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広島市の感染症最新情報/最新週のトピックス

ページ番号:0000000294 更新日:2024年5月1日更新 印刷ページ表示

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2024年第17週(4月22日~4月28日)

感染症週報 [PDFファイル/228KB]

発生動向一覧表 ・ 過去5週間の動向

各区別・疾患別報告数(表) [PDFファイル/315KB]

年齢階層別報告数(表) [PDFファイル/116KB]

コメント

1 RSウイルス感染症

 定点当たり1.57人の報告がありました。前週と比較して減少しましたが、多い状況が続いています。

2 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

 定点当たり2.00人の報告があり、前週と比べてやや増加しました。全国でも、減少速度が鈍化しており、注意が必要です。引き続き、基本的な感染予防対策に取り組みましょう。​

新型コロナウイルス感染症の流行状況

「感染対策のポイント」はこちら

3 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 定点当たり3.57人の報告があり、多い状況が続いています。感染経路は、飛沫感染や接触感染で、2~5日の潜伏期を経て、突然の発熱、のどの痛み、全身倦怠感、苺舌などの症状が現れます。咳エチケットの励行や手洗いなどの感染予防対策を心がけましょう。​

新型コロナウイルス感染症の流行状況

4 感染性胃腸炎

 定点当たり7.48人の報告があり、増加傾向です。こまめな手洗い、便・吐物の適切な処理、次亜塩素酸ナトリウムを用いた消毒など感染予防対策を心がけましょう。​

定点把握感染症報告状況(週報対象)

定点把握感染症報告状況(週報対象)

全数把握感染症報告状況(全数把握疾患報告数(2000年~最新週)

全数把握感染症報告状況

​【参考】広島市におけるRSウイルス感染症の年齢階層別報告数(2024年累積)  

 広島市における小児科定点からのRSウイルス感染症累積報告数(257件)を年齢階層別にみると、1歳が87件(33.9%)と最も多く、3歳以下の報告数が全体の92.2%を占めています。  
 RSウイルス感染症の症状は発熱、鼻汁などの軽い風邪様症状から重い肺炎まで様々です。多くは軽症で自然軽快しますが、生後6か月以内の乳児などは、細気管支炎や肺炎などを起こし重症化することもあります。  
 感染を予防するには、おもちゃや手すりなど手の触れる部分のアルコールや塩素系消毒剤などでの消毒、流水・石鹸による手洗いや咳エチケットが大切です。

小児科定点からのRSウイルス感染症 年齢階層別報告数 2024年累積(第17週現在)

RSウイルス感染症の重症化リスクが高い方 

  • 生後6か月以内の乳児 
  • 早産児や生後24か月以下で心肺に基礎疾患を有する小児 
  • 神経・筋疾患又は免疫不全の基礎疾患を有する小児 
  • 慢性呼吸器疾患などの基礎疾患を有する高齢者 

【参考】RSウイルス感染症Q&A (厚生労働省)https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/rs_qa.html<外部リンク>

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