公営企業の業務状況の報告
公告
令和6年2月9日
地方公営企業法(昭和27年法律第292号)第40条の2の
規定に基づき、広島市水道事業、広島市下水道事業及び広島市安
芸市民病院事業の業務の状況を次のとおり公表します。
広島市長 松 井 一 實
目 次 ○令和5年度第1回広島市水道事業の業務状況 1 ○令和5年度第1回広島市下水道事業の業務状況 12 ○令和5年度第1回広島市安芸市民病院事業の業務状況 23 |
令和5年度第1回広島市水道事業の業務状況
1 事業の概況
令和5年度上半期(令和5年4月1日から同年9月30日ま
で)における水道事業の概況は、次のとおりです。
⑴ 給水の状況
ア 給水戸数及び給水人口
今期末における給水戸数は59万8,142戸、給水人
口は122万859人で、これを前年度同期と比較する
と、給水戸数では2,180戸(0.4%)の増加、給水人
口では5,788人(0.5%)の減少となっています。
また、普及率は98.3パーセントとなっています。
区分 div> |
令和5年度 |
令和4年度 |
比較 |
||
上 半 期 |
上 半 期 |
増 △ 減 |
増減率(%) |
||
給水戸数 |
戸 |
598,142 |
595,962 |
2,180 |
0.4 |
給水区域内 |
人 |
1,241,497 |
1,247,826 |
△ 6,329 |
△ 0.5 |
給水人口 |
人 |
1,220,859 |
1,226,647 |
△ 5,788 |
△ 0.5 |
普及率 |
% |
98.3 |
98.3 |
0.0 |
- |
イ 給水量
給水量は6,457万3,720立方メートルで、これを
前年度同期と比較すると、140万9,031立方メート
ル(2.1%)の減少となっています。
また、一日最大給水量は37万4,357立方メートル
となっています。
区分 div> |
令和5年度 |
令和4年度 |
比較 |
||
上 半 期 |
上 半 期 |
増 △ 減 |
増減率(%) |
||
給水量 |
㎥ |
64,573,720 |
65,982,751 |
△ 1,409,031 |
△ 2.1 |
一日平均 |
㎥ |
352,861 |
360,561 |
△ 7,700 |
△ 2.1 |
一日最大 |
日 |
7月2日 |
6月29日 |
- |
- |
㎥ |
374,357 |
391,374 |
△ 17,017 |
△ 4.3 |
⑵ 主要施策の実施状況
ア 安全でおいしい水の供給
水源から蛇口までの水質管理を徹底するため、水質監
視・保安体制の確保や水質検査体制の強化を図るととも
に、蛇口での残留塩素濃度の低減に努めます。
また、安心な水を安定的に使用していただけるよう、未
配管路線への配水管路の整備に取り組むとともに、流量・
水圧を測定する配水監視装置を整備し、配水監視体制の充
実を図ります。
さらに、豊かな清流である太田川を次世代へ引き継いで
いくため、「広島市・太田川源流の森」の水源かん養林を
整備するとともに、高効率機器を導入するなど環境に配慮
した施設整備による省エネルギーを推進します。
事 業 内 容 div> |
令和5年度 |
今 期 |
|||
|
円 |
円 |
|||
水質管理体制の強化 |
319,117,000 |
178,936,430 |
|||
水質監視・保 |
高陽浄水場活性炭 |
171,894,000 |
101,583,670 |
||
水質検査体制 |
水質検査機器の整 |
32,009,000 |
26,947,974 |
||
残留塩素濃度 |
水質モニター装置 |
115,214,000 |
50,404,786 |
||
安心な水の安定供給 |
942,543,000 |
642,467,547 |
|||
配水施設の機 |
配水管路の整備等 |
942,543,000 |
642,467,547 |
||
環境負荷の低減 |
31,205,000 |
1,096,920 |
|||
水源かん養林 |
太田川源流の森の |
14,067,000 |
375,920 |
||
流域自治体と |
太田川流域水源涵 |
1,500,000 |
721,000 |
||
省エネルギー |
緑井浄水場空調設 |
15,638,000 |
0 |
注:事業費については前年度からの繰越分を含む。
イ 水道施設の更新・改良
施設の更新・改良については、浄水・配水施設の更新に
併せて、耐震化や統廃合等による維持管理効率の向上を図
ります。また、構造物や機械及び電気設備は、点検・補修
による長寿命化を図った上で、計画的な更新を推進しま
す。さらに、ポンプ所や配水池の情報を集中管理できるよ
う、浄水場間のネットワークを整備し、効率的な運転管理
体制を構築します。
管路の更新については、点検や漏水防止調査の結果を活
用して管路を評価し、優先順位を設定した上で計画的な更
新を推進します。また、更新に当たっては、すべて耐震管
を採用し、管路の耐震化を図ります。
事 業 内 容 div> |
令和5年度 |
今 期 |
|||
|
円 |
円 |
|||
施設の更新・改良 |
5,429,441,000 |
2,993,372,597 |
|||
浄水・配水施 |
施設の統廃合の関 |
245,068,000 |
19,841,370 |
||
構造物の更新 |
第一・第二神田山 |
2,660,311,000 |
1,453,089,027 |
||
機械及び電気 |
高陽浄水場本館分 |
2,524,062,000 |
1,520,442,200 |
||
管路の更新 |
4,788,320,000 |
3,412,102,939 |
|||
管路の更新 |
鋳鉄管・ビニル管 |
4,735,317,000 |
3,380,458,458 |
||
漏水防止の推 |
漏水防止調査 |
53,003,000 |
31,644,481 |
注:事業費については前年度からの繰越分を含む。
ウ 災害対策の充実
地震による被害を最小限にとどめるため、構造物の耐震
化や災害拠点病院等の重要給水施設への配水管路の耐震化
を計画的に実施するとともに、豪雨災害や南海トラフ巨大
地震等による津波への対策として、配水施設等の土砂災害
対策や取水場等の浸水災害対策を推進します。
また、事故や災害に備えて配水幹線の相互連絡管等の
バックアップ施設を整備するとともに、停電に備えて非常
用電源を確保します。
さらに、水道施設が被災した直後においても必要最低限
の飲料水をお客さまにお届けできるよう、応急用資機材の
整備に取り組みます。
事 業 内 容 div> |
令和5年度 |
今 期 |
|||
|
円 |
円 |
|||
水道施設の耐震化 |
526,185,000 |
292,065,547 |
|||
構造物の耐震 |
藤の木調整池の耐 |
291,687,000 |
187,577,513 |
||
重要給水施設 |
災害拠点病院等へ |
234,498,000 |
104,488,034 |
||
土砂・浸水災害対策の推進 |
212,668,000 |
85,093,198 |
|||
土砂災害対策 |
緑井浄水場の土砂 |
136,285,000 |
75,781,160 |
||
浸水災害対策 |
八木取水場の浸水 |
76,383,000 |
9,312,038 |
||
バックアップ機能の強化 |
1,545,738,000 |
1,479,435,593 |
|||
バックアップ |
相互連絡管の整備 |
1,421,930,000 |
1,454,722,438 |
||
非常用電源の |
瀬野川第四調整池 |
123,808,000 |
24,713,155 |
||
応急対策の推進 |
22,452,000 |
8,001,244 |
|||
飲料水の確保 |
緊急遮断弁の整備 |
7,214,000 |
8,001,244 |
||
応急用資機材 |
仮設水槽等の購入 |
15,238,000 |
0 |
注:事業費については前年度からの繰越分を含む。
2 経理の状況
令和5年度上半期の経理状況は、次のとおりです。
⑴ 収益的収入及び支出
今期の収益的収入は11 9億2,347万3,788円で、
前年度同期と比較すると、9,357万1,031円(0.
8%)の減少となっています。
この主な理由は、給水収益の減少によるものです。
一方、収益的支出は99億9,895万539円で、前年
度同期と比較すると、2億9,439万2,190円(3.
