が土砂や流木等で埋まっている場合には、まずそういったものを取り除くとか、あるいは土嚢等で、あふれた水の流れの道をつくって、そこに一気に流れ込まないようにする、そんなことが必要じゃないかと理解しました。それを現場ごとにやっていくということです。

ですから、最終判断に向けて、現地ごとに、ここで指摘されたような措置が講じられていれば、それを確認して解除していこうと考えています。

また、解除に当たっては、いろんな意味で注意しておく事項があろうかと思います。ひとつ、今後の降雨状況によっては再度、勧告等を発令するということもあり得るということが第一、そしてその勧告等を発令する際の当面の判断基準、これは、しっかりしたものについてはいろんなことを検証して今後の課題となりますけども、当面の措置としては、警戒態勢の強化という視点から、大雨警報が出た場合に避難勧告を判断すると、あるいは土砂災害警戒情報が出れば避難指示をするという判断基準を立てまして、それで当面の間備えるということが一つです。

そしてもうひとつ重要なことは、避難勧告等解除をしますと、自宅等に戻られる避難者の方が出てこられる訳ですが、その方々ぜひとも気象情報等の情報、入手手段をしっかり確保して帰っていただきたいということです。

さらにもう一つの留意点は、避難勧告等を解除した後であっても、対象地域内に、いわゆる危険箇所と、土砂だけが危険なわけじゃありません。いろんな危険要素があります。そういった箇所がある、救出活動等に必要な場所、作業等一定のエリアを確保しなきゃいかん、という所があります。そういったとこは立ち入り禁止にするということもあり得る、ということを了解していただきたいと思っております。

いずれにしても、解除手続きに関しまして私はこういう形で説明しておりますが、今の地域防災計画では、私、すなわち私と、消防局長、区長、それぞれのレベルで出せることになっておりますね、3者がしっかり合意した上で手続きを進め、具体的な解除手続きは発令した区長が解除するということになろうかと思いますが、その実質的な内容は、3者がしっかり合意した上でやっていくという考え方で進めています。以上です。

記者 避難勧告の解除の時期、目途とか例えば今日中にだとか明日だとか、その辺はいかがでしょうか。

市長 もう少し時間をいただきたいんですけども、現場の状況をしっかり確認したいと思います。昨日いただいた説明を踏まえて協議する中で、とりわけ、最終的に現地がどうなっているかっていうことを、手分けしてでも確認した上でやるっていうことは重要なんですけども、私自身の現段階でのざっくりした判断ですとね、安佐南区と安佐北区はちょっと違っていいんじゃないかなと思います。

とりわけ安佐南区の方はまだ十分道路等も回復が整っていないエリアがあるし、どうみても危険じゃないかっていうような判断をせざるを得ないとかあります。それに比べて安佐北区の方は、だいぶ回復度があがっていると。確認するに当たってのポイントは、もともと土砂被害がない、発生していなかった所、だから被害がないなということをまず確認するということです。

そしてTEC-FORCEからいただいたA、B、Cの三段階評価ですけど、これ後でまたTEC-FORCEの方で公表すると言っていましたのでそちらによっていただきたいんですけども、B、C地区というところは解除していいなという判断に、今、傾いてます。それをもう一回確認してということですね。

それから土石流が発生した地区については先ほど申し上げたような、流路、土砂等で埋まっていない、あるいは今後埋まる蓋然性がなくなるような設定がされていればいいんじゃないかという判断。もう一つは崖崩れが発生した場所がありますが、応急工作がされているとか、土砂等が堆積している範囲があればそこに近づけないような、一定の措置が講じられているということを確認すれば、解除していいんじゃないかと。

とりわけ今日は晴れていますしね、天気予報も火曜日以降そうとう長期にわたって晴れるというような情報も入ってますので、昨日も言いましたけど一両日中ですね、ただ一律にじゃなく、場合によっては安佐北区の方から早くと、いうようなことになるんじゃないかなと考えております。

記者 昨日も一両日中とおっしゃった、1日2日という意味だと・・・。

市長 だから今日は、一日ちょっとぐらいの範囲で。ちょっと縮みました。

記者 今日中にもあり得るんですか。

市長 特に、安佐北区の方はあるんじゃないかなと。今協議しているところです。

記者 発生から10日が経ちまして、避難勧告や指示も今、解除の目安ができたということなんですけども、改めてなんですが、発生当日に市長の対応が遅れたんじゃないかと、登庁が遅れたんじゃないかという話がありましたが、それについてはどのようにお考えですか。

市長 これは一番初めのころにも申しましたが、その点については、この一連の作業が終って、全体的なものを検証する中でお答えさせてください。

記者 先程の避難勧告の解除についてなんですが、当面の警戒避難体制を強化して、大雨警報だったら避難勧告を判断する、この判断という意味は、これまで大雨警報が出たら、避難勧告のひとつの目安になっていて、その上で降雨量を判断するということですが、これは警報が出た時点、自動的に出すと、そういうことを意味しているのでしょうか。

市長 それくらいにできないかと思ってます。

記者 これは今回の被災地区に対する対応ですか、それとも市全体の対応と考えていいんですか。

市長 今回の(対応)ですね。今後、台風が来た時の備えをしとかなきゃという指摘がありましたので、用心に用心を重ねて、そこまで備えておくということが要件のようだということを昨日お聞きしましたので、臨時的な対応ということです。

