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シラミ

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シ ラ ミ
(虱・louse)

 人に寄生するシラミは、ヒトジラミとケジラミの2種で、宿主特異性が強く、決まった宿主以外には寄生しません。
 それぞれの動物には、その動物特有のシラミが寄生しています。
 ヒトジラミは、頭髪に寄生するアタマジラミと下着など衣類を生息場所とするコロモジラミの生態的2亜種があります。
 この2亜種は、形態的にほとんど区別がつきません。
 人間にたかって吸血するシラミには、コロモジラミ、アタマジラミ、ケジラミの3種がいます。
 シラミ類は、絶えず吸血していないと生存できません。
 1日1回の吸血でも生存可能ですが、自然に寄生している場合には、1日数回は吸血するといわれています。
 シラミの語源は、「白身」からきている。
  * 語源:「白虫(しらむし)」、「白身」がなまってシラミというようになったといわれています。

【アタマジラミ】シラミ写真
色:乳白色
体長:2-4mm(オス:2~3mm、メス:2~4mm )
卵:乳白色、楕円形、約0.5mm 写真1 2
※子供の頭に何か白いものがたくさんついていることから発見されます。
  後頭部から側頭部にかけて多く見られます。

 コロモジラミは、衣類の縫い目に沿って生息し、吸血するときのみ皮膚面に移動します。

〔ふ化後の毛髪の状態〕
白っぽくフケと間違われやすい
※フケか卵かの見分けは保健所で調べています。

〔生活史〕
 不完全変態で蛹の時期がない。32~35℃の条件下では卵は7日でかえり、ただちに吸血する。血液は少量ずつ頻繁に吸う。
 幼虫期間は9日で3齢を経て成虫になります。1日たつとメスは産卵をはじめ、1日に約3~9個、一生に300個前後の卵を産みます。寿命は約1ヶ月。
 人の頭髪の根元に寄生し、頭皮より吸血するが、頭部以外に寄生することはありません。
 セメント様の物質で卵を頭髪に固着させます。

〔感染経路〕
 ヒトジラミの感染は、主に接触によるので、集団生活において感染することが多い。
 アタマジラミの蔓延は、帽子、くし、ヘアブラシ、タオル、寝具、スカーフ、オーバー、セーターなど身体に触れられるものの共同使用から起こると考えられます。
(1) 子供同士の頭の直接接触
(2) 家庭や集団生活の場で衣服や寝具を介して
 ※ 丸首型やTシャツ型の衣服の場合、衣服についたり、脱落する機会が多くなります。

〔ご注意!〕
 アタマジラミは、不潔にしていなくても子供同志の接触により感染します。
  「不潔にしているからよ!」といった親の心ない一言が子供の心を傷つけます。正しい認識をもって根気よく退治しましょう。

〔駆除方法〕
(1)2週間程度毎日洗髪します。親が必ず手伝って付け根まで十分洗ってやることが大切です。
(2)洗髪後、目の細かいクシでこまめにすく。
(3)下着、枕カバー、シーツ、タオルなどの頭に触れるものは、毎日交換します。
   熱湯に浸した後、洗濯(熱に弱い衣類は避ける)したり、洗濯後アイロンをかけます。
(4)クシ、ブラシ、タオル、帽子、寝具、衣類などは、共用しません。
(5)シラミ駆除剤(フェノトリンパウダー)の説明書をよく読んで使用します。
(6)髪は、できるだけ短く刈ります。
(7)家族間で相互感染するので、家族全員で一斉に駆除します。

〔シラミ駆除剤の使用方法〕
薬剤:フェノトリンパウダー(フェノトリン0.4%含有する粉剤)
(1)シラミの寄生している頭髪に、フェノトリンパウダー7gを、手、はけ、くしなどで十分行き渡るように散布します。
(2)薬剤が目や耳、口などに入り込まないように気をつけます。
(3)約1時間後に水、洗剤などで洗い流します
(4)卵には効果がないので、2日おきに3~4回繰り返します。
    必要なら、下着類、寝具にも粉剤を15g/m 散布する。卵を除去するには、目の細かいすき櫛でくし取るのが最良の方法です。

〔ご注意!〕アタマジラミが寄生しても、数が少ない場合などは、かゆみを訴えない子供がいます。

【ケジラミ】

〔成虫〕
 体長オス約1.3mm、メス1.5mm。灰褐色で体は幅広くカニに似ている。足が3対(6本)あり、中・後脚はよく発達して大きく強力な爪をもっています。

〔卵〕
 大きさが0.77×0.49mm、卵円形で卵蓋の気孔突起が隆起しています。

〔寄生〕
 寄生部位は、陰毛で、時には腋毛、体毛、頭髪、まつ毛、まゆ毛にも寄生します。
 オス:1.3mm、メス:1.5mm
 通常は、寄生者との性的接触により陰毛に寄生しますが、家庭内感染の場合は、子供の頭髪やまつ毛にも寄生することがあります。
  ※ かゆみは激しく、特有な青班を残します。

〔駆除方法〕
(1) シラミ駆除剤(フェノトリンパウダー)を使用します。
(2) シーツ、枕カバー、タオル、肌着は、毎日取替え、熱湯処理してから洗濯します。
(3) ふとんなどの寝具は、日光消毒します。
(4) 症状がひどい場合は、皮膚科で治療します。
(5) できれば寄生している陰毛を剃ります。
(6) 家庭内感染するので、家族全員で一斉に駆除します。 

このページに関するお問い合わせ先

健康福祉局 保健部 環境衛生課 環境衛生係
電話:082-241-7408 /  FAX:082-241-2567
メールアドレス:kankyoeisei@city.hiroshima.lg.jp