0%)の増加となっています。
この主な理由は、委託・補修費の増加によるものです。
ア 収 入
区 分 |
令 和 5 年 度 |
執行率 |
前年度同期収入額 |
比 較 |
|||||
予 算 額 |
今期収入額 |
増△減 |
増減率 |
||||||
|
円 |
円 |
% |
円 |
円 |
% |
|||
営業収益 |
22,368,531,000 |
10,604,574,919 |
47.4 |
10,678,727,421 |
△ 74,152,502 |
△ 0.7 |
|||
給水収益 |
20,112,367,000 |
9,770,621,621 |
48.6 |
9,947,949,794 |
△ 177,328,173 |
△ 1.8 |
|||
受託工事収益 |
513,753,000 |
52,022,222 |
10.1 |
68,111,345 |
△ 16,089,123 |
△ 23.6 |
|||
その他の営業収益 |
1,742,411,000 |
781,931,076 |
44.9 |
662,666,282 |
119,264,794 |
18.0 |
|||
業務受託収入 |
1,627,607,000 |
781,499,376 |
48.0 |
662,216,682 |
119,282,694 |
18.0 |
|||
その他 |
114,804,000 |
431,700 |
0.4 |
449,600 |
△ 17,900 |
△ 4.0 |
|||
営業外収益 |
2,597,856,000 |
1,308,852,307 |
50.4 |
1,291,853,208 |
16,999,099 |
1.3 |
|||
特別利益 |
5,360,000 |
10,046,562 |
187.4 |
46,464,190 |
△ 36,417,628 |
△ 78.4 |
イ 支 出
区 分 |
令 和 5 年 度 |
執行率 |
前年度同期支出額 |
比 較 |
||||
予 算 額 |
今期支出額 |
増△減 |
増減率 |
|||||
水道事業費用 |
円 |
円 |
% |
円 |
円 |
% |
||
営業費用 |
22,810,628,000 |
9,570,733,938 |
42.0 |
9,264,598,073 |
306,135,865 |
3.3 |
||
職員給与費 |
4,407,585,000 |
1,788,193,095 |
40.6 |
1,858,686,084 |
△ 70,492,989 |
△ 3.8 |
||
受水費 |
1,887,113,000 |
768,353,974 |
40.7 |
832,664,688 |
△ 64,310,714 |
△ 7.7 |
||
委託・補修費 |
3,541,441,479 |
1,358,324,095 |
38.4 |
1,044,245,410 |
314,078,685 |
30.1 |
||
動力・薬品費 |
2,662,711,491 |
1,071,300,198 |
40.2 |
923,812,207 |
147,487,991 |
16.0 |
||
減価償却費 |
8,296,354,000 |
4,148,177,000 |
50.0 |
4,146,928,000 |
1,249,000 |
0.0 |
||
その他 |
2,015,423,030 |
436,385,576 |
21.7 |
458,261,684 |
△ 21,876,108 |
△ 4.8 |
||
営業外費用 |
1,494,138,000 |
396,232,204 |
26.5 |
428,456,551 |
△ 32,224,347 |
△ 7.5 |
||
支払利息及び |
858,074,000 |
396,121,506 |
46.2 |
427,981,647 |
△ 31,860,141 |
△ 7.4 |
||
その他 |
636,064,000 |
110,698 |
0.0 |
474,904 |
△ 364,206 |
△ 76.7 |
||
特別損失 |
32,119,000 |
31,984,397 |
99.6 |
11,503,725 |
20,480,672 |
178.0 |
||
予備費 |
10,000,000 |
0 |
0.0 |
0 |
0 |
- |
⑵ 資本的収入及び支出
今期の資本的収入は1,052万9,889円で、前年度同
期と比較すると、672万9,619円(177.1%)の増
加となっています。
一方、資本的支出は49億6,667万9,432円で、前
年度同期と比較すると、7億3,368万4,619円(1
2.9%)の減少となっています。
ア 収 入
区 分 |
令 和 5 年 度 |
執行率 |
前年度同期収入額 |
比 較 |
|||
予 算 額 |
今期収入額 |
増△減 |
増減率 |
||||
資本的収入 |
円 |
円 |
% |
円 |
円 |
% |
|
企業債 |
9,383,300,000 |
7,500,000 |
0.1 |
0 |
7,500,000 |
皆増 |
|
出資金 |
84,562,000 |
0 |
0.0 |
0 |
0 |
- |
|
補助金 |
41,183,000 |
0 |
0.0 |
0 |
0 |
- |
|
受託建設収入 |
250,126,000 |
0 |
0.0 |
0 |
0 |
- |
|
工事負担金 |
206,658,000 |
3,029,889 |
1.5 |
0 |
3,029,889 |
皆増 |
|
固定資産売却代金 |
537,000 |
0 |
0.0 |
3,800,270 |
△ 3,800,270 |
皆減 |
|
その他資本的収入 |
47,000 |
0 |
0.0 |
0 |
0 |
- |
イ 支 出
区 分 |
令 和 5 年 度 |
執行率 |
前年度同期支出額 |
比 較 |
||||
予 算 額 |
今期支出額 |
増△減 |
増減率 |
|||||
資本的支出 |
円 |
円 |
% |
円 |
円 |
% |
||
建設改良費 |
13,674,047,000 |
2,230,083,170 |
16.3 |
2,860,402,150 |
△ 630,318,980 |
△ 22.0 |
||
配水施設整備費 |
11,749,919,000 |
2,000,939,060 |
17.0 |
2,523,096,792 |
△ 522,157,732 |
△ 20.7 |
||
浄水施設整備費 |
1,493,470,000 |
162,124,422 |
10.9 |
234,168,025 |
△ 72,043,603 |
△ 30.8 |
||
受託建設費 |
241,889,000 |
21,980,514 |
9.1 |
50,720,083 |
△ 28,739,569 |
△ 56.7 |
||
諸設備新設費等 |
188,769,000 |
45,039,174 |
23.9 |
52,417,250 |
△ 7,378,076 |
△ 14.1 |
||
企業債償還金 |
5,664,978,000 |
2,736,596,262 |
48.3 |
2,839,961,901 |
△ 103,365,639 |
△ 3.6 |
||
補助金返還金 |
5,774,000 |
0 |
0.0 |
0 |
0 |
- |
3 資産、企業債、長期借入金及び一時借入金の現在高
令和5年9月30日現在の資産、企業債、長期借入金及び一
時借入金の現在高は、次のとおりです。
⑴ 資産
ア 固定資産 208,501,783,339円
イ 流動資産 8,260,144,807円
計 216,761,928,146円
⑵ 企業債 63,279,243,752円
⑶ 長期借入金 0円(借入れなし。)
⑷ 一時借入金 0円(借入れなし。)
4 令和4年度決算の状況
令和4年度決算は、次のとおりです。
⑴ 総括事項
水道は、お客さまの生命や健康に直接関わる重要なライフ
ラインであるため、将来にわたって給水の安全性・安定性と
経営の健全性を確保していく必要があります。
このため、本市では、持続可能な水道システムの構築に向
けて、「安全でおいしい水の供給」、「水道施設の更新・改
良」、「災害対策の充実」を主要施策として掲げ、計画的な
施設整備を推進しています。
令和4年度も引き続き、主要施策を推進するとともに、効
率的な経営に努めました。
⑵ 業務状況
令和4年度の業務量は、下表のとおりです。
区 分 |
単位 |
令和4年度 |
令和3年度 |
対前年度 増△減 |
対前年度 伸び率(%) |
給水戸数 |
戸 |
596,699 |
593,360 |
3,339 |
0.6 |
給水区域内人口(A) |
人 |
1,243,538 |
1,248,230 |
△ 4,692 |
△ 0.4 |
給水人口(B) |
人 |
1,222,900 |
1,227,051 |
△ 4,151 |
△ 0.3 |
普及率 (B)/(A) |
% |
98.3 |
98.3 |
0.0 |
- |
年間給水量(C) |
㎥ |
131,178,026 |
132,251,048 |
△ 1,073,022 |
△ 0.8 |
年間有収水量(D) |
㎥ |
123,632,427 |
125,006,119 |
△ 1,373,692 |
△ 1.1 |
有収率 (D)/(C) |
% |
94.2 |
94.5 |
△ 0.3 |
- |
⑶ 主要施策
令和4年度に施行した主な事業内容は、次のとおりです。
ア 安全でおいしい水の供給
水質管理体制の強化として事業費1億366万2,94
8円で、水質検査機器の整備等を行いました。
安心な水の安定供給として事業費3億5,913万9,6
22円で、2,439メートルの配水管路の整備等を行い
ました。
環境負荷の低減として事業費4,652万4,931円
で、水源かん養林の整備及び高効率機器の導入等を行いま
した。
イ 水道施設の更新・改良
施設の更新・改良として事業費33億3,485万87
6円で、施設の統廃合の関連整備、取水・浄水・配水施設
の更新・改良等を行いました。
管路の更新として事業費35億4,503万7,389円
で、9,811 メートルの鋳鉄管・ビニル管の更新等を行
いました。
ウ 災害対策の充実
水道施設の耐震化として事業費1億6,128万7,76
1円で、災害拠点病院等への配水管路の耐震化等を行いま
した。
土砂・浸水災害対策の推進として事業費1,416万
5,989円で、取水施設の浸水災害対策を行いました。
バックアップ機能の強化として事業費9億7,586万
6,793円で、相互連絡管の整備及び無停電電源装置の
整備等を行いました。
応急対策の推進として事業費2,306万7,708円
で、緊急遮断弁の整備及び仮設水槽等の購入を行いまし
た。
⑷ 財政状況
ア 収益的収支
収益的収支は、事業活動に伴う水道料金を主体とした収
