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広島市の感染症最新情報/最新週のトピックス

ページ番号:0000000294 更新日:2024年10月30日更新 印刷ページ表示

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2024年第43週(10月21日~10月27日)

感染症週報 [PDFファイル/230KB]

発生動向一覧表 ・ 過去5週間の動向

各区別・疾患別報告数(表) [PDFファイル/315KB]

年齢階層別報告数(表) [PDFファイル/118KB]

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1 マイコプラズマ肺炎

 定点当たり6.17人の報告があり、多い状況が続いています。肺炎マイコプラズマという細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症で、小児や若い人の肺炎の原因として、比較的多いものの一つです。
 長引く咳が特徴で、感染経路は飛沫感染と接触感染です。手洗いの励行、咳エチケットなど、感染予防対策を心がけましょう。​

マイコプラズマ肺炎の流行状況

2 感染性胃腸炎

 定点当たり4.09人の報告があり、増加が続いています。こまめな手洗い、便・吐物の適切な処理、次亜塩素酸ナトリウムを用いた消毒など、感染予防対策を心がけましょう。​

3 百日咳

 7件の報告があり、今年の累計は23件となりました。

4 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

 定点当たり1.00人の報告がありました。引き続き、基本的な感染予防対策に取り組みましょう。​

「感染対策のポイント」はこちら

定点把握感染症報告状況(週報対象)

定点把握感染症報告状況(週報対象)

全数把握感染症報告状況(全数把握疾患報告数(2000年~最新週)

全数把握感染症報告状況

新たに判明した病原体検出状況

新たに判明した病原体検出状況

【参考】百日咳について

 百日咳は、百日咳菌によって起こる急性の気道感染症で、感染経路は飛沫感染と接触感染です。患者は小児が中心ですが、いずれの年齢でもかかります。

 7~10日程度の潜伏期間を経て、かぜ様症状で始まり、次第に咳の回数が増えて程度も激しくなります。短い咳が連続的に起こり、息を吸う時に笛のような音が出る発作性の咳となり、しばしば嘔吐を伴います。

 成人の場合は、咳が長期にわたって持続しますが、典型的な症状を示すことが少なく百日咳とわかりにくいため、周囲に感染を広げてしまうことがあり、注意が必要です。

 肺炎や脳症などを合併することもあり、1歳以下の乳児、特に生後6か月未満の乳児は重症化のリスクが高く、注意が必要です。予防にはワクチン接種が有効です。定期接種対象者は早めに接種を受けましょう。

広島市の百日咳 年齢階層別報告数

【参考】

 百日咳とは(国立感染症研究所)https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/477-pertussis.html<外部リンク>

 

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