記者 被災地で遺族の方とかから、市の初動に関しての批判とか疑問ていうのが非常によく聞こえるようになっていて、ぜひ後回しにせずにお答えいただきたいと思うんですけども、市長はご自分の20日の行動について、マニュアルに沿ってしっかり準拠して対処したんだと、このマニュアルっていうのは地域防災計画のことですよね。

これは、3時過ぎに市長が対策本部を設置して、5時過ぎに消防局から状況説明を、これ秘書を通じてですか、お受けになって、それでその2時間ほど後、7時過ぎになって市役所に来たということなんですけども、その間自宅で寝たり休んだりしてたということをご自分で説明されていますけども、この一連の行動を正当化する記載っていうのは、地域防災計画のどこに書いてあるんですか。

市長 正当化という言葉は書いてありませんよ。そんな文章あるわけないです。

記者 少なくとも問題ないということですよね。

市長 それはですから検証いたしますから、時間をいただければできると思いますので。今はこちらの作業をやっておりますので。

記者 ご自分で「マニュアルに沿って行動した」ということを言われてるわけですよね。

市長 はい、検証できると思います。

記者 マニュアルのどこに書いてあるんですか。

市長 私が、今言われたように、寝たり起きたりしたらいかんというのは、マニュアルには書いてありません。だから書いてはありませんよ。寝たり起きたりしてはいけないとか、しろとは書いてはありません。書いてあるかと聞かれるから書いてはありません(とお答えしています)。

私のとった行動がマニュアルに沿っているということは、この一連の作業が終わればご説明いたしますので、それを待ってくださいということを申し上げているんです。最初にもうお答えしているわけですから、コメントを求められれば、最初の申し上げたコメントで、あとは詳細に説明してくれというご質問だと思うので、その説明は追ってさせてくださいと申し上げているんです。(説明を)いたしますから。るる(詳しく)どういうふうに動いたかを説明できるようにいたしますので、もうちょっとお待ちください。避けているわけではありませんので。

記者 今消防局長もいらっしゃいますけども、朝5時過ぎの段階で、連絡を消防局からお受けになって、秘書を通じてということですか、お受けになって、5時過ぎの段階ですと、もう土砂崩れがいろんなとこで起きてて、生き埋めになっている人もいるっていう情報は・・・。

市長 いろんなとこっていうのは、安佐北区と安佐南区ですね。

記者 ええ、あったと思うんですけども。

市長 そこについては第一義的には消防局長が把握しておりました。

記者 それをお聞きになって、ご自分が陣頭指揮をとらなきゃいけないという必要を感じられなかったんですか。

市長 陣頭指揮は電話を通じてでもやれていると思いました。

記者 例えば自衛隊に一刻も早く災害出動を要請しなきゃいけないとか・・・。

市長 それは(要請を)出そうという相談が来て、直ちに出そうという判断をいたしました。直ちにいたしました。

記者 要するに、これはその地域防災計画から外れてないので、市長、一連の行動について問題ないと本当にお考えなんでしょうか。

市長 本当にって、嘘をついているっていうんでしょうか。今申し上げているから、詳細をご説明いたします。

記者 市長の認識を聞いているんです。

市長 私は最初に申し上げたとおりです。マニュアルに基づいてやっていると思っております。もう一回言わせてください、「思っておるか」と言われるんで「思っております」と申し上げているんで、それに納得いかないということでしょうから、それは時間をいただければ整理してご説明いたしますから、と申し上げているんです。ということでとどめていただけないでしょうか。

記者 ただ、他の市の職員と市長は立場が違うと思うんですよ。市長は選挙で選ばれた市民の代表ですから、それがマニュアルに沿った中でしか行動できないというのは、これだけの事態が起きて・・・。

市長 それは、マニュアルに沿ったかどうかを、正しいと思っているかという私のコメントについて、それをどうしようというんですか。私が間違っているということを言われるんですか。私もう答えているんですよ。答えていますよね、今。

どう思っているのかと言われているから。それ以上何を聞かれるつもりですかっていうことです。

それを、詳細にどう思っているのかを、ディーテイル(詳細)を教えてほしいという質問でしょうから、それは時間をくださいと、今この作業をやっていますから、検証した後でお知らせしますからお待ちくださいと申し上げてるつもりなんですけど。

記者 分かりました。もう一つだけ質問をお願いできないでしょうか。市長には被災状況について、発生している状況について、正しい情報っていうのはちゃんと入っていたんでしょうか。

市長 正しい情報か間違った情報か知りませんけども、消防局長が判断して、私に判断すべき必要な情報をくれていたと私は思っております。ですから自衛隊の派遣についても直ちに判断いたしました。自分たちの部隊では十分展開できないぐらいの状況が起こっているので、自衛隊への派遣要請をするということを聞いたときに、直ちにやっていいという判断をしたつもりです。

記者 市民のその批判の声に対しては、今どうお答えになるつもりですか。

市長 市民の批判と言いますか、今申し上げたような判断をしておりますので、私のとった行動について納得頂けるような説明をする必要はあると思っておりますから、もう少し時間をいただければ、その辺どういうふうに動いたかも説明いたします、というつもりでおります。

 

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