入とそれに対応する維持管理費等の支出を計上していま
す。
令和4年度の収益的収入は227億2,355万505
円で、令和3年度と比較して、0.2パーセントの増加と
なりました。
一方、収益的支出は222億1,969万4,446円
で、令和3年度と比較して、1.6パーセントの減少とな
り、差引き5億385万6,059円の純利益を生じまし
た。
イ 資本的収支
資本的収支は、水道施設の整備を行うために必要な企業
債等の収入と建設改良費及び企業債償還金等の支出を計上
しています。
令和4年度の資本的収入は58億3,275万7,550
円で、これに対して、資本的支出は142億5,845万
4,916円で、差引き84億2,569万7,366円の
資金不足を生じました。
この不足額は、当年度分損益勘定留保資金等で補塡しま
した。
ウ 利益剰余金
令和3年度末の利益剰余金に、資本金への組入額を減
じ、令和4年度の純利益を加算した結果、令和4年度末の
利益剰余金は70億7,832万9,166円となりまし
た。
なお、資金残高は、令和4年度末の利益剰余金から令和
4年度の建設改良積立金取崩額12億2,775万738
円を差し引いた58億5,057万8,428円となりまし
た。
令和4 年度広島市水道事業決算報告書
⑴ 収益的収入及び支出
収 入
区 分 |
予 算 額 |
決 算 額 |
予算額に比べ |
備 考 |
|||
当初予算額 |
補正予算額 |
地方公営企業法第24条第3項の規定 |
合 計 |
||||
第1款 水道事業収益 |
25,413,590,000 |
168,437,000 |
335,803,000 |
25,917,830,000 |
24,780,573,840 |
△ 1,137,256,160 |
|
第1項 営業収益 |
22,747,119,000 |
168,437,000 |
335,803,000 |
23,251,359,000 |
22,103,805,229 |
△ 1,147,553,771 |
〔うち、仮受消費税及び地方消費税 1,990,811,611円〕 |
第2項 営業外収益 |
2,664,381,000 |
0 |
0 |
2,664,381,000 |
2,617,747,323 |
△ 46,633,677 |
〔うち、仮受消費税及び地方消費税 66,803,084円〕 |
第3項 特別利益 |
2,090,000 |
0 |
0 |
2,090,000 |
59,021,288 |
56,931,288 |
〔うち、仮受消費税及び地方消費税 1,605,643円〕 |
支 出
区 分 |
予算額 |
決 算 額 |
地方公営企業 |
不 用 額 |
備 考 |
|||||||
当初予算額 |
補正予算額 |
予備費 |
流 用 |
地方公営企業 |
小 計 |
地方公営企業 |
合 計 |
|||||
第1款 水道事業費用 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
|
第1項 営業費用 |
21,940,819,000 |
834,826,000 |
0 |
0 |
0 |
22,775,645,000 |
415,403,000 |
23,191,048,000 |
22,097,376,321 |
362,676,000 |
730,995,679 |
うち、仮払消費税及び地 |
第2項 営業外費用 |
1,776,918,000 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,776,918,000 |
0 |
1,776,918,000 |
1,533,935,147 |
0 |
242,982,853 |
うち、仮払消費税及び地 |
第3項 特別損失 |
38,842,000 |
0 |
0 |
0 |
0 |
38,842,000 |
0 |
38,842,000 |
30,245,659 |
0 |
8,596,341 |
うち、仮払消費税及び地 |
第4項 予 備 費 |
10,000,000 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10,000,000 |
0 |
10,000,000 |
0 |
0 |
10,000,000 |
|
(収 入) (支 出) |
|
24,780,573,840円-23,661,557,127円= |
1,119,016,713円 |
当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額 |
△ 515,835,131円 |
貯蔵品購入に係る消費税及び地方消費税仕入控除額等 |
△ 99,325,523円 |
純 利 益 |
503,856,059円 |
⑵ 資本的収入及び支出
収 入
区 分 |
予 算 額 |
決 算 額 |
予算額に比べ |
備 考 |
||||||
当初予算額 |
補正予算額 |
小 計 |
地方公営企業法 |
継続費逓次繰 |
合 計 |
|||||
第1款 資本的収入 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
企業債内訳 予算額 7,419,200,000円 収入額 5,497,100,000円 予算残額 1,922,100,000円 |
(予算残額内訳) 翌年度繰越財源額 1,918,800,000円 4年度不用額 3,300,000円 |
第1項 企業債 |
6,638,300,000 |
0 |
6,638,300,000 |
780,900,000 |
0 |
7,419,200,000 |
5,497,100,000 |
△ 1,922,100,000 |
||
第2項 出資金 |
95,410,000 |
0 |
95,410,000 |
0 |
0 |
95,410,000 |
95,408,531 |
△ 1,469 |
||
第3項 補助金 |
20,607,000 |
0 |
20,607,000 |
0 |
0 |
20,607,000 |
17,362,000 |
△ 3,245,000 |
||
第4項 受託建設収入 |
354,689,000 |
0 |
354,689,000 |
0 |
0 |
354,689,000 |
173,777,282 |
△ 180,911,718 |
〔うち、仮受消費税及び地方消費税 15,797,935円〕 |
|
第5項 工事負担金 |
91,517,000 |
0 |
91,517,000 |
13,000,000 |
0 |
104,517,000 |
45,136,361 |
△ 59,380,639 |
〔うち、仮受消費税及び地方消費税 1,995,785円〕 |
|
第6項 固定資産売却代金 |
261,000 |
0 |
261,000 |
0 |
0 |
261,000 |
3,800,270 |
3,539,270 |
|
|
第7項 その他資本的収入 |
188,000 |
0 |
188,000 |
0 |
0 |
188,000 |
173,106 |
△ 14,894 |
〔うち、仮受消費税及び地方消費税 15,737円〕 |
区分 |
予 算 額 |
決 算 額 |
翌 年 度 繰 越 額 |
不 用 額 |
備 考 |
||||||||
当初予算額 |
補正予算額 |
流用 |
小 計 |
地方公営企業 |
継続 |
合 計 |
地方公営企業 |
継続 |
合 計 |
||||
第1款 資本的支出 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
|
第1項 建設改良費 |
10,931,281,000 |
0 |
0 |
10,931,281,000 |
1,156,409,000 |
0 |
12,087,690,000 |
8,172,960,929 |
3,386,511,000 |
0 |
3,386,511,000 |
528,218,071 |
うち、仮払消費税及び地 |
第2項 企業債償還金 |
6,125,336,000 |
0 |
0 |
6,125,336,000 |
0 |
0 |
6,125,336,000 |
6,084,487,806 |
0 |
0 |
0 |
40,848,194 |
|
第3項 補助金返還金 |
5,172,000 |
0 |
0 |
5,172,000 |
0 |
0 |
5,172,000 |
1,006,181 |
0 |
0 |
0 |
4,165,819 |
|
注: 資本的収入額が、資本的支出額に対して不足する額8,425,697,366円は、過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額4,995,024円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額515,591,339
円、当年度分損益勘定留保資金6,677,360,265円及び建設改良積立金1,227,750,738円をもって補塡した。
令和4 年度広島市水道事業損益計算書
(令和4年4月1日から令和5年3月31日まで)
(単位 円)
1 営業収益
⑴ 給水収益 17,985,679,989
⑵ 受託工事収益 635,865,665
⑶ その他の営業収益 1,491,447,964 20,112,993,618
2 営業費用
⑴ 原水費 863,278,490
⑵ 共同原水費 799,833,443
⑶ 浄水費 1,584,515,189
⑷ 配水費 4,653,343,438
⑸ 給水費 1,046,653,261
⑹ 受託工事費 690,340,898
⑺ 業務費 1,801,460,113
⑻ 総係費 1,302,215,318
⑼ 減価償却費 8,246,792,039
⑽ 資産減耗費302,470,315 21,290,902,504
営業損失 1,177,908,886
3 営業外収益
⑴ 受取利息 92,807
⑵ 補助金 80,487,460
⑶ 長期前受金戻入 1,768,868,946
⑷ 施設整備納付金 569,350,000
⑸ 雑収益 134,342,029 2,553,141,242
4 営業外費用
⑴ 支払利息及び企業債取扱諸費 897,458,602
⑵ 雑支出 1,087,681 898,546,283 1,654,594,959
経常利益 476,686,073
5 特別利益
⑴ 固定資産売却益 21,869,730
⑵ 過年度損益修正益 24,675,774
⑶ 長期前受金戻入 2,683,610
⑷ その他特別利益 8,186,531 57,415,645
6 特別損失
⑴ 減損損失 10,009,932
⑵ 過年度損益修正損 12,914,121
⑶ その他特別損失 7,321,606 30,245,659 27,169,986
当年度純利益 503,856,059
前年度繰越利益剰余金 0
