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■法制定60周年記念シンポジウム〜未来につなぐヒロシマの思い〜 |
広島平和記念都市建設法制定60周年を記念し、広島市の復興と都市づくりに果たした同法の意義や役割など、さまざまな視点で歴史を振り返り再確認・再評価するとともに、広島のまちづくりの視点から、こうした歴史を未来に生かしていくことについて考えるシンポジウムを開催し、約200人が参加しました。 |
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<日時>
2009(平成21)年7月18日(土) 午後1時〜午後5時
<場所>
広島平和記念資料館東館地下1階 メモリアルホール
<主催>
広島市、社団法人日本都市計画学会中国四国支部
<後援>
国土交通省中国地方整備局、広島県、
社団法人日本建築学会中国支部、社団法人日本建築士会
<全体テーマ>
「未来につなぐヒロシマの思い」
<案内チラシ>
(PDFファイル 986KB) |
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◆プログラム |
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[第1部] 講演
広島平和記念都市建設法の説明
広島市都市計画課職員
講演「平和都市法の成立過程とその後、そして未来に向けて」
広島国際大学工学部教授 石丸紀興
講演「広島の復興と今後の都市再生に向けての課題」
社団法人日本建築士会連合会会長 藤本昌也
講演「若い世代に伝える戦争の記憶」
写真家(ドキュメンタリー・フォト) 大石芳野 |
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[第2部] パネルディスカッション
パネルディスカッション・来場者との質疑応答
パネリスト
石丸紀興(広島国際大学工学部教授)
藤本昌也(社団法人日本建築士会連合会会長)
大石芳野(写真家(ドキュメンタリー・フォト))
山田知子(比治山大学大学院現代文化研究科准教授)
コーディネーター
松波龍一(社団法人日本都市計画学会中国四国支部長) |
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プログラム(PDFファイル 126KB) |
◆講師・パネリスト プロフィール |
プロフィール(PDFファイル 131KB) |
◆講演の概要 |
石丸紀興「平和都市法の成立過程とその後、そして未来に向けて」
この法律の果たした役割などについてさまざまな視点で歴史を振り返りながら詳しくご紹介され、また、未来に生かしていくことについてのヒントをいただくことができました。
藤本昌也「広島の復興と今後の都市再生に向けての課題」
ふだん見慣れた風景の基町高層アパートですが、平和記念公園からの軸線を意識した計画・設計に従事された藤本氏の、建設の歴史についての大変興味深いお話を交えて、今後の都市再生に向けての課題を再認識することができました。
大石芳野「若い世代に伝える戦争の記憶」
戦争の惨状を世界に伝え続けられている大石氏の数々の写真に込められたメッセージに、強い力を感じとることができました。 |
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石丸氏講演内容(PDFファイル 347KB) |
藤本氏講演内容(PDFファイル 742KB) |
大石氏講演内容(PDFファイル 673KB) |
パネルディスカッション内容(PDFファイル 782KB) |
◆参加者のご感想 |
参加者へのアンケートの結果、「建設法の意義や役割などが理解できた」と回答した人の割合は100%(回答者63人中63人)でした。
また、アンケートの意見記入欄には、
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・市民や専門家で平和の理念をみんなで考えることが必要。
・もっと日常的に考える場とビジョンをみんなで考えたい。
・平和という抽象的なものに対してどのように具現化していくか今後の興味になった。
・講演がそれぞれ違う観点での内容だったので平和についていろいろな角度から考えることができた。 |
などのコメントがあり、建設法の意義や役割などに対する理解と関心を深めていただくことができました。 |
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