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サポートファイルについて【令和5年度のサポートファイル研修会は全て終了しました】

ページ番号:0000004684 更新日:2023年12月16日更新 印刷ページ表示

心をつなぐサポートファイルひろしま結愛(ゆい)

 障害のあるお子さんの保護者の悩みの一つとして、ライフステージにおいて関係する機関が変わるごとに、これまで受けてきた支援の内容やお子さんの特徴などを初めから説明しなくてはならず、さらに説明した内容が十分に伝わらず、支援に反映されないということがありました。
 また、障害のある子どもを残し保護者が先立つ不安から、将来、適切な支援を受けられるための記録を残すことが求められてきました。

サポートファイルとは?

 サポートファイルは、こういった悩みや不安を少しでも解消するため、保護者がお子さんとの日々の関わりや病院、福祉施設、保育園、学校等で受けた支援内容などを書き綴り、「記録・保管」する広島県内統一のファイル形式の記録ノートです。
 また、これを関係機関へ提示することで、「正確な情報の伝達」が図られ、お子さんが乳幼児期、学齢期、青年・成人期のライフステージを通して、一貫したより良い支援が受けられるようにするためのものです。

サポートファイルに記入できる内容

  • サポートファイル生育歴など支援の基本となる情報
  • アレルギーなど緊急時の対応に必要な情報
  • 睡眠、食事など支援の際の各時期の特性を考慮した情報
  • こんな子になってほしいなどの保護者の願い など

※平成20年度より配付していた「発達障害者のためのサポートファイル」は平成21年度より広島県内統一版「心つなぐサポートファイルひろしま結愛~yui~」に変更いたしました。

サポートファイルの特徴

「記録・保管」ができるサポートファイル

  • お子さんとの日々の生活の中で工夫されている関わり方、新しい対応を発見されたときサポートファイルへ記録することができます。
  • お子さんの状況を記入していくことにより、成長の過程を振り返ったり、新しい対応や工夫を考えるきっかけになります。
  • 母子健康手帳、個別の教育支援計画、診断書、検査記録、サービス受給者証、福祉施設の各種記録など一緒にとじることでお子さんの情報を整理し、保管することができます。

「正確な情報の伝達」ができるサポートファイル

  • 保育所、幼稚園、学校、病院、福祉施設などで支援者が変わる時や、入学、入社、福祉サービスの申請など新たに関係機関と関わり始める時に、支援者にサポートファイルを見てもらうことで、正確な情報を伝えることができます。
  • 送迎などの短時間の支援、食事や宿泊を伴うショートステイの利用など、場面に応じて必要なページをファイルから取り外して、相手へ伝えることができます。
  • 監護能力の低下など保護者がお子さんの情報を説明できなくなった場合に、支援者が一から手探りではなく、詳細な情報を伝えることができます。

配付場所・対象者

 障害のある方の保護者へ以下の場所で配付しています。

配付窓口

電話番号

広島市こども療育センター療育相談所(地域支援室)

(082)263-0683

広島市北部こども療育センター療育相談室

(082)814-5801

広島市西部こども療育センター療育相談室

(082)943-6831

 手続方法、記載方法など詳細については、各配付窓口へお問い合わせください。

利用するにあたって

  • 原則として、保護者がお子さんの情報をファイルに記入・保管してください。
    分からないことについては、支援者に協力してもらいながら記入してください。
  • お子さんの成長に応じて、内容を随時修正してください。
    古いページも大切に保存すると、大事な記録となります。
  • すべての項目を記入する必要はありません。
    お子さんの必要となる項目、相手に伝えたい項目を記入してください。
    思い出せない部分は空白でもかまいません。後で思い出したときに記入してください。
  • 記入に負担を感じられたら、まずはフェイスファイルと各期にある生活シート(概要版)を記入してみてください。
  • イラストやシール、お子さんの写真や描いた絵などを貼ったりするなど、ご自分にあった使い方をしてください。
  • ページ内に書ききれない場合や、用紙を無くされた場合は、必要に応じて用紙を下記ファイルからダウンロードしてご利用ください。

【終了】令和5年度のサポートファイルの書き方などを説明する研修会を開催します。

今年度のサポートファイル研修会は全て終了しました。

サポートファイルの改定について

 平成21年度に発行されたサポートファイルですが、発行後10年以上経過したことから、障害福祉施策改正内容の反映や、様々な特性に応じて活用できるよう項目の追加等の見直しを行いました。
 また、改定に合わせて、新しくサポートファイル別冊「親心の記録」ファイルを作成しました。「親心の記録」は、権利を守る制度を含む 保護者の高齢化・親亡き後のためのファイルです。将来、成年後見制度を利用する際にも必要な項目が含まれています。極めて重要な個人情報を記入することになるので,取扱い・保管には十分注意してください。

 リーフレット(広島県作成) [PDFファイル/1.27MB]


 なお、改定前のサポートファイルをお持ちの方は、下記のダウンロードファイルを印刷していただき、ご利用くださいますようお願いいたします。

サポートファイルmini

 持ち運びがしやすい形状で、受診や相談の都度記入することができ、サポートファイルと合わせてご活用いただける「サポートファイルmini」を作成しました。

  • お子さんが受けた医療や、福祉の相談・支援などについて記録することにより、支援の履歴を把握することができます。
  • お子さんとのコミュニケーションのとり方、診察や支援に当たって配慮が必要な事項などを記入することができます。
  • 必要な記録は、サポートファイルに転記することもできます。
  • 折りたたむと母子健康手帳にはさみ込むことができます。お子さんの情報を伝える際の資料・記録としてご利用ください。 

【配付について】

サポートファイルの配付窓口で、合わせて配付します(サポートファイルminiだけを配付することもできます。)。

【ダウンロードについて】

このホームページの下部のファイルをダウンロードして印刷することでお使いいただけます。
その際、次のことにお気を付けください。

  1. B4判の用紙を使用してください。
  2. 表と裏を両面(短辺綴じ)で印刷して、記載されているとおりに折りたたむと母子健康手帳にはさみ込める大きさになります。

関連情報

こども療育センター

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