その他未処分利益剰余金変動額 1,227,750,738
当年度未処分利益剰余金 1,731,606,797
令和4 年度広島市水道事業剰余金計算書
(令和4年4月1日から令和5年3月31日まで)
(単位 円)
資 本 金 |
剰 余 金 |
資 本 合 計 |
|||||||||||
資 本 剰 余 金 |
利 益 剰 余 金 |
||||||||||||
国庫(県) 補助金 |
工 事 負担金 |
受贈財産 評価額 |
一般会計 補助金 |
そ の 他 資本剰余金 |
資本剰余金 合 計 |
建設改良 積立金 |
未 処 分 利益剰余金 |
利益剰余金 合 計 |
|||||
前年度末残高 |
92,416,118,317 |
114,598,585 |
1,710,321,472 |
3,369,230,053 |
4,417,929 |
46,659,005 |
5,245,227,044 |
6,463,238,835 |
1,734,147,500 |
8,197,386,335 |
105,858,731,696 |
||
前年度処分額 |
1,622,913,228 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
111,234,272 |
△ 1,734,147,500 |
△ 1,622,913,228 |
0 |
||
|
議会の議決による処分額 |
1,622,913,228 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
111,234,272 |
△ 1,734,147,500 |
△ 1,622,913,228 |
0 |
|
建設改良積立金の積立て |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
111,234,272 |
△ 111,234,272 |
0 |
0 |
||
資本金への組入れ |
1,622,913,228 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
△ 1,622,913,228 |
△ 1,622,913,228 |
0 |
||
処分後残高 |
94,039,031,545 |
114,598,585 |
1,710,321,472 |
3,369,230,053 |
4,417,929 |
46,659,005 |
5,245,227,044 |
6,574,473,107 |
(繰越利益剰余金) |
6,574,473,107 |
105,858,731,696 |
||
当年度変動額 |
95,408,531 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
△ 1,227,750,738 |
1,731,606,797 |
503,856,059 |
599,264,590 |
||
|
一般会計出資金の受入れ |
95,408,531 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
95,408,531 |
|
建設改良積立金の取崩し |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
△ 1,227,750,738 |
1,227,750,738 |
0 |
0 |
||
当年度純利益 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
503,856,059 |
503,856,059 |
503,856,059 |
||
当年度末残高 |
94,134,440,076 |
114,598,585 |
1,710,321,472 |
3,369,230,053 |
4,417,929 |
46,659,005 |
5,245,227,044 |
5,346,722,369 |
(当年度未処分利益剰余金) |
7,078,329,166 |
106,457,996,286 |
令和4 年度広島市水道事業剰余金処分計算書
(単位 円)
|
資 本 金 |
資本剰余金 |
未処分利益剰余金 |
|
当年度末残高 |
94,134,440,076 |
5,245,227,044 |
1,731,606,797 |
|
議会の議決による処分額 |
1,227,750,738 |
0 |
△ 1,731,606,797 |
|
|
建設改良積立金の積立て |
0 |
0 |
△ 503,856,059 |
資本金への組入れ |
1,227,750,738 |
0 |
△ 1,227,750,738 |
|
処分後残高 |
95,362,190,814 |
5,245,227,044 |
(繰越利益剰余金) |
令和4 年度広島市水道事業貸借対照表
(令和5年3月31日)
(単位 円)
資 産 の 部
1 固定資産
⑴ 有形固定資産
イ 土地 15,072,028,160
ロ 立木 375,242,576
ハ 建物 18,251,996,070
減価償却累計額 △ 11,132,696,362 7,119,299,708
ニ 構築物 318,028,265,731
減価償却累計額 △ 177,867,818,501 140,160,447,230
ホ 機械及び装置 44,319,833,896
減価償却累計額 △ 31,351,354,271 12,968,479,625
ヘ 車両運搬具 129,807,060
減価償却累計額 △ 93,813,355 35,993,705
ト 工具・器具及び備品 812,333,843
減価償却累計額 △ 610,503,177 201,830,666
チ リース資産 288,901,140
減価償却累計額 △ 250,736,628 38,164,512
リ 建設仮勘定 6,525,792,074
有形固定資産合計 182,497,278,256
⑵ 無形固定資産
イ ダム使用権 23,371,935,185
ロ 水利権 2
ハ 地上権 14
ニ 施設利用権 410,297,020
ホ 営業権 1
ヘ 電話加入権 33,825,471
ト ソフトウェア 1,048,000
無形固定資産合計 23,817,105,693
⑶ 投資その他の資産
イ 出資金 25,100,000
ロ 破産更生債権等 107,854,190
貸倒引当金 △ 105,150,031 2,704,159
投資その他の資産合計 27,804,159
固定資産合計 206,342,188,108
2 流動資産
⑴ 現金預金 7,949,264,209
⑵ 未収金 1,596,254,140
貸倒引当金 △ 36,004,744 1,560,249,396
⑶ 貯蔵品 862,153,379
⑷ 前払費用 55,264
⑸ 前払金 516,999,000
⑹ その他流動資産 5,179,656
流動資産合計 10,893,900,904
資産合計 217,236,089,012
負 債 の 部
3 固定負債
⑴ 企業債
イ 建設改良費等の財源に
充てるための企業債 60,511,519,972
企業債合計 60,511,519,972
⑵ リース債務 4,199,832
⑶ 引当金
イ 退職給付引当金 4,940,058,327
ロ その他引当金 1,441,000
引当金合計 4,941,499,327
固定負債合計 65,457,219,131
4 流動負債
⑴ 企業債
イ 建設改良費等の財源に
充てるための企業債 5,496,820,042
企業債合計 5,496,820,042
⑵ リース債務 37,178,712
⑶ 未払金 3,541,119,831
⑷ 前受金 65,096,500
⑸ 引当金
イ 賞与引当金 277,159,836
引当金合計 277,159,836
⑹ その他流動負債 591,553,666
流動負債合計 10,008,928,587
5 繰延収益
⑴ 長期前受金
イ 国庫(県)補助金 15,547,254,060
収益化累計額 △ 6,818,803,636 8,728,450,424
ロ 工事負担金 44,136,336,868
収益化累計額 △ 29,692,242,193 14,444,094,675
ハ 受贈財産評価額 37,185,313,319
収益化累計額 △ 25,434,274,666 11,751,038,653
ニ 一般会計補助金 117,642,340
収益化累計額 △ 77,189,740 40,452,600
ホ その他長期前受金 1,145,084,789
収益化累計額 △ 797,176,133 347,908,656
長期前受金合計 35,311,945,008
繰延収益合計 35,311,945,008
負債合計 110,778,092,726
資 本 の 部
6 資本金 94,134,440,076
7 剰余金
⑴ 資本剰余金
イ 国庫(県)補助金 114,598,585
ロ 工事負担金 1,710,321,472
ハ 受贈財産評価額 3,369,230,053
ニ 一般会計補助金 4,417,929
ホ その他資本剰余金 46,659,005
資本剰余金合計 5,245,227,044
⑵ 利益剰余金
イ 建設改良積立金 5,346,722,369
ロ 当年度未処分利益剰余金 1,731,606,797
利益剰余金合計 7,078,329,166
剰余金合計 12,323,556,210
資本合計 106,457,996,286
負債資本合計 217,236,089,012
円グラフ 略〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰
令和5年度第1回広島市下水道事業の業務状況
1 事業の概況
⑴ 令和5年度上半期(令和5年4月1日から同年9月30日
まで)における処理水量等の状況
今期における処理水量は、8,241万5,139立方メー
トルで、これを前年同期の処理水量7,951万6,969立
方メートルと比較すると、289万8,170立方メートル
(3.6%)の増加となっています。
これは、降雨量が前年同期と比べて増加したことなどによ
るものです。
下水道使用料の徴収対象となる有収水量につきましては、
5,778万2,936立方メートルで、前年同期と比較する
と、78万9,961立方メートル(1.3%)の減少となっ
ています。
水洗化の状況につきましては、整備区域の拡大と普及促進
の結果、今期末における水洗化世帯数は55万8,054世
帯で、前年同期と比較すると5,849世帯(1.1%)の増
加となっています。
処理水量等の比較
区 分 |
令和5年度 |
令和4年度 |
比 較 |
|
増 △ 減 |
増減率% |
|||
処理水量(㎥) |
82,415,139 |
79,516,969 |
2,898,170 |
3.6 |
一日平均処理 |
450,356 |
434,519 |
15,837 |
3.6 |
有収水量(㎥) |
