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感染症トピックス/RSウイルス感染症

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感染症情報センターTOP感染症トピックス

 

RSウイルス感染症とは(届出基準と届出様式

 その名の示すとおり、RSウイルス(Respiratory Syncytial Virus)によって引き起こされる「かぜ」の一つです。年齢を問わず、生涯にわたって繰り返し感染しますが、成人の場合は鼻かぜ程度の軽い症状ですむ場合が多いのに対して、年齢が低いほど重症化しやすく、肺炎や気管支炎を引き起こすことがあるため、注意しなければならない病気です。

 

【広島市における発生状況】

 ・疾患別グラフ(RSウイルス感染症) 

 ・グラフ総覧(定点把握疾患(週報対象)の今年と過去5年平均のグラフ)

 ・迅速診断キット検査結果(市内2か所の基幹病院の検査結果)

  
感染経路

 感染した人のせきやくしゃみによって、唾液などの飛まつとともに放出されたウイルスを、吸い込むことによって感染します(飛まつ感染)。また、患者の手指や患者の触れたものを介して接触感染することが考えられます。

 

症状・流行時期・好発年齢

【症状】

 潜伏期間は2~8日(典型的には4~6日)とされています。症状は発熱、鼻汁などの鼻かぜのような軽い症状から重症の気管支炎や肺炎など様々ですが、年齢が低いほど重症化しやすく注意が必要です。また低出生体重児や喘息、心肺系疾患、免疫不全などを持っている場合は重症化する危険性がさらに大きくなります。

【流行時期】

 通常11月~翌年の3月ごろにかけて流行します。

【好発年齢】

 生涯の間に繰り返し感染しますが、約70%の乳児が1歳までに初感染し、そのうちの約3分の1が下気道疾患を起こすことが報告されています。1歳を過ぎても感染しますが、年齢が高くなるにつれて重症化の程度は小さくなっていきます。

 

治療方法

 症状を抑える対症療法が中心になります。他のかぜの場合と同じく、安静にして、休養をとり、特に睡眠時間を十分にとることが大切です。また、水分を十分に補給します。

 喘息のようなせきや喘鳴(ゼーゼーという苦しそうな音)がある場合は、速やかに医療機関を受診して治療を受けることをお勧めします。呼吸器の症状か強い場合は、入院が必要となり、酸素吸入、輸液(点滴)、呼吸管理などの支持療法が中心に行われます。

 

予防方法

 他のかぜと同様に、手洗い・うがいの励行をするとともに、患者となるべく接触しないことが大切です。  なお、現時点では予防のためのワクチンは開発されていません。

 

参考

 ・RSウイルス感染症とは(国立感染症研究所)
 ・RSウイルス感染症に関するQ&A(厚生労働省)

 

このページに関するお問い合わせ先

健康福祉局 衛生研究所 生活科学部
電話:082-277-6575 /  FAX:082-277-0410
メールアドレス:ei-seikatsu@city.hiroshima.lg.jp