57,782,936 |
58,572,897 |
△ 789,961 |
△ 1.3 |
処理区域内世 |
565,266 |
559,864 |
5,402 |
1.0 |
水洗化世帯数 |
558,054 |
552,205 |
5,849 |
1.1 |
水洗化率(%) |
98.7 |
98.6 |
0.1 |
- |
⑵ 令和5年度施行予定の工事の状況
ア 公共下水道整備事業
本事業は、市民生活の環境の改善、浸水の防除及び公共
用水域の水質保全を図るため、公共下水道施設を整備する
もので、本年度は、事業費236億9,640万7,802
円(前年度からの繰越額83億7,795万2,802円を
含む。)で、観音、千田、大州等34地区で総延長1万
9,230メートルの管きょ布設及び改良を行い、また、
ポンプ場25箇所及び水資源再生センター4箇所の整備を
行うこととしています。
イ 排水設備整備事業
本事業は、管きょの移設、排水設備と下水管との接続及
び雨水桝と下水管との接続等を施行するもので、本年度
は、事業費12億8,494万8,515円(前年度からの
繰越額5億542万1,515円を含む。)で関連施設の
整備を行うこととしています。
ウ 流域下水道整備事業
本年度は、広島県が施行する太田川流域下水道整備事業
に対し、1億7,214万2,000円を負担することとし
ています。
エ 諸設備新設改良事業
本事業は、ポンプ場施設、水資源再生施設等諸設備の新
設・改良を行う事業で、本年度は、事業費1億1,257
万4,400円(前年度からの繰越額2,163万400円
を含む。)で整備を行うこととしています。
オ 市街化区域外汚水処理施設整備事業
本事業は、市街化区域外における市民生活の環境の改善
等を図るため、汚水処理施設等を整備するもので、本年度
は、事業費8億5,289万2,900円(前年度からの繰
越額4億73万3,900円を含む。)で、特定環境保全
公共下水道整備として、可部、湯来等4地区の下水管きょ
の布設1,680メートルを行い、農業集落排水施設整備
として、戸山、白木地区の下水管きょの布設810メート
ルの整備を行い、市営浄化槽整備として、浄化槽15箇所
の整備を行うこととしています。
2 経理の状況
令和5年度上半期の経理の状況は、次のとおりです。
⑴ 収益的収支の状況
今期の収益的収入は、221億3,630万9,170円
で、前年同期と比較すると、8億2,238万5,068円
(3.9%)の増加となっています。
この主な理由は、下水道使用料の増加によるものです。
一方、収益的支出は、193億5,661万3,150
円で、前年同期と比較すると、5,170万1,11 8円
(0.3%)の減少となっています。
この主な理由は、支払利息及び企業債取扱諸費の減少に
よるものです。
収益的収支予算の執行状況
(収入)
区 分 |
令 和 5 年 度 |
執行率 |
前年同期収入額 |
比 較 |
||||
予 算 額 |
今期収入額 |
増 △ 減 |
増減率 |
|||||
下水道事業収益 |
円 |
円 |
% |
円 |
円 |
% |
||
営業収益 |
35,386,908,000 |
22,105,758,353 |
62.5 |
21,288,222,274 |
817,536,079 |
3.8 |
||
下水道使用料 |
21,384,728,000 |
8,214,840,815 |
38.4 |
6,781,646,430 |
1,433,194,385 |
21.1 |
||
一般会計負担金 |
13,797,617,000 |
13,797,617,000 |
100.0 |
14,417,601,000 |
△ 619,984,000 |
△ 4.3 |
||
その他営業収益 |
204,563,000 |
93,300,538 |
45.6 |
88,974,844 |
4,325,694 |
4.9 |
||
営業外収益 |
9,528,788,000 |
29,183,582 |
0.3 |
21,305,434 |
7,878,148 |
37.0 |
||
受取利息 |
70,000 |
25,890 |
37.0 |
6,794 |
19,096 |
281.1 |
||
負担金 |
49,683,000 |
0 |
0.0 |
0 |
0 |
- |
||
一般会計補助金 |
0 |
0 |
- |
408,000 |
△ 408,000 |
皆減 |
||
長期前受金戻入 |
9,455,090,000 |
0 |
0.0 |
0 |
0 |
- |
||
雑収益 |
23,945,000 |
29,157,692 |
121.8 |
20,890,640 |
8,267,052 |
39.6 |
||
特別利益 |
2,876,000 |
1,367,235 |
47.5 |
4,396,394 |
△ 3,029,159 |
△ 68.9 |
||
固定資産売却益 |
0 |
0 |
- |
0 |
0 |
- |
||
過年度損益修正益 |
2,876,000 |
393,428 |
13.7 |
3,414,589 |
△ 3,021,161 |
△ 88.5 |
||
その他特別利益 |
0 |
973,807 |
- |
981,805 |
△ 7,998 |
△ 0.8 |
(支出)
区 分 |
令 和 5 年 度 |
執行率 |
前年同期支出額 |
比 較 |
||||
予 算 額 |
今期支出額 |
増 △ 減 |
増減率 |
|||||
下水道事業費用 |
円 |
円 |
% |
円 |
円 |
% |
||
営業費用 |
39,268,040,000 |
17,319,775,161 |
44.1 |
17,149,419,338 |
170,355,823 |
1.0 |
||
人件費 |
2,627,916,000 |
1,100,485,003 |
41.9 |
1,063,584,285 |
36,900,718 |
3.5 |
||
委託料 |
5,372,047,420 |
2,206,536,536 |
41.1 |
2,108,920,988 |
97,615,548 |
4.6 |
||
動力費 |
1,089,741,000 |
434,188,329 |
39.8 |
327,023,816 |
107,164,513 |
32.8 |
||
減価償却費 |
26,580,629,000 |
13,290,314,500 |
50.0 |
13,286,435,000 |
3,879,500 |
0.0 |
||
その他 |
3,597,706,580 |
288,250,793 |
8.0 |
363,455,249 |
△ 75,204,456 |
△ 20.7 |
||
営業外費用 |
4,599,725,000 |
2,027,618,632 |
44.1 |
2,254,448,839 |
△ 226,830,207 |
△ 10.1 |
||
支払利息及び 企業債取扱諸費 |
4,207,550,000 |
2,027,618,632 |
48.2 |
2,254,448,839 |
△ 226,830,207 |
△ 10.1 |
||
消費税及び地方消費税 |
392,158,000 |
0 |
0.0 |
0 |
0 |
- |
||
雑支出 |
17,000 |
0 |
0.0 |
0 |
0 |
- |
||
特別損失 |
8,289,000 |
9,219,357 |
111.2 |
4,446,091 |
4,773,266 |
107.4 |
||
予備費 |
20,000,000 |
0 |
0.0 |
0 |
0 |
- |
⑵ 資本的収支の状況
今期の資本的収入は、122億4,242万1,050円
で、前年同期と比較すると、1億4,698万2,286円
(1.2%)の減少となっています。
この主な理由は、一般会計出資金の減少によるもので
す。
一方、資本的支出は、209億1万3,604円で、前
年同期と比較すると、2億2,393万3,175円(1.
1%)の減少となっています。
この主な理由は、建設改良費の減少によるものです。
資本的収支予算の執行状況
(収入)
区 分 |
令 和 5 年 度 |
執行率 |
前年同期収入額 |
比 較 |
|||
予 算 額 |
今期収入額 |
増 △ 減 |
増減率 |
||||
資本的収入 |
円 |
円 |
% |
円 |
円 |
% |
|
建設企業債 |
14,843,300,000 |
0 |
0.0 |
0 |
0 |
- |
|
借換債 |
17,007,700,000 |
8,503,850,000 |
50.0 |
8,166,750,000 |
337,100,000 |
4.1 |
|
一般会計出資金 |
3,640,474,000 |
3,640,474,000 |
100.0 |
4,108,919,000 |
△ 468,445,000 |
△ 11.4 |
|
国庫補助金 |
5,103,700,000 |
0 |
0.0 |
43,550,000 |
△ 43,550,000 |
皆減 |
|
工事受託金 |
54,236,000 |
17,997,805 |
33.2 |
16,145,869 |
1,851,936 |
11.5 |
|
受益者負担金 |
14,208,000 |
6,950,653 |
48.9 |
21,553,316 |
△ 14,602,663 |
△ 67.8 |
|
受益者分担金 |
40,980,000 |
26,397,170 |
64.4 |
28,993,170 |
△ 2,596,000 |
△ 9.0 |
|
工事負担金 |
577,808,000 |
586,604 |
0.1 |
0 |
586,604 |
皆増 |
|
貸付金回収金 |
9,913,000 |
1,787,000 |
18.0 |
2,706,000 |
△ 919,000 |
△ 34.0 |
|
固定資産売却代金 |
14,731,000 |
44,377,818 |
301.3 |
785,981 |
43,591,837 |
5,546.2 |
(支出)
区 分 |
令 和 5 年 度 |
執行率 |
前年同期支出額 |
比 較 |
||||
予 算 額 |
今期支出額 |
増 △ 減 |
増減率 |
|||||
資本的支出 |
円 |
円 |
% |
円 |
円 |
% |
||
建設改良費 |
25,409,939,617 |
3,233,457,162 |
12.7 |
3,893,872,171 |
△ 660,415,009 |
△ 17.0 |
||
公共下水道整備費 |
22,951,123,802 |
2,701,231,260 |
11.8 |
3,386,058,202 |
△ 684,826,942 |
△ 20.2 |
||
受益者負担金業務費 |
18,558,000 |
6,326,006 |
34.1 |
4,520,165 |
1,805,841 |
40.0 |
||
排水設備整備費 |
1,284,948,515 |
290,740,524 |
22.6 |
169,087,268 |
121,653,256 |
71.9 |
||
流域下水道整備費 |
172,142,000 |
64,793,421 |
37.6 |
18,360,272 |
46,433,149 |
252.9 |
||
諸設備新設改良費 |
112,574,400 |
9,673,180 |
8.6 |
1,931,050 |
7,742,130 |
400.9 |
||
建設利息 |
12,600,000 |
6,300,000 |
50.0 |
4,100,000 |
2,200,000 |
53.7 |
||
市街化区域外 汚水処理施設整備費 |
857,992,900 |
154,392,771 |
18.0 |
309,815,214 |
△ 155,422,443 |
△ 50.2 |
||
償還金 |
44,621,423,000 |
17,664,337,442 |
39.6 |
17,228,174,608 |
436,162,834 |
2.5 |
||
企業債償還金 |
44,621,423,000 |
17,664,337,442 |
39.6 |
17,228,174,608 |
436,162,834 |
2.5 |
||
水洗化貸付事業費 |
10,287,000 |
2,219,000 |
21.6 |
1,900,000 |
319,000 |
16.8 |
||
貸付金 |
8,096,000 |
2,219,000 |
27.4 |
1,900,000 |
319,000 |
16.8 |
||
水洗便所改造資金貸付金 |
2,976,000 |
1,560,000 |
52.4 |
520,000 |
1,040,000 |
200.0 |
||
し尿浄化槽廃止 資金貸付金 |
5,120,000 |
659,000 |
12.9 |
1,380,000 |
△ 721,000 |
△ 52.2 |
||
一般会計借入金償還金 |
2,191,000 |
0 |
- |
0 |
0 |
- |
||
水洗便所改造資金 |
2,191,000 |
0 |
- |
0 |
0 |
- |
3 資産、企業債、長期借入金及び一時借入金の現在高
令和5年9月30日現在における本事業の資産、企業債、長
期借入金及び一時借入金の現在高は、次のとおりです。
⑴ 資産の現在高
ア 固定資産 7,668億9,427万6,278円
イ 流動資産 148億3,804万9,159円
計 7,817億3,232万5,437円
⑵ 企業債の現在高 3,614億7,372万5,174円
⑶ 長期借入金の現在高 354万8,000円
⑷ 一時借入金の現在高 0円
4 令和4年度決算の状況
⑴ 事業の概況
ア 公共下水道整備事業
管きょ整備については、吉島、観音、千田、宇品地区等
で総延長1万7,254メートルの布設工事及び改良工事
を行い、未整備地区の処理区域を127ヘクタール拡大し
ました。
ポンプ場整備については、大州、庚午、南観音、間所ポ
ンプ場等の改良工事を行いました。
水資源再生センター整備については、千田、旭町、西部
水資源再生センターの改良工事を行いました。
イ 市街化区域外汚水処理施設整備事業
特定環境保全公共下水道整備として、安佐、湯来、石
内地区で総延長2,146メートルの管きょ布設工事を行
い、農業集落排水施設整備として、戸山地区で総延長75
1メートルの管きょ布設工事を行い、市営浄化槽整備とし
て、浄化槽14箇所の設置工事を行いました。
⑵ 収益的収支の状況
当年度の収益的収入は443億8,129万8,303円
で、前年度と比較して1.1パーセントの減少となり、収益
的支出は431億6,365万7,346円で、前年度と比較
して0.8パーセントの増加となりました。
この結果、収益的収支は12億1,764万957円とな
り、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額7億
6,965万9,721円を除いた純利益は4億4,798万
1,236円となりました。
⑶ 資本的収支の状況
当年度の資本的収入の405億5,472万469円か
ら、翌年度繰越財源充当額8億8,433万8,617円を除
いた額に対し、資本的支出は597億945万9,299円
となり、差引き200億3,907万7,447円の資金不足
となりました。
この不足額は、当年度分損益勘定留保資金等で補塡してい
ます。
令和4 年度広島市下水道事業決算報告書
⑴ 収益的収入及び支出
収 入
区 分 |
予 算 額 |
決 算 額 |
予算額に比べ |
備 考 |
|||||
当初予算額 |
補正予算額 |
地方公営企業法第24条 |
小 計 |
地方公営企業法第26条 |
合 計 |
||||
第1款 下水道事業収益 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
|
第1項 営業収益 |
35,948,146,000 |
386,617,000 |
0 |
36,334,763,000 |
0 |
36,334,763,000 |
34,671,096,180 |
△ 1,663,666,820 |
うち、仮受消費税及び地方 |
第2項 営業外収益 |
9,680,494,000 |
0 |
0 |
9,680,494,000 |
0 |
9,680,494,000 |
9,703,634,221 |
23,140,221 |
うち、仮受消費税及び地方 |
第3項 特別利益 |
2,876,000 |
0 |
0 |
2,876,000 |
0 |
2,876,000 |
6,567,902 |
3,691,902 |
うち、仮受消費税及び地方 |
支 出
区 分 |
予 算 額 |
決 算 額 |
地方公営企 |
不 用 額 |
備 考 |
|||||||
当初予算額 |
補正予算額 |
予備費 |
流 用 |
地方公営企業 |
小 計 |
地方公営企業 |
合 計 |
|||||
第1款 下水道事業費用 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
|
第1項 営業費用 |
38,342,568,000 |
1,021,045,000 |
0 |
0 |
0 |
39,363,613,000 |
0 |
39,363,613,000 |
38,245,360,895 |
0 |
1,118,252,105 |
うち、仮払消費税及び地 |
第2項 営業外費用 |
5,251,182,000 |
0 |
0 |
0 |
0 |
5,251,182,000 |
0 |
5,251,182,000 |
4,912,974,170 |
0 |
338,207,830 |
うち、仮払消費税及び地 |
第3項 特別損失 |
8,096,000 |
0 |
0 |
0 |
0 |
8,096,000 |
0 |
8,096,000 |
5,322,281 |
0 |
2,773,719 |
うち、仮払消費税及び地 |
第4項 予備費 |
20,000,000 |
0 |
0 |
0 |
0 |
20,000,000 |
0 |
20,000,000 |
0 |
0 |
20,000,000 |
|
(収 入) (支 出)
44,381,298,303円-43,163,657,346円= 1,217,640,957円
当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額 △ 769,659,721円
純 利 益 447,981,236円
⑵ 資本的収入及び支出
収 入
区 分 |
予 算 額 |
決 算 額 |
予算額に比べ決算額の増減 |
備 考 |
|||||
当初予算額 |
補正予算額 |
小 計 |
地方公営企業法第26条の規定による繰越額に係る財源充当額 |
継続費逓次繰越額に係る財源充当額 |
合 計 |
||||
第1款 資本的収入 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
企業債(建設企業債)の内訳 |
第1項 企業債 |
30,805,700,000 |
629,500,000 |
31,435,200,000 |
4,166,100,000 |
0 |
35,601,300,000 |
30,054,100,000 |
△ 5,547,200,000 |
|
第2項 一般会計 出 資 金 |
4,108,919,000 |
0 |
4,108,919,000 |
0 |
0 |
4,108,919,000 |
4,465,118,734 |
356,199,734 |
|
第3項 国庫補助金 |
5,104,200,000 |
528,500,000 |
5,632,700,000 |
2,803,022,560 |
0 |
8,435,722,560 |
5,249,299,132 |
△ 3,186,423,428 |
|
第4項 工事受託金 |
59,075,000 |
0 |
59,075,000 |
0 |
0 |
59,075,000 |
31,094,663 |
△ 27,980,337 |
〔うち、仮受消費税及び地方消費税 2,826,787円〕 |
第5項 負担金 |
514,224,000 |
0 |
514,224,000 |
0 |
0 |
514,224,000 |
748,136,858 |
233,912,858 |
〔うち、仮受消費税及び地方消費税 26,083,367円〕 |
第6項 水洗化貸付 事業収入 |
13,626,000 |
0 |
13,626,000 |
0 |
0 |
13,626,000 |
5,324,000 |
△ 8,302,000 |
|
第7項 固定資産 売却代金 |
55,631,000 |
0 |
55,631,000 |
0 |
0 |
55,631,000 |
1,647,082 |
△ 53,983,918 |
|
支 出
区 分 |
予 算 額 |
決 算 額 |
翌 年 度 繰 越 額 |
不 用 額 |
備 考 |
||||||||
当初予算額 |
補正予算額 |
流 |
小 計 |
地方公営企業法 |
継続 |
合 計 |
地方公営企業 |
継続 |
合 計 |
||||
第1款 資本的支出 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
|
第1項 建設改良費 |
16,035,993,000 |
1,158,000,000 |
0 |
17,193,993,000 |
7,838,670,063 |
0 |
25,032,663,063 |
15,160,690,708 |
9,305,738,617 |
0 |
9,305,738,617 |
566,233,738 |
うち、仮払消費税及 |
第2項 償還金 |
44,643,922,000 |
0 |
0 |
44,643,922,000 |
0 |
0 |
44,643,922,000 |
44,544,305,591 |
0 |
0 |
0 |
99,616,409 |
|
第3項 水洗化貸付 |
13,191,000 |
0 |
0 |
13,191,000 |
0 |
0 |
13,191,000 |
4,463,000 |
0 |
0 |
0 |
8,728,000 |
|
(注) 資本的収入額(翌年度繰越財源充当額884,338,617円を除く。)が、資本的支出額に対して不足する額20,039,077,447円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額769,659,721円、繰越
工事資金627,253,803円、当年度分損益勘定留保資金17,443,558,426円及び減債積立金1,198,605,497円をもって補塡した。
令和4 年度広島市下水道事業損益計算書
(令和4年4月1日から令和5年3月31日まで)
(単位:円)
1 営業収益
⑴ 下水道使用料 18,620,213,907
⑵ 一般会計負担金 13,993,349,494
⑶ その他営業収益 177,782,131 32,791,345,532
2 営業費用
⑴ 管きょ費 719,506,980
⑵ 水質指導費 50,381,935
⑶ ポンプ場費 2,188,384,377
⑷ 処理場費 5,500,570,357
⑸ 普及促進費 73,348,480
⑹ 水洗化貸付事業費 10,662,624
⑺ 業務費 958,815,601
⑻ 総係費 523,364,065
⑼ 特環公共下水道費 98,056,469
⑽ 農業集落排水費 220,772,557
⑾ 浄化槽費 65,033,923
⑿ 減価償却費 26,646,058,467
⒀ 資産減耗費 402,403,799 37,457,359,634
営業損失 4,666,014,102
3 営業外収益
⑴ 受取利息 62,859
⑵ 負担金 60,819,130
⑶ 一般会計補助金 31,458
⑷ 長期前受金戻入 9,604,003,840
⑸ 雑収益 37,024,288 9,701,941,575
4 営業外費用
⑴ 支払利息及び
企業債取扱諸費 4,396,332,686
⑵ 雑支出 193,173,852 4,589,506,538 5,112,435,037
経常利益 446,420,935
5 特別利益
⑴ 過年度損益修正益 3,895,810
⑵ その他特別利益 2,506,758 6,402,568
6 特別損失
⑴ 過年度損益修正損 4,840,387
⑵ その他特別損失 1,880 4,842,267 1,560,301
当年度純利益 447,981,236
前年度繰越利益剰余金 0
その他未処分利益剰余金
変動額 1,198,605,497
当年度未処分利益剰余金 1,646,586,733
令和4 年度広島市下水道事業剰余金計算書
(令和4年4月1日から令和5年3月31日まで)
資 本 金 |
剰余金 |
資本合計 |
|||||||||||||
資本剰余金 |
利益剰余金 |
||||||||||||||
受贈財産 |
国庫補助金 |
県補助金 |
受益者 |
受益者 |
工事負担金 |
そ の 他 |
資本剰余金 |
減債積立金 |
未処分利益剰余金 |
利益剰余金 |
|||||
前年度末残高 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
円 |
||
前年度処分額 |
1,373,937,342 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,049,566,207 |
△ 2,423,503,549 |
△ 1,373,937,342 |
0 |
||
議会の議決による |
1,373,937,342 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,049,566,207 |
△ 2,423,503,549 |
△ 1,373,937,342 |
0 |
||
減債積立金 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,049,566,207 |
△ 1,049,566,207 |
0 |
0 |
||
資本金への |
1,373,937,342 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
△ 1,373,937,342 |
△ 1,373,937,342 |
0 |
||
処分後残高 |
116,018,493,060 |
9,245,546,957 |
21,432,966,611 |
223,100,524 |
202,670,890 |
3,199,766 |
6,104,662,112 |
283,174,807 |
37,495,321,667 |
2,248,171,704 |
(繰越利益剰余金) |
2,248,171,704 |
155,761,986,431 |
||
当年度変動額 |
4,465,118,734 |
799,139 |
709,192 |
0 |
0 |
0 |
296,948,265 |
8,417,277 |
306,873,873 |
△ 1,198,605,497 |
1,646,586,733 |
447,981,236 |
5,219,973,843 |
||
資本剰余金の |
0 |
799,139 |
709,192 |
0 |
0 |
0 |
296,948,265 |
8,417,277 |
306,873,873 |
0 |
0 |
0 |
306,873,873 |
||
減債積立金の |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
△ 1,198,605,497 |
1,198,605,497 |
0 |
0 |
||
一般会計 |
4,465,118,734 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4,465,118,734 |
||
当年度純利益 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
447,981,236 |
447,981,236 |
447,981,236 |
||
当年度末残高 |
120,483,611,794 |
9,246,346,096 |
21,433,675,803 |
223,100,524 |
202,670,890 |
3,199,766 |
6,401,610,377 |
291,592,084 |
37,802,195,540 |
1,049,566,207 |
(当年度未処分利益剰余金) |
2,696,152,940 |
160,981,960,274 |
令和4 年度広島市下水道事業剰余金処分計算書
資 本 金 |
資 本 剰 余 金 |
未処分利益剰余金 |
||
当年度末残高 |
円 |
円 |
円 |
|
議会の議決による処分額 |
1,198,605,497 |
0 |
△ 1,646,586,733 |
|
減債積立金の積立 |
0 |
0 |
△ 447,981,236 |
|
資本金への組入れ |
1,198,605,497 |
0 |
△ 1,198,605,497 |
|
処分後残高 |
121,682,217,291 |
37,802,195,540 |
(繰越利益剰余金) |
令和4年度広島市下水道事業貸借対照表
(令和5年3月31日)
(単位:円)
資 産 の 部
1 固定資産
⑴ 有形固定資産
イ 土地 52,272,954,763
ロ 建物 40,029,023,301
減価償却累計額 △ 28,119,449,249 11,909,574,052
ハ 構築物 1,137,556,825,606
減価償却累計額 △ 511,557,678,632 625,999,146,974
ニ 機械及び装置 167,793,979,746
減価償却累計額 △ 107,433,125,496 60,360,854,250
ホ 車両運搬具 81,205,368
減価償却累計額 △ 64,798,445 16,406,923
ヘ 工具・器具及び備品 130,964,961
減価償却累計額 △ 105,683,948 25,281,013
ト 建設仮勘定 8,476,150,947
有形固定資産合計 759,060,368,922
⑵ 無形固定資産
イ 地上権 909,417
ロ 施設利用権 4,542,907,700
ハ 電話加入権 16,510,003
ニ ソフトウェア 1
ホ 著作権 639,997
無形固定資産合計 4,560,967,118
⑶ 投資その他の資産
イ 水洗便所改造資金貸付金 3,474,000
ロ し尿浄化槽
廃止資金貸付金 3,679,000
ハ 出資金 132,175,000
ニ 破産更生債権等 2,562,836
貸倒引当金 △ 2,001,838 560,998
投資その他の資産合計 139,888,998
固定資産合計 763,761,225,038
2 流動資産
⑴ 現金預金 7,302,607,051
⑵ 未収金 2,342,825,560
貸倒引当金 △ 95,357,313 2,247,468,247
⑶ 有価証券 6,000,000
⑷ 前払金 1,570,901,102
流動資産合計 11,126,976,400
資産合計 774,888,201,438
負 債 の 部
3 固定負債
⑴ 企業債
イ 建設改良費等の財源に
充てるための企業債 324,991,059,275
ロ その他の企業債 136,604,714
企業債合計 325,127,663,989
⑵ 長期借入金
イ 水洗便所改造資金
貸付借入金 2,198,000
ロ し尿浄化槽廃止資金
貸付借入金 1,350,000
長期借入金合計 3,548,000
固定負債合計 325,131,211,989
4 流動負債
⑴ 企業債
イ 建設改良費等の財源に
充てるための企業債 44,598,852,530
ロ その他の企業債 22,567,937
企業債合計 44,621,420,467
⑵ 未払金 7,853,059,471
⑶ 前受金 1,400,697
⑷ 引当金
イ 賞与引当金 182,034,000
引当金合計 182,034,000
⑸ その他流動負債 534,361,859
流動負債合計 53,192,276,494
5 繰延収益
⑴ 長期前受金
イ 受贈財産評価額 81,243,169,174
収益化累計額 △ 44,518,683,557 36,724,485,617
ロ 国庫補助金 327,636,856,831
収益化累計額 △ 163,852,572,099 163,784,284,732
ハ 県補助金 7,899,909,378
収益化累計額 △ 3,095,907,723 4,804,001,655
ニ 受益者負担金 10,161,370,028
収益化累計額 △ 5,500,758,569 4,660,611,459
ホ 受益者分担金 1,398,088,945
収益化累計額 △ 308,238,193 1,089,850,752
ヘ 工事負担金 47,203,431,512
収益化累計額 △ 22,809,246,264 24,394,185,248
ト その他長期前受金 249,092,127
収益化累計額 △ 123,758,909 125,333,218
長期前受金合計 235,582,752,681
繰延収益合計 235,582,752,681
負債合計 613,906,241,164
資 本 の 部
6 資本金 120,483,611,794
7 剰余金
⑴ 資本剰余金
イ 受贈財産評価額 9,246,346,096
ロ 国庫補助金 21,433,675,803
ハ 県補助金 223,100,524
ニ 受益者負担金 202,670,890
ホ 受益者分担金 3,199,766
ヘ 工事負担金 6,401,610,377
ト その他資本剰余金 291,592,084
資本剰余金合計 37,802,195,540
⑵ 利益剰余金
イ 減債積立金 1,049,566,207
ロ 当年度未処分利益剰余金 1,646,586,733
利益剰余金合計 2,696,152,940
剰余金合計 40,498,348,480
資本合計 160,981,960,274
負債資本合計 774,888,201,438
円グラフ 略〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰
令和5年度第1回広島市安芸市民病院事業の業務状況
1 事業の概況
令和5年度上半期(自令和5年4月1日至同年9月30日)
における広島市安芸市民病院事業の概況は、次のとおりです。
⑴ 患者の利用状況
今期の入院患者の延数は2万1,642人で、前年同期に
比べ1,875人(8.0%)減少しました。
また、外来患者の延数は1万9,968人で、前年同期に
比べ2,081人(9.4%)減少しました。
患者数の比較
年度 区分 |
令和5年度 |
令和4年度 |
比 較 |
||
増 △ 減 |
増減率 |
||||
入院 |
延数 |
人 |
人 |
人 |
% |
一日 |
118.3 |
128.5 |
△ 10.2 |
△ 7.9 |
|
外来 |
延数 |
19,968 |
22,049 |
△ 2,081 |
△ 9.4 |
一日 |
161.0 |
179.3 |
△ 18.3 |
△ 10.2 |
|
合計 |
延数 |
41,610 |
45,566 |
△ 3,956 |
△ 8.7 |
一日 |
279.3 |
307.8 |
△ 28.5 |
△ 9.3 |
⑵ 工事の状況
今期の工事の状況は、次表のとおりです。
工事名 |
本年度施行内容 |
本年度工事費 |
着工年月日 |
完了(予定)年月日 |
機能訓練棟解体その他工事 |
同左 |
円 |
R4.12.16 |
R5.7.7 |
A館(仮称)新築その他工事 |
同左 |
572,160,600 |
R5.6.16 |
R9.3.15 |
A館(仮称)新築その他エレベーター設備工事 |
準備工事 |
0 |
R5.6.22 |
R7.6.30 |
A館(仮称)新築その他機械設備工事 |
準備工事 |
0 |
R5.7.10 |
R9.3.15 |
A館(仮称)新築その他工事監理業務 |
同左 |
6,217,794 |
R5.7.26 |
R9.3.15 |
A館(仮称)新築その他電気設備工事 |
準備工事 |
0 |
R5.8.8 |
R9.3.15 |
合 計 |
684,353,394 |
- |
- |
⑶ 医療機器の整備状況
今期の医療機器の整備の状況は、該当ありません。
2 経理の状況
令和5年度上半期の予算執行状況は、次のとおりです。
⑴ 収益的収支の状況
今期の収益的収入は10億3,404万5,525円で、前
年同期に比べ3.5%減少しました。
また、収益的支出は9億2,947万6,776円で、前年
同期に比べ3.3%増加しました。
収 入
区 分 |
令 和 5 年 度 |
前年同期収入 |
比 較 |
|||||
予 算 額 |
収 入 額 |
執行率 |
増 △ 減 |
増減率 |
||||
病院事業収益 |
円 |
円 |
% |
円 |
円 |
% |
||
医業収益 |
2,000,766,000 |
944,535,359 |
47.2 |
981,678,742 |
△ 37,143,383 |
△ 3.8 |
||
入院収益 |
1,408,124,000 |
661,000,835 |
46.9 |
683,637,447 |
△ 22,636,612 |
△ 3.3 |
||
外来収益 |
489,302,000 |
235,647,546 |
48.2 |
245,834,759 |
△ 10,187,213 |
△ 4.1 |
||
その他医業収益 |
103,340,000 |
47,886,978 |
46.3 |
52,206,536 |
△ 4,319,558 |
△ 8.3 |
||
医業外収益 |
198,893,000 |
89,282,578 |
44.9 |
89,583,778 |
△ 301,200 |
△ 0.3 |
||
特別利益 |
952,000 |
227,588 |
23.9 |
141,987 |
85,601 |
60.3 |
支 出
区 分 |
令 和 5 年 度 |
前年同期支出 |
比 較 |
|||||
予 算 額 |
支 出 額 |
執行率 |
増 △ 減 |
増減率 |
||||
病院事業費 |
円 |
円 |
% |
円 |
円 |
% |
||
医業費用 |
2,160,782,000 |
916,850,874 |
42.4 |
889,280,052 |
27,570,822 |
3.1 |
||
給与費 |
11,438,000 |
3,592,425 |
31.4 |
3,536,182 |
56,243 |
1.6 |
||
経費 |
2,082,218,000 |
913,258,449 |
43.9 |
885,743,870 |
27,514,579 |
3.1 |
||
その他 |
67,126,000 |
0 |
0.0 |
0 |
0 |
- |
||
医業外費用 |
30,757,000 |
9,922,812 |
32.3 |
9,799,365 |
123,447 |
1.3 |
||
特別損失 |
3,676,000 |
2,703,090 |
73.5 |
989,826 |
1,713,264 |
173.1 |
||
予備費 |
5,000,000 |
0 |
0.0 |
0 |
0 |
- |
⑵ 資本的収支の状況
今期の資本的収入は1億3,243万4,000円で、前年
同期に比べ31.7%減少しました。
また、資本的支出は1億6,975万3,457円で、前年
同期に比べ139.1%増加しました。
収 入
区 分 |
令 和 5 年 度 |
前年同期収入 |
比 較 |
||||
予 算 額 |
収 入 額 |
執行率 |
増 △ 減 |
増減率 |
|||
資本的収入 |
円 |
円 |
% |
円 |
円 |
% |
|
企業債 |
788,500,000 |
15,900,000 |
2.0 |
77,400,000 |
△ 61,500,000 |
△ 79.5 |
|
負担金 |
116,534,000 |
116,534,000 |
100.0 |
116,405,000 |
129,000 |
0.1 |
|
固定資産売却代金 |
1,700,000 |
0 |
0.0 |
0 |
0 |
- |
支 出
区 分 |
令 和 5 年 度 |
前年同期支出 |
比 較 |
|||||
予 算 額 |
支 出 額 |
執行率 |
増 △ 減 |
増減率 |
||||
資本的支出 |
円 |
円 |
% |
円 |
円 |
% |
||
建設改良費 |
788,500,000 |
105,975,000 |
13.4 |
0 |
105,975,000 |
皆増 |
||
改良費 |
788,500,000 |
105,975,000 |
13.4 |
0 |
105,975,000 |
皆増 |
||
資産購入費 |
0 |
0 |
- |
0 |
0 |
- |
||
企業債償還金 |
128,359,000 |
63,778,457 |
49.7 |
70,989,105 |
△ 7,210,648 |
△ 10.2 |
3 資産、企業債及び長期借入金の現在高
令和5年9月30日現在の資産、企業債及び長期借入金の現
在高は、次表のとおりです。
区 分 |
金 額 |
|
資産の現在高 |
固 定 資 産 |
円 |
流 動 資 産 |
467,295,871 |
|
計 |
3,407,340,664 |
|
企業債の現在高 |
1,171,526,924 |
|
長期借入金の現在高 |
41,908,733 |
4 令和4年度決算の状況
令和4年度決算の状況は、次のとおりです。
⑴ 収益的収支の状況
事業収益は、21億7,170万7,186円で、前年度と
比較して5,663万931円(2.7%)増加しました。こ
のうち、入院・外来収益の合計は、19億1,086万5,6
77円で、入院・外来の1人1日当たり収入の増等により、
前年度と比較して6,582万6,463円(3.6%)増加
しました。
一方、事業費用は、21億6,999万9,391円で、前
年度と比較して5,361万5,281円(2.5%)増加し
ました。費用が増加した主な理由は、外来収益の増加に伴い
診療報酬交付金が増加したこと等により、負担金補助及び
交付金が前年度と比較して7,238万1,384円(3.
8%)増加したこと等によるものです。
この結果、収益的収支は170万7,795円の純利益と
なり、130万7,855円の赤字であった前年度と比較し
て収支が301万5,650円改善しました。
⑵ 資本的収支の状況
資本的収入は、3億6,360万4,412円に対して、資
本的支出は、3億2,832万2,612円ですが、資本的
収入のうち7,740万円は前年度財源充当額であるため、
4,211 万8,200円の資本的収支不足額を生じました。
この不足額は、過年度分損益勘定留保資金等で補塡しまし
た。
⑶ 欠損金処理の状況
未処理欠損金は、前年度からの繰越欠損金5億5,794
万3,601円から当年度純利益170万7,795円を差し
引き、5億5,623万5,806円となりました。この欠損
金は、令和5年度に繰り越しました。
号外第6号
令和6年3月15日
発行所
広島市役所
(企画総務局法務課)
広島市中区国泰寺町一丁